Sachtler(ザハトラー)のビデオ三脚用フルード雲台は、ハーフボールをボールアダプターに載せ、下側からボールクランプロックノブを締め付けて固定する構造になっています。純正のロックノブが割れたことをきっかけに、安価な社外製のHaoge Tie Down Short Threadedノブを購入しましたが、なかなか優秀な製品だったので、純正品との比較や取り付け風景をご紹介していきます!
※今回はザハトラー用をご紹介しますが、マンフロットのビデオ雲台に対応したロックノブも販売されています。
Sachtler用
純正ボールクランプロックノブとの比較
空港や松島基地でカメラをブンブン振り回しながら撮影していましたが、ブルーインパルスを撮影している時に、ついにSachtler純正の75mmボール用クロスノブが割れてしまいました!
そろそろ危ないかもとは思っていたのですが、ザハトラーFSB8を購入してから約12年も経過していたので、経年劣化や繰り返し加わった衝撃が原因だったのかもしれませんね・・。
画像左側が今回購入した、Sachtlerのハーフボール雲台に対応するHaoge Tie Down Short Threadedノブ(TBA-AD-S)です。
クロスノブやロックハンドル、クランプノブなど色々な名称で呼ばれていますが、Sachtlerではタイダウン(Tiedown)という名称でも案内されており、雲台の下側にあるネジに締め付けて、ボールアダプターに固定するためのパーツです。
日本国内ではホビーズワールド(Hobby’s World)さんもオリジナルのハーフボールアダプターやクランプノブをリリースしていましたが、予算の都合でクランプノブは激安品にしました・・。
Gitzo GT5562GTSに取り付けているハーフボールアダプターは、ホビーズワールドさんの製品なので、精度が高くてお気に入り!機会があったら是非ウェブサイトを閲覧してみてくださいね。
長くてカーボンチューブに接触する、ローアングル撮影ができない、経年劣化による強度への不安など、純正75mmボール用クロスノブにはそこそこデメリットがありましたが、今回購入したHaoge Tie Down Short Threadedノブは、高さ58mmとコンパクトで、純正品の半分以下まで長さが抑えられています。
自宅に届いた時は小さすぎて不安でしたが、受け皿のサイズは純正クロスノブと同じだったので、75mmハーフボールのFSB8にも問題なく使用できそうです。
ただし、固定用のイモネジは初期状態での締め付けが甘かったため、六角レンチで強めに締め直すか、ネジロック剤を使用して緩みを防ぐ必要があります。取り付け前に確認しておきたい部分ですが、ひとまず三脚に取り付けてみたいと思います!
Sachtler FSB8の純正ノブから交換しました
ホビーズワールド(Hobby’s World)さんのジッツォ(Gitzo)5型向けオリジナルハーフボールアダプターにSachtler FSB8を取り付けていますが、Haoge Tie Down Short Threadedノブとの相性はばっちりみたいです!
純正品は長いので締め付けや雲台の角度調整を行いやすいメリットがありましたが、ショートノブは短くなった分だけ角度調整が少し難しくなります。ただし、慣れればそれほど気にならず、締め付け力も十分なので、実用上の問題はありませんでした。
また、ショートノブに交換すると見た目もスッキリして、ハンドル部にはポケットWi-Fiのストラップも引っかけられました!
雲台の各調整ダイヤルを最大に設定して、パン・チルト方向にしばらく動かしてみましたが、クランプノブによる固定はしっかりしており、これ以上は高速で動かさないだろうと思えるような速さでブンブン振り回してもビクともしません!
実際にブルーインパルスの基地上空訓練やF-2のハイレートクライム、仙台空港RWY27ENDで高速パン撮影を繰り返しても、フィッティングや固定状態に問題はなく、ブルーインパルスのような激しいアクロバット飛行を追いかける撮影でも、十分な固定力を発揮してくれました!
通常使用での固定性能には問題ありませんが、三脚が転倒した際にHaogeのノブが割れてしまったことはあります。普段の撮影では十分な強度を感じられるものの、転倒などで強い衝撃が加わった場合の耐久性には注意が必要です。
純正では難関だったローアングル撮影も出来そう!
ザハトラー純正75mmボール用ロングクロスノブの場合は、地面に接触してローアングル撮影ができませんでしたが、ショートノブに交換したことで、ジッツォジャイアントの脚を地面に接触するギリギリまで下げられるようになりました。
画像では接触しているように見えますが、実際には地面との間に2mmぐらいの隙間があり、ギリギリのところで止まっています!
ここまで低くすると、カメラの水平調整やノブの操作は容易ではありませんが、締め付けること自体は可能なので、純正のロングノブでは難しかったローアングル撮影にも対応できるようになりました。
純正のロングノブではカーボンチューブと接触して完全に脚を閉じることができませんでしたが、ショートノブであれば、脚を完全に閉じてもカーボンチューブに接触することはありませんでした。
商品の対応機種にはFSB6、FSB6T、FSB8、FSB8T、DV10、DV12が記載されており、75mmと100mmのハーフボール雲台が含まれています。ネジ規格はM10で共通していますが、実際に取り付けて検証したのはFSB8のみなので、ほかの雲台との適合性は未確認です。少なくとも今回使用したSachtler FSB8の75mmハーフボール雲台との相性は良く、純正ノブの交換用として快適に使用できました!
※ザハトラー純正75mm用のクランプノブを100mmの雲台に流用したり、その逆の組み合わせで使用する例もありますが、ネジ規格が同じでも、雲台やボールアダプターの形状によって適合条件が異なる可能性があるため、購入前に対応機種を確認した方が良いでしょう。
Haoge Tie Down Short Threadedノブfor流体ヘッドボウルアダプタ Sachtler用は、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングの中からお買い求めいただけます!
Manfrotto用は、Haoge TBA-AD Short Threadedノブfor流体ヘッドボウルアダプタの名称で、各ECサイトにてお買い求めいただけます。
なお、今回ご紹介したHaogeのザハトラー用ロックノブはネジ規格がM10、マンフロット用は3/8-16となっているため、両製品のネジ部には互換性がありません。購入する際は、対応するメーカーと雲台の型番を間違えないようにご注意ください!














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