Sonyの新機種 α7R Ⅳがついに発表!スペックが凄すぎる写真と動画の撮影機能!

Sonyの新機種 α7R Ⅳがついに発表!スペックが凄すぎる写真と動画の撮影機能!

2019年7月16日の夜についに発表となったSony製フルサイズミラーレスの新機種は、6000万画素オーバーのセンサー搭載でピクセルシフト撮影では2億4千万画素にもなる化け物スペックのα7R Ⅳ(ILCE-7RM4)でした!このカメラの動画と写真のスペックがどのぐらい凄いのか見てみましょう!

α7RⅣはどのぐらい凄いのか?話題の新機種のスペックとは?

相変わらずの数字お化けな最新機種α7RⅣが先日発表となり驚かされましたね!私的にはそろそろ動画用途向けの化け物スペックなα7SⅢが発表されるのかと予想していたのですが、どうやらそれは違かったようです。
そんなまさかの発表となったα7RⅣのスペックや気になる点をまとめてみました!

>α7RⅣの外観

フルサイズミラーレスカメラSony α7RⅣの上面
出典:ソニーUKプレスリリース
フルサイズミラーレスカメラである事を感じさせないコンパクトさと一眼レフカメラが持つグリップの握りやすさを兼ね備えたような美しいフォルムをしています。
上面のダイヤルやボタン等は全て右側に集約されているような感じですので、三脚のパンバーやジンバルのアームが右側にある時は、操作系で少々気になる部分となってしまいそうですが、さほど問題にはならなさそうです(どのカメラも同じようなもんですが)。

フルサイズミラーレスカメラSony α7RⅣの背面
出典:ソニーUKプレスリリース
基本的な配置は変わっていないようですが、とても扱いやすい背面ホイールは健在で、AF-ONのボタンもA7R3から大きくなっている様子です。
動画用途では気になるRECボタンですが、R3と比較すると一段分ぐらい下に下がっている様子、動画撮影時は右手が忙しくなりそうなので、C3に割り当てられれば嬉しい感じがします。
背面モニターは1,440,000ドットの3.0型TFT液晶なので、チルト機構上107°、下約41°とα7RⅢから変わらずですが、ファインダーが5,760,000ドットとα7RⅢの3,686,400ドットから大きく画素数を伸ばしています。

お化けスペックの6000万画素オーバー機!その凄い所!

α7RⅣは世界初となる6100万画素のフルサイズExmore R CMOSセンサーを搭載して最大9504×6336の超高解像度で撮影が出来るそうで、ピクセルマルチシフトでは2億4千万画素という桁違いのスペックを叩き出しています。
そんなの必要なのか?と言われればそれまでですが、望遠レンズを使わずに×1.5クロップでも2600万画素以上、デジタルズーム2倍でも1500万画素以上は確保されているのです。×2.4まで切り抜いても4Kモニターで表示する分には申し分のない画素数は確保されるようですね。

高画素に振ったからと言ってダイナミックレンジが犠牲になったわけでもなく、しっかりと15STOPのハイダイナミックレンジを確保しているので、ただ単に画素数が増えただけでは終わらせなかったのが凄い所です!

ISO感度は常用ISO100~ISO32000まで、拡張感度はISO50~102400まで使用できるようです。
カタログではISO1600とISO3200の画像が掲載されていたのですが、ノイズリダクションを使っていないデータなのであれば、全くと言っていいほど気にならないレベルです。
使っていたとしてもディテールがしっかりしている上に、画像がぼやけているような印象もありませんので、ある程度の高感度撮影にも耐えられそうな感じです。

グローバルシャッターは不採用

昨年からSony製グローバルシャッター搭載CMOSセンサーを開発中との噂もチラホラ出ていたので、ついに7RⅣで搭載か?と思ったのですが、今回もどうやら今まで同様の電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッターが搭載されたようです。
初期型に比べればローリングシャッター現象も気にならなくなってきたので、どの程度進歩しているのかも気になる所ですね。

バッテリー持続時間はα7RⅢとほぼ変わらない

6100万画素のお化けセンサーなのでバッテリー消費も早いのかと思ったら、ほぼα7RⅢと変わらない感じで、ビューファインダーを使用した写真撮影で530枚、LCDモニターを使用した場合では670枚が撮影可能であるようです。
動画に関しては実動画撮影時間が約10分、連続動画撮影時間が約20分ずつ短くなっているようですね。

動画撮影機能の進化は見られず?

写真を撮る方にとっては、α7RⅢから正常進化を遂げたカメラとして恐ろしいぐらいのハイスペックとなってしまったα7RⅣであると話題ですが、動画撮影機能に関してはイマイチな所。
一時はそろそろ8K60p対応の新型フルサイズセンサー投入との噂もありましたが、発表してみればXAVC S、AVCHD規格 Ver.2.0準拠のα7SⅡから基本的な部分はほぼ同じだったようですね。

世間は4K 60p 4:2:0 8bitや4K 30p 4:2:2 10bitが主流となって来ていますが、α7RⅣは外部出力でも4K 30p 4:2:2 8bit(256階調)出力までしか対応していません。
内部収録はXAVC S 4K(30p 100M)なので、多分4:2:0 8bitになっているのではないかと思います。
S-Log3やHLGなどカラーグレーディング前提のピクチャープロファイルを搭載しているならば、そろそろ外部出力だけでも30p 10bitは欲しかった所ですが、元々動画撮影機能はおまけ程度にしか考えていなかったのかもしれませんね。
もちろん悪い所だけではなく、動画撮影時の瞳AFへの対応や30分制限が無い事、さらに6100万画素という超高解像度でスチール写真を記録できるので、アップコンバート無しでの8Kタイムラプス動画を作れちゃうのです。
このままでは黙っているはずのないソニーなので、アップデートで対応するのか、そろそろ動画用途対応の化け物カメラを出して来るのかが気になる所です。
出たら出たで、発狂していると思いますがw


気になる発売時期や値段は?

先日の海外発表では3500ドルとの事でしたが、日本での想定販売価格は税別で40万円前後と予想されているようです。
予約開始が2019年7月23日10時からで、発売日と出荷開始は2019年9月6日を予定しているとの事なので手元に届くまで、あと一ヶ月半て所でしょうか?
今からとても待ち遠しいですね。


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