宮城県柴田郡川崎町のボートピア川崎駐車場特設会場で開催された「みちのく川崎花火フェスタ」は、愛知県東三河地方に伝わる手筒花火と打ち上げ花火が共演する、東北では珍しい花火大会です。宮城県の㈱芳賀火工による4号玉の連発やスターマインなど約2,500発の美しい花火が夜空を彩り、間近で打ち上がる花火の迫力を楽しめます。
花火大会の内容
毎年7月下旬に開催されていた「みちのく川崎花火フェスタ」は、東北地方では観賞する機会の少ない伝統的な手筒花火と、色鮮やかな打ち上げ花火を一度に楽しめることが特徴です。2019年は午後3時からイベントが始まり、午後7時からは愛知県蒲郡市の西町に組煙火保存会による手筒花火や、宮城県の㈱芳賀火工による打ち上げ花火が披露されました。
手筒花火とは?
画像は河津桜まつりで撮影した手筒花火です。みちのく川崎花火フェスタとは異なる団体による実演となります。参考記事:河津桜まつり
愛知県東三河地方に伝わる手筒花火は、戦国時代に情報伝達の手段として使用されていたのろしが原型とされ、現在の豊橋市にある吉田神社が発祥の地といわれています。吉田神社には16世紀に祭礼で花火が行われていたとする記録が残されており、徳川家康が三河の人々に火薬の製造を任せたことも、地域の花火文化が発展するきっかけになったと考えられています。
現代に伝わる手筒花火は、火薬を詰めた竹筒を人が両手で抱えて放揚する伝統的な花火で、愛知県東三河地方では、祭礼に参加する人々が竹の切り出しから縄巻き、火薬の仕込みまでを自ら行う風習が受け継がれています。
点火すると轟音とともにオレンジ色の火柱が10m以上もの高さまで噴き上がり、揚げ手は激しく降り注ぐ火の粉を浴びながら竹筒を抱え続けます。そして最後には、筒の下部から大きな音とともに炎が噴き出すはねと呼ばれる現象が起こり、迫力ある手筒花火の実演が幕を閉じます。
打上花火の内容
打ち上げ花火を担当するのは、仙台七夕花火祭や石巻川開き祭り花火大会などでも実績のある㈱芳賀火工で、2.5号玉・3号玉・4号玉の花火玉を使用した約2,500発の花火が打ち上げられました。
連続して花火を打ち上げるスターマインを中心に、メモリアル(メッセージ)花火なども披露され、色とりどりの花火が夏の夜空を華やかに彩ります。ボートピア川崎の観覧場所から打ち上げ場所までの距離が近いため、4号玉の早打ちでは、頭上に大きく広がる花火と体に響く打ち上げ音を間近で楽しめることも魅力となっています。
みちのく川崎花火フェスタ 関連動画
2012年 みちのく川崎花火フェスタ
2012年7月28日に開催された「みちのく川崎花火フェスタ」の様子を、約15分に編集した動画です。当時の花火大会は19時15分から21時までの約1時間45分にわたって行われ、会場近くから打ち上げられる花火の迫力や臨場感を映像で楽しめます。
参考映像:2017年 河津桜まつり 手筒花火実演
こちらは2017年の河津桜まつりで撮影した手筒花火の参考映像です。みちのく川崎花火フェスタに出演する保存会とは異なる団体による実演ですが、勢いよく噴き上がる火柱や降り注ぐ火の粉、最後に起こる「はね」など、手筒花火ならではの見どころを映像で確認できます。
みちのく川崎花火フェスタ 交通アクセス・日程情報
| 開催場所 | 宮城県柴田郡川崎町 ボートピア川崎 |
| 開催日時 | |
| 花火打ち上げ数 | 2,500発 |
| 担当煙火店 | ㈱芳賀火工 愛知県蒲郡市西町に組煙火保存会 |
| 観覧場所 | 無料 ボートピア川崎 特設会場 |
| 駐車場 | ボートピア川崎 国営みちのく杜の湖畔公園駐車場(15:00~無料)・無料シャトルバス運行 |
| 交通アクセス | 山形自動車道・宮城川崎ICから車で約10分 東北自動車道村田ICから車で15分 |
| マップコード | 156 875 861*30 |
| 関連ウェブサイト | ボートレースチケットショップ川崎【公式】(Twitter) |
この記事は2019年当時の開催情報と過去の実績をもとに執筆しています。駐車場の利用条件や無料シャトルバスの運行、イベントの開催内容などは当時の案内によるもので、現在の情報とは異なる場合があります。







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