撥水効果と長期保護効果が高いCCウォーターゴールドの性能を高め、ガラス系艶成分でしっとりとした濃い艶とすべすべとした質感をプラスしたプロスタッフの自動車用ボディーコーティング剤、CCウォーターゴールドプレミアのレビューです。
記事内の目次
使用してきた自動車用ボディコーティング剤について
カルナバワックスやポリマーコーティング剤などのカー用品店で購入できるものをはじめ、高価なものでは2液性硬化型ガラス系ボディーコーティング剤など、様々な自動車用ボディコーティング剤を20年以上使用してきました。
ワックスについては拭き上げの手間や磨き傷などが気になって使用しなくなりましたが、15年前ぐらいから普及し始めたガラス系コーティング剤に手を出して、それ以来は商品の違いはあっても基本的にガラス系コーティング剤しか使用していません。
1万円クラスのガラス系コーティング剤は、強靭な被膜が長期間ボディを保護してくれて撥水効果や艶感も凄いとは感じましたが、費用対効果で考えると価格の割には持続性や艶感がイマイチ物足りなかった製品もありました。
もしかしたら、撥水効果が切れてもコーティングの効果は残っているのかもしれませんが、専用のメンテナンスキットを購入しないと撥水効果は持続しないという事に疑問は感じてしまいます。
このウェブサイトでは、以前使用していた自動車用ボディガラスコーティング剤の中から3製品のコーティング剤をご紹介していますが、使ってきた中でも以下の3製品は性能が高く、高価格帯の中では2液硬化型のシラザン50は特に被膜が強かった印象は受けました。
興味が合ったら、是非参考にしてみてください。
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今回CCウォーターゴールドプレミアを購入したのは、手ごろな価格でどこでも購入ができるプロスタッフのCCウォーターゴールド施工後の仕上がりが良く、撥水効果も2ヶ月近く持続していた事もあって、プレミアにグレードアップしてのリピートです。
という事でコーティング前の洗車をしていきます。
自動車ボディコーティング施工前の洗車について
洗車前の塗装面の状態は悪くないのですが、花粉が付着した後に雨が降って汚れてしまったので、乾燥をしてこびりついてしまう前に早めに洗車をしました。
コーティングを施工する前にボディに付着した花粉や砂埃を落とすために洗車を行います。
筆者の場合はシュアラスターのカーシャンプーを希釈した洗浄液をENERGY GEARのフォームスプレーで吹き付けた泡洗車を行っておりますが、こちらのレビューは別記事でご紹介しておりますので参考にしていただければ幸いです。
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YUUMO+マッハドライヤーを紹介している記事も執筆しておりますので、興味があったら見て頂けたら幸いです。
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CCウォーターゴールドプレミアを開封
CCウォーターゴールドプレミアの外箱は、無印CCウォーターゴールドの透明プラスチック外装よりも高級感を感じる、黒とゴールドを基調としたデザインです。
中にはCCウォーターゴールドプレミアの液剤が入ったスプレーボトルと2枚の拭き上げ用クロスが入っていましたが、CCウォーターゴールドのマイクロファイバークロス1枚よりも多めにクロスが入っています。
付属した白いマイクロファイバークロスは、ボディが水で濡れたままの湿式で施工する時に、ガラスコート剤の塗り伸ばしと拭き上げをするために使用し、黄色は乾式施工時に塗り込みと仕上げ拭きをするための専用特殊クロスになっております。
CCウォーターゴールドプレミアを施工
CCウォーターゴールドプレミアでヴォクシーハイブリッドのボディ全体を施工していきます!
コーティング剤を吹きかける量は、50cm四方ごとに1プッシュが目安で、スプレーをしてから乾燥してしまう前に塗り伸ばしていきます。
カーボディに直接スプレーをするのが基本になりますが、風が強い日は霧状になった液剤が飛び散りやすいので、クロスの黄色い面にスプレーをしてから塗り伸ばしてもコート成分の効果は同じです。
スプレーをした周囲に液剤を塗り伸ばすように、仕上げクロスの黄色い面を使用して塗り伸ばしながら拭き上げていきます。
液剤の伸びが非常によく、スプレーをした箇所から50cm以上は塗り伸ばしをする事が出来ますが、ムラ消しをするために塗り重ねる部分を作りながら施工をすると、乾燥後の仕上がりが非常に良くなります。
塗り伸ばしと拭き上げを行ったら、完全に乾燥してしまう前にクロスの茶色い面で仕上げ拭きと馴らしを行って艶を出していきます。
時間を空けすぎててしまうと、仕上げクロスで拭いてもムラが消えにくかったような感じだったので、黄色い面で塗り伸ばしてからすぐに茶色い面で仕上げる工程を繰り返していけば、乾式コーティングでも拭きムラのない美しい仕上がりになります。
プラスチック部品や内装にも使用が可能なので、リフレクター周辺の黒いプラスチック部品にもCCウォーターゴールドプレミアを施工しました。
仕上げ拭きをした直後は、黒さを取り戻したプラスチック部品と共にボディ全体に煌びやかな艶が出て、塗料に含まれているパール成分がくっきりとする程に輝いていました。
CCウォーターゴールドプレミア施工後の仕上がり
CCウォーターゴールドからCCウォーターゴールドプレミアに変えた所で違いがあるのかどうかは半信半疑でしたが、白いボディ色でもはっきりと分かるような深い艶を発していたのをどうしても伝えたかったです。
特にボディの面積が広いミニバンだからこそ、コーティングの施工に遣り甲斐を感じてしまう程の深みのある仕上がりになっていますね。
ボンネットの角は、巨大なロアーグリルの輝きと合わせて、プレミアム感のある極上の仕上がりと、クリア塗装を重ね塗りでもしたかのような深みのある透明感と潤いが出ています。
洗車傷も多少はついていましたが、CCウォーターゴールドよりもCCウォーターゴールドプレミアの方が目立たなくなったような感じで、近付いて見ないと傷の存在に気付かなくなるレベルの傷消し効果もありました。
コーティングを施工した後は、フェンダー周辺の盛り上がり方がはっきりとして、のっぺりとしたサイドにディテールを強調したかのような輝きが出ていると感じさせられました。
施工後の塗装面はサラサラとした上質な手触りになり、少し走行をして風を当てれば砂埃ぐらいは簡単に吹き飛んでいきます。
価格はCCウォーターゴールドよりも少し高くなってしまいますが、上質な深い艶を与えて輝くようなボディに仕上げてくれるCCウォーターゴールドプレミアは本当にオススメです!
タイヤやアルミホイールにも使える
CCウォーターゴールドプレミアは、石油系溶剤を含まない精製水ベースのガラス系コーティング剤であるため、アルミホイールやタイヤ、内装の樹脂部品にも使用が可能!
昨年夏に購入したアジアンタイヤと10年物の傷だらけ19インチホイールもコーティング剤の艶出しと傷消し効果が反映されて、黒光りしたタイヤとアルミホイールの輝きで車体全体がとても美しく見えるようになりました。
内装や外側窓ガラスにも使える事にはなっていますが、内装などの樹脂パーツは艶が出て良いけど、窓ガラスについては拭き筋が残ってしまって仕上げが大変でした。
窓の撥水効果を狙うのであれば、ガラコなどの窓ウィンドウ専用撥水剤を使った方が長持ちしますし、拭き上げも楽だったかと思います。
CCウォーターゴールドプレミア施工後の撥水
CCウォーターゴールドプレミア施工後3週間が経過した後のボンネットの撥水状態を見てみました。
3週間の間に雨が合計で4回ぐらい降り、2回ほどシャンプー洗車もいたしましたが、施工直後の強い撥水を保ったままガラス系コート成分を持続している事が分かりました。
施工から2か月後も施工時とほとんど変わらない撥水状態を保っており、クリア層の上にしっかりとコーティング剤を定着させる事が出来れば、少なくとも3ヶ月以上は撥水効果を持続させられる事が出来ます。
艶に違いもありますが、コーティング頻度が多めで自然な艶を求めている方はCCウォーターゴールド、数か月に1度の頻度でコーティングを施工し、濡れたようなヌルテカなツヤを求めている方はCCウォーターゴールドプレミアを購入する事をオススメします。
イオンデポジットやウォータースポットのような除去しにくい汚れや、ワックスのような白い拭き残しも残らない、とても扱いやすい最強の簡易ガラス系コーティング剤になっておりますので、洗車をする時間をあまり確保できないような忙しい人でも愛車を常に綺麗な状態に保てるはずです。
CCウォーターゴールドプレミアはAmazon・楽天市場・Yahooショッピングの各ネットショッピングサイトでお買い求めいただけます。
価格が高いCCウォーターゴールドプレミアの保護とメンテナンスに、上からCCウォーターゴールドを重ね塗りをして効果を長く持続させる施工方法もオススメです。
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