河原に落ちている天然石や手持ちのパワーストーンアクセサリーなどをスマートフォンのカメラで撮影するだけで、石の種類を識別できるスマホアプリ「Rock Identifier」を使ってみましたので、実際の判定精度や無料での使い方、使い勝手などをレビューしていきたいと思います。
Xの広告で初めて気になったスマホアプリをインストール
いつもはXで広告をブロックしているのですが、今回ばかりは「この岩の正しい名前は何だと思いますか?」という文面に興味を引かれ、思わず手を止めてしまいました。
というのも、2023年11月に富山県朝日町のヒスイ海岸で綺麗そうな石を拾ったものの、何の種類の石なのか分からず、そのまま部屋に置きっぱなしになっていたのです。
多分、ほとんどがただの石ころだったのだとは思っていましたが、せめて何の石なのかだけでも分かればいいかなと思い、手持ちのiPhoneにRock Identifierをインストールしてみました。
最近はTemuという通販サイトをめぐる個人情報の取り扱いやクレジットカードの不正利用に関する話題などもあり、アプリの安全性が気になることもありますが、Rock Identifierではインストール後に電話帳などを連携させる必要もなく、有料課金をしなくても使えるようになっていたので、ひとまず大丈夫だろうと思いました。
7日間の無料お試し期間が終了すると年間4,200円がかかる有料会員登録の案内が表示されますが、画面上部のキャンセルをタップして登録画面を閉じれば、無料のまま使用することができました。
次の画面では、下部中央にあるカメラのアイコンをタップして、スマートフォン内蔵のカメラを起動させます。
撮影画面で石の周囲に黄色い枠が表示されれば、撮影対象として石を認識している状態なので、画面下部中央の丸いシャッターボタンをタップして撮影します。
また、画面左下にある写真アイコンをタップして、スマートフォンに保存してある石の写真を読み込ませることでも、内蔵カメラで撮影した場合と同様に石の種類を識別することができます。
Rock Identifierのカメラ機能で石を撮影して識別してみました
画面上部に大きく表示されているのが識別結果として提示された石の写真で、その左下にある枠で囲まれた小さな写真が、実際にスマートフォンで撮影した石になります。
ヒスイ海岸で拾った石は、ほとんどが波に磨かれただけの石ころだと思っていましたが、嫁氏は「もしかしたら石英はあるかも?」と言っており、Rock Identifierでも石英と判定されました。
ジャスパーだったらいいなと思っていた赤い石は、ブレシエイテッドジャスパーという判定結果になりましたが、こちらは筆者自身も石の種類に自信がなかったので、正確な判定なのかどうかは分かりません。
ちょっと意地悪なことをして、部屋にあった灰皿を撮影してみたところ、なんとアパッチの涙(黒曜石)と識別されました。
黒をベースとした灰皿に、たばこの灰が付着している部分を天然石として識別していたので、石の色や模様などの見た目から種類を判断しているのだと思いますが、誤判定をフィードバックできる機能も用意されているようなので、今後のアップデートによって、いずれはもっと正確な判定ができるようになるのではないかと思います。
スマホに保存していた写真を読み込ませてみた
今度は、スマートフォンの写真フォルダーに保存していた、甲州天然石工房 彩石の蔵で撮影した超巨大なアメジストの写真をRock Identifierに読み込ませてみました。
巨大なアメジストで色もはっきりしていない写真なのに、Rock Identifierでは正確にアメジストと判定されました。
自分でも種類に自信が持てないような石の写真ではアプリの判定結果も曖昧になることがありますが、今回のアメジストのように、もともと種類がはっきりと分かっている石については正確に識別できているようです。
続いて、爺さんの家にあった石を撮影した写真も読み込ませてみましたが、こちらがレッドジャスパーであることは自分でも分かっています。
こちらも判定結果は見事にレッドジャスパー(赤碧玉)となり、正確に石の種類を識別することができました。
鑑定結果は微妙な時もあるけど、正確な時もあり
Rock Identifierを使って様々な天然石を識別してみましたが、自分でも種類がはっきりと分かる石の写真では判定結果も正確に表示される一方、種類が分からないような石では、アプリの判定結果が曖昧になる傾向もあるようです。
最初に表示される判定結果のほかにも複数の候補を提示してくれるので、石の種類を絞り込む用途としては便利なアプリだと思いますが、有料会員になってまで使い続けるメリットがあるかといえば、今後のアップデートによって、どこまで正確な鑑定ができるようになるかが重要だと思います。
また、天然石拾いについては、今回訪れた富山県朝日町のヒスイ海岸のように石を拾うことができる海岸もありますが、小滝川ヒスイ峡(小滝川硬玉産地)のように、国の天然記念物に指定されていて石の採取が禁止されている場所もありますので、事前に下調べをしたり、現地の案内板を確認したりしてから採取するようにしましょう。
アプリのダウンロードはこちら
ヒスイ海岸での石拾いの様子はこちらの記事でご紹介しています。


















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