宮城県大崎市の鳴子温泉郷 鬼首温泉にある鬼首かんけつ泉は、噴水のように20メートル近く高く上がる迫力のある間欠泉をはじめ、園内には温泉卵作り体験のできる場所や足湯処もあり、見学するだけではなく体験をしながら楽しむ事が出来る観光スポットです。
記事内の目次
鬼首かんけつ泉の概要
紅葉シーズンやスキー・スノーボードなどのウィンタースポーツでの宿泊先として人気がある宮城県大崎市鳴子温泉からさらに山側に向かった位置にある鬼首温泉は、近接する東鳴子温泉や中山平温泉などとともに括られ、鳴子温泉郷と呼ばれています。
この地域にある地獄谷遊歩道と共に鬼首温泉の観光名所として知られている鬼首かんけつ泉は、約10分間隔で噴水のように約20メートルほど高く熱湯が噴き出す間欠泉「弁天」と4~5メートルほど噴き出す「雲竜」の2つの間欠泉が敷地内にあり、玉乃湯と呼ばれる源泉も含めて3つの源泉が敷地内から豊富に沸いています。
源泉が湧出したのは昭和13年頃とされ、鬼首カルデラの中心火山である荒尾岳が発する地熱が熱源となって温められた地下水が水蒸気と共に湧き出し、湧出温度は約100℃から120℃程と非常に高温な熱湯が噴き出しているようです。
鬼首かんけつ泉の敷地内には水量豊富な湯の滝と呼ばれる温泉の滝があり、上流の地獄谷遊歩道から流れる吹上沢の湯が流れてきているのではないかと思います。
柵があるのでこの中には入れませんが、この滝を滝見台から眺めているだけでも湯気が体にかかり、まるで温泉やサウナにでも入っているような心地よい気分も味わえました。
鬼首かんけつ泉を見て楽しむだけではなく、鬼首温泉から湧き出す源泉を使用した足湯処や混浴の露天風呂も併設されています。 足湯は割と人気なのですが、露天風呂は入るのに勇気がいりそうなぐらい簡易的に作ってあるような感じなので、未だに入浴している人を見た事がありません。
勇気がある人は入ってみてはいかがでしょうか?
園内には温泉卵を作れるスペースもあり、かごに卵を入れて棒に吊るしておくだけで、気軽に温泉卵を作れます。
こちらは源泉同様に非常に高温な熱湯が貯められていますので、うっかり手を入れてしまうと火傷してしまいますので、ご注意を!
何故か軽い気持ちで一度温泉卵を作ってしまうと手が止まらなくなっちゃうんですよね(笑)。
この日は軽い旅行気分で手ぶらで行ったはずなのにここで卵を茹でていたんで、売店では温泉卵を作る生卵の販売も行っていたような記憶もあります。
入場口のある建物の中にはお土産売り場や食堂があり、鳴子温泉郷の名産品の購入や、食堂では何故か秋田県湯沢市の名物である稲庭うどんなどが味わえます。
地味なようにも感じますが、割と楽しめる観光スポットなので、地獄谷遊歩道と共に一度訪れてみてはいかがでしょうか?
鬼首かんけつ泉 アクセス・料金情報
住所 | 東北地方/〒989-6941 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上12 |
時間 | 9:00~16:30(4月下旬~11月) 10:00~15:00(3月下旬~4月下旬) 水曜日休園(GW、お盆、紅葉期間を除く) 12月1日〜3月下旬は冬期休園 |
駐車場 | 無料 |
入園料 | 大人 400円 小中学生200円 |
交通アクセス | 陸羽東線 鳴子温泉駅から車で15分 |
マップコード | 573 155 744*08 |
撮影 | 撮影可 三脚や一脚等の撮影補助器具の使用可 |
関連ウェブサイト | 【公式】間欠泉 鬼首かんけつ泉 |
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