カーペットや自動車のシートなどの洗濯が難しい布製品を丸洗いして汚れを吸引する事が可能なアイリスオーヤマのリンサークリーナーRNS-300を自動車車内のフロアマットの清掃に使用してみたので、汚れの落ち具合や使用するメリットなどをレビューしていきます。
記事内の目次
アイリスオーヤマのリンサークリーナー RNS-300のレビュー!布製品を丸洗い!
アイリスオーヤマのリンサークリーナー RNS-300の外観
リンサークリーナーRNS-300は本体のサイズは2Lのペットボトル約2本分の、幅24.8cm、奥行き14.6cm、高さが31.2cmとなります。
重さはハンドツールやバキュームホースなどの付属品を含めて約2.7kgになりますので、女性でも持ち運びのしやすいサイズと重さになるでしょう。
電源スイッチは上面のオンオフ切り替えスイッチのみで、吸引力を変える強弱スイッチなどが無い簡単操作が可能なシンプル設計で、持ち運びのしやすい手持ち用ハンドルが上面に取り付けられています。
前面から見ると本体の大部分は回収タンクが占めており、ハンドツールから吸い込んだ汚水はバキュームホースを通って、回収タンクにため込まれます。
リンサークリーナーでフロアマットを丸洗い
自動車用フロアマットの洗浄にはアイリスオーヤマのリンサークリーナーの他、アタック抗菌EX、ENERGY GEARのフォームスプレーを使用します。
フロアマットに限らず車内のシートなどにも使用出来ますが、ノリなどで接着している内張りなどで使用する際は、洗浄液の濃度が高すぎると剥がれの原因になる可能性もあるので、あまりオススメはしません。(経験あり)
汚れ具合にもよりますが、シートの場合は洗浄液で湿らせたクロスなどで一度拭いてから、汚れを吸引する方が良いかと思います。
洗濯用洗剤を洗濯機で使用する場合は、45リットルの水に対して40mlぐらいの量で原液を薄めるため、フォームスプレーなどで使用する場合は、2リットルの水に対して小さじ半分ぐらいの2ml~2.5mlぐらいで充分な濃度の洗浄液が作れます。
トヨタ90系ヴォクシーの純正フロアマットの色は黒なので、公園や河川敷などの不整地を歩いた後は泥や砂で汚れがとても目立ちます。
子供達に気を使わせるのも嫌ですし、フロアマットは必ず汚れる物という認識なので、車内を土足禁止にはしていません。
後ろも子供たちの靴の裏に付いていた汚れがフロアマットにしっかりと残っていましたが、スライド式シートレールがあるトヨタの90系ヴォクシーは、ハイブリッド車とガソリン車問わず、取り外すのがなかなか大変なのです。(順番があっただけで簡単でした)
特に真ん中三か所がシートレールカバーに食い込んでいて、慎重に外さないとカバーが割れてしまいそうなので、たまにしか取り外しはしていません。
フロントのフロアマットを洗浄
運転席と助手席のフロアマットは取り外しが簡単なので、取り外し後にシャワーで水をかけて大きな汚れを流して落とします。
水をたっぷりとかけてもリンサークリーナーで大部分の汚れと水分を吸い上げてから、天日干しをすればすぐに乾くので、たっぷりと水をかけても大丈夫です。
水を含んだフロアマットに洗浄液をかけてからブラシなどを使用してブラッシングをして汚れを浮かせます。
最後にすすぎ洗いとリンサークリーナーを使用した水の吸引が出来るので、たっぷりと洗浄液をかけても問題はありません。
シャワーで洗浄液を一度洗い流してから、アイリスオーヤマのリンサークリーナーで水分を丁寧に吸い上げます。
汚れはほぼすすぎ洗いで落とせているので、前席フロアマットに関しては、乾燥を早めるための水の吸い上げと考えておいて下さい。
フロアマットやシートを濡らして洗うのを嫌がる人の大半は、乾燥させるのに十分な時間を確保できなくて、シートに座った時にクッション材から水気が染み出してきたり、車の窓が曇っていた経験がある方でしょう。
リンサークリーナーで裏表両面の水分を吸い上げてから半日ぐらい乾燥させておくと、夕方にはほぼ乾いている事が多いので、窓の曇りや水の染み出しの心配もありません。
リアのフロアマットを洗浄
セカンドシートやサードシートのフロアマットは取り外すのが大変なので、取り付けたままフォームスプレーで洗浄液を吹きかけます。(後で簡単に外れる事が分かりました)
軽くブラシでこするか、そのままでもリンサークリーナーで吸い上げてもどちらでも良いですが、砂が飛び散るのが嫌なので、シートレールの間ごとに分けて洗浄液を吹きかけて、そのままリンサークリーナーで汚れた水を吸い上げました。
洗浄液が濃すぎると、乾燥した後にフロアマットが白っぽくなってしまう事があるので、薄めの洗浄液をフォームスプレーで吹きかけてから、リンサークリーナーで吸い上げるのがオススメです。
また、洗浄液をかけすぎるとフロアマットの下に染み出してしまって水分を除去するのに時間がかかってしまう事もあるので、しっとりと濡れる程度でも充分汚れは落とせます。
特に近年は、ダーク系や黒っぽい色の自動車用フロアマットやシートを採用している車種が多く、全体的に汚れが目立ちやすい傾向にありますが、掃除機で砂埃などの汚れを吸うよりも、リンサークリーナーを使う前提で丸洗いをした方が、白っぽかった繊維の汚れが全体的に綺麗に落ちて気持ちが良いです。
ちなみに、汚れが酷くない場合であれば、フォームスプレーに水を入れて吹きかけるだけでも、充分汚れは落とせますが、アタックの抗菌EXを洗浄液に使用したのは、生乾きだったとしても嫌な臭いが残りにくい事が理由で使用しております。
最近はゾンビ臭とも言われている部屋干しをした時の嫌な臭いですね・・。あれは、フロアマットの洗浄後でも車内の密室空間で起きる時もあるので、臭いが出にくいアタックの抗菌EXはオススメですよ!
自動車のシートの汚れも綺麗に除去!
Car seat cleaning | IRIS OHYAMA Rinser cleaner Compact model RNS-300
定期的に車内の清掃を行っていたのですが、洗浄液をシートに吹きかけてリンサークリーナーRNS-300の電源を投入してみたら、想像の100倍ぐらいの茶色い汚れがハンドツールから吸引されていく様子を見る事が出来ました。
1か月前ぐらいに車内清掃を行っていたはずですが、車を使用している回数が多ければ、案外汚れが蓄積されてしまうものなのです。
リンサークリーナーで汚れと洗浄液が吸引された後も多少は湿ったままになっているのですが、ドアや窓を開けて風が通りやすい状態を作っておけば、クリーニング後30分から1時間程度が経過した後にシートに座っても中から水分が染み出して来る様子もありません。
なかなかシートやフロアマットが乾かなくて車内の徹底清掃をしてこなかった人も多いかと思いますが、車内清掃が面倒だと感じる人であったり、今まであまり気にしなかった人でも、リンサークリーナーを一度使ってしまえば、案外車内清掃も好きになるかと思いますよ。
わざわざ洗車場に行って掃除機やフロアマット洗浄機を使用しなくても良くなりますし、業者などに車内のクリーニングを頼まなくても、だいたいの汚れはこれで落とすことができるので、本当にオススメの家電製品です!
リンサークリーナーのスプレーを使わない理由
アイリスオーヤマのリンサークリーナーには、水を噴霧するスプレーがハンドツールに付いていて、上位機種では自動化されている製品も存在しています。
しかし、大きな面積の洗浄となると、リンサークリーナー付属のスプレーでは水量が少なすぎて効率が悪かったと感じたため、フォームスプレーを使用した洗浄を行った方が断然効率よく感じました。
ENERGY GEARのフォームスプレーについては、是非こちらの記事も参考にしていただければ幸いです。
カーシャンプーなどの洗剤と水を投入してボトルをポンピングするだけできめ細やかな泡を自動車のボディに噴射して徹底泡洗車が出来る、ホームセンターDCM(旧ホーマック)で購入をした蓄圧式泡噴霧器、ENERGY GEARのフォームスプレーをレビューします! 蓄圧式フォームガンで泡洗車!ENERGY GEA...
アイリスオーヤマのリンサークリーナーRNS-300については、住宅用カーペットの洗浄レビューでもご紹介しているので、是非そちらも参考にしてみて下さい。
カーペットや自動車のシートなどの洗濯が難しい布製品を丸洗いして汚れを吸引する事が可能なアイリスオーヤマの清掃用家電製品であるリンサークリーナーRNS-300を購入しましたので、汚れの落ち具合や洗浄力、使用感についてレビューをいたします。 アイリスオーヤマのリンサークリーナー RNS-300のレビュ...
今回紹介した商品の購入について
今回紹介したアイリスオーヤマのリンサークリーナーとENERGY GEARのフォームスプレー(リンクのコーナンで販売している製品と同型)などは、下記リンクカードからもご購入いただけます。
車内清掃以外にも、住宅用カーペットや布製ソファーに飲み物や食べ物をこぼした時などにも使えるので、一家に一台あると何かと使用する場面も多いオススメ家電製品です!
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