楽をするタイヤ交換と車を長持ちさせるための足回り徹底洗浄とメンテナンス方法

トルクレンチでホイールナットを締め付ける

冬が終わってスタッドレスタイヤからサマータイヤに交換をする時期になりましたが、めんどくさいタイヤ交換で楽をしながら雪道で汚れた下回りを洗浄して、愛車に長く乗り続けるための自分流メンテナンスとタイヤが外れない確実な取り付け方法を記事にしました。

タイヤ交換は錆の原因になる汚れや融雪剤を洗い落とすチャンス

春と言えば自動車のタイヤ交換をする季節でもありますが、冬の間履き続けていたスタッドレスタイヤ付きのホイールを外して、いよいよノーマルタイヤに交換をする時期になりました。
雪が確実に降らなくなるまでスタッドレスタイヤを装着していたい人もいると思いますが、ホイールのインチアップをしている人は春の訪れを長く待ち望んでいたはずです。
そのまま自動車のタイヤとホイールを脱着して、サマータイヤに交換をするのも良いのですが、真冬の雪道を走行し続けているうちに、サスペンションやアーム類などに、融雪剤や砂埃が載ったままになっている事でしょう。
融雪剤や砂埃が蓄積したままになっていると、雨が降った時などに塩カルの成分が徐々に流れ出して、飛び石などで塗装に傷がついた足回りパーツを徐々に錆びさせてしまう原因になってしまうので、足回りを丸洗いできるタイヤ交換のついでに徹底的に洗車をしてしまいましょう!

ホイールのナットを緩めるのはテコレンチが楽

ホイールナットを緩めるテコレンチ
ホイールナットを緩めるのは、長さを調整できる伸縮自在なテコレンチがオススメです。
規定トルクで締めていたとしても、走行しているうちにきつく締まっている時もあるので、力を使わずに簡単にホイールナットを緩める工具としてとても便利です。
てこの原理でホイールナットには想像以上の力がかかっているため、ジャッキでタイヤを浮かせてから緩めると、ジャッキが倒れて思わぬ事故に繋がってしまう可能性もあるので、タイヤが接地した状態か、ジャッキで車体を上げてもタイヤが浮いていない状態で緩めるのが安全です。

ジャッキアップは車載よりも油圧フロアジャッキがオススメ

BAL 2tガレージジャッキ
車載のパンタグラフジャッキを使うのも良いのですが、油圧のガレージジャッキを使用する方が力を使わずに倒れにくくて安全です。
持ち上げ能力が2tあれば、ヴォクシーHVクラスのミニバンでも軽々と持ち上げられるので、軽自動車であれば最低1.5t、普通車やMクラスミニバンは2t、LサイズのミニバンやSUVは2.5tぐらいの能力があった方が良いでしょう。
あくまで、片持ち上げの作業での能力なので、2輪ずつ持ち上げるのであれば、3tのロングタイプは必要です。

BAL ( 大橋産業 ) 乗用車対応 フロアジャッキ 油圧式 2t 1336
車種によって微妙に場所が変わりますが、逆Uの字の切り欠きが2箇所入っている場所の間がジャッキアップポイントになります。
また、ガレージジャッキの皿のままだと、車体側のジャッキアップポイントが歪んでしまう原因になるので、専用のアダプターラバーを取り付けるようにしてください。

十字レンチでホイールナットを緩める

十字レンチでホイールナットを緩める
最初からホイールナットを緩めるのに十字レンチを使うのも良いですが、テコレンチで軽く緩めてから十字レンチでホイールナットをくるくると回しながら外すのがめっちゃ楽です。

折り畳み式の十字レンチなので、車載用としてラゲッジスペース下のトレイなどに常備しておくと、タイヤがパンクするような緊急時にも使えます。
締める時は順番がありますが、緩める時は頂点になるホイールナットを最後に残して、他は適当に緩めても大丈夫です。

また厚口ソケットタイプはアルミホイールのナットホールに傷を付けてしまう原因になる時もあるため、社外アルミホイール装着車の場合は薄口ソケットタイプのレンチを使う必要があります。

普段は洗えない足回りを徹底洗車して蓄積した汚れを落とす

フロントのインナーフェンダーとタイヤハウスの洗浄
タイヤとホイールを外したついでに、冬期間に雪道を走行して蓄積した汚れや融雪剤交じりの泥などを掻き出しておかないと、春の後に訪れる梅雨時期に湿気を含んだ泥が金属部品を錆びさせてしまう原因になってしまいます。
特に中空構造になっているロアアームやクロスメンバーなどの水抜き穴から抜けきれなかった泥が残っている事もあるので、強い水流で汚れを流してカーシャンプーなどを使用してタイヤハウスも一緒に綺麗にするのが良いでしょう。

洗浄と艶出しを行った後のロアアーム

納車してから半年しか経過していないのもありますが、シャワーと泡洗浄をしたロアアームとタイヤハウスがとても綺麗になりました。
一時的な自己満足にはなりますが、見えやすい部分に簡易コーティング剤を塗布して、泥を含んだ水が流れ落ちやすい状況を作っておくのもオススメです。

足回りの徹底洗浄を行っている間は細かい部品に目が届きやすくなるので、ボルトとナットの緩みやアームの曲がりなどのチェックをして、万が一の事故に繋がってしまうようなトラブルも未然に防ぐ事ができます。
またホイールナットを付ける時にかじりの原因になるボルトの汚れも除去できますし、ホイールの脱着の度にやっておくといつまでもナットが回りやすい状態を保つ事ができます。


タイヤに空気を入れるのは車両に装着する前がオススメ

サマータイヤに空気を入れる
保管中のタイヤ劣化防止のために空気圧を半分ぐらいに減らしていたため、車両にタイヤを取り付ける前に空気を入れて適正な空気圧より少し高めに調整をしておきます。
電動式のコンプレッサーの方が楽ですが、住宅街に響き渡るぐらいの大きな騒音を出してしまう製品もあったため、ダブルシリンダーの足踏み式空気入れの方が周囲を気にせず安心してお使いいただけます。

ちなみに19インチのホイールは、冬の間に10年近く長年蓄積した汚れを落とすために、ピアスボルト一つ一つをコンパウンドで磨くぐらいに全体を綺麗にしてから春を迎える準備をしていました。

タイヤとホイールを車両に取り付ける

ホイールナットをソケットで手締めする

ホイールナットを締める時は先に薄口ロングソケットを使用して、全てのナットが均等に締まるまで手締めをしておきます。
最初からインパクトレンチや十字レンチなどを使って締めてしまうと、ナットが斜めに入ってねじ山の潰れの原因になってしまう事もありますので、ある程度締まるまでは手締めをするのが安全です。
また、純正アルミホイールに比べて社外アルミホイールの方がナットホールが狭く作られている場合が多いので、ホイールナットの周囲に傷が付く原因になってしまう厚口ソケットではなく、薄口ロングソケットを使用して締め付けを行うようにしましょう。

十字レンチで軽く均等に締め付ける

十字レンチで均等にホイールナットを均等に締め付ける
ホイールナットのテーパー面が全て均等にハマるように、十字レンチである程度力をかけて締め付けます。
オーバートルクになるのを防ぐ意味合いもありますが、力をかけた瞬間にジャッキが外れてしまったり、倒れてしまう事故を防ぐ意味合いで、あまり力をかけすぎない程度に締めております。

5穴ホイールのナットを締め付ける順番
ホイールナットを締める順番は、4穴であれば対角、5穴であれば星型に締めるのが基本となります。
これをやらないと一か所のボルトに負荷がかかりすぎて、ねじ山の伸びに繋がってしまう恐れがあるので、全てのボルトに均等に力がかかるようにしておきます。


トルクレンチでホイールナットを締め付ける

トルクレンチでホイールナットを締め付ける
ホイールを取り付けた直後は、タイヤが接地するまでジャッキを下してからトルクレンチを5N・m低い値に設定して、一旦締め付けを終えてジャッキを下します。
規定トルクで締め付けるのは、四輪全てのタイヤ交換が終わってからチェックも兼ねて行うので、この段階ではホイール側とナット側のテーパー面を馴染ませるために、少し低い値に設定をして締め付けています。

トルクレンチを使ってホイールナットを本締めする
四輪全てのホイールとタイヤを取り付けたら、最初に取り付けた所からチェックを兼ねて、規定トルクでホイールナットの締め付けを行います。
1輪ずつ本締めをするより、タイヤ交換が終わってから順番に四輪全てを本締めした方が忘れる事が少ないですし、2回目の本締めで確実にチェックが出来るようになるので、何かの拍子に忘れっぽい人ほど、この締め方をするのがオススメですよ。

エアゲージでタイヤの空気圧をチェックする

エアゲージでタイヤの空気圧をチェックする
タイヤに空気を入れた時に空気圧を少し高めに入れていたのは、エアゲージでチェックする時に開放ボタンを押して、空気を抜きながら適正空気圧になるまで調整をするためです。
XL規格のタイヤなので、JATMA規格の純正タイヤと同じ負荷能力に合わせると、適正空気圧は280kPaになりましたので、少し高めにしてXL規格で入れる事が出来る適正空気圧の範囲内で最大の290kPaに調整をしました。
特にサイドウォールが弱いアジアンタイヤは、規定値よりも少し高めの空気圧に調整をしておくと、ヨレの少ないキビキビとしたステアリングフィールに変わる傾向があります。

スタッドレスタイヤは洗浄と乾燥をしてから保管する

タイヤ交換時のスタッドレスタイヤの洗浄
取り外したスタッドレスタイヤは、冬の間に付着した融雪剤交じりの汚れを落として、タイヤやホイールが傷みにくい状況を作ってから保管をします。

時間があるのであれば、カーシャンプーやホイールクリーナーを使用して、しっかりと汚れを除去しておくのがオススメです。
また、タイヤに負荷がかからないように、150kPaぐらいまで空気圧を落としてから完全に乾燥させてから物置に収納をしました。
10年近くこのやり方を貫いておりますが、スタッドレスタイヤとサマータイヤ共に大きなトラブルが無く、タイヤのひび割れも起きにくくなるので、この手順はオススメしておきます。

あと、これも特に重要なのですが、アルミホイールと銅やステンレスなどの異種金属が接触しているような状況を作らない事も大事です。
これはアルミニウムが腐食する主な原因になってしまう電蝕の影響があるためなので、特に相性が悪いステンレスと常時接触した状態で保管するような事が無いように、絶縁体などを挟んで保管をしておく必要もあります。


タイヤ交換後は100km走行した後にホイールナットの増し締めが重要

少々めんどくさそうな手順ですが、普段は目が届きにくい足回りのトラブルを未然に防げる洗浄と、締め忘れやオーバートルクが無いホイールの取り付け方はうっかりしやすい人ほどオススメの手順ですが、100kmほど走行をしてから増し締めをしておくと、何か所かはもう少し締まる事もあるので、増し締めまでが一通りのタイヤ交換の作業だと思っておいた方が良いでしょう。
むしろ、タイヤ交換の総仕上げは増し締めが全てだと思っているので、しばらく走行をしたらもう一度適正トルクでの締め付けをしておくと確実です。

また、取り外したタイヤとホイールを綺麗に洗浄をして乾燥をさせてから保管をすると、タイヤとホイール共に傷みにくくなるのでこれもオススメです。


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