2022年3月に日本三大イルミネーションに再認定された、栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」。北海道の「さっぽろホワイトイルミネーション」、長崎県の「ハウステンボス 光の王国」と並ぶ、日本を代表するイルミネーションスポットです。
今回は、2022年10月15日から開催された「光の花の庭~Flower Fantasy2022~」を訪れ、500万球を超える光に彩られた園内の様子を写真と動画で撮影してきました。光のバラ園やフラワーキャッスル、奇蹟の大藤など、幻想的なイルミネーションの見どころをはじめ、開催当時の料金や駐車場、交通アクセスについてもご紹介します。
あしかがフラワーパークのここが凄い!
栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、約10万平方メートルの広大な敷地を有し、四季折々の花々を楽しめる花のテーマパークです。園内では季節によって様々な花が咲き誇り、特に4月中旬から5月中旬にかけて開催される「ふじのはな物語」は、国内外から多くの観光客が訪れる人気イベントとなっています。
なかでも有名なのが、樹齢160年を超える大藤です。広大な藤棚から無数の花房が垂れ下がる光景は圧巻で、見頃の時期には紫色の花々が頭上を覆い尽くし、甘い香りとともに美しい景色を楽しむことができます。
2014年には、アメリカのCNNが選ぶ「世界の夢の旅行先10カ所」に日本から唯一選出されました。映画「アバター」に登場する魂の木を思わせる幻想的な光景として紹介されるなど、世界的にも高い評価を受けています。
あしかがフラワーパーク ふじのはな物語~大藤まつり2021~
こちらは、2021年に開催された「ふじのはな物語~大藤まつり2021~」を撮影した映像です。日中は青空の下で咲き誇る藤の花を楽しめるほか、夜になると藤棚がライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に包まれます。
また、藤の花は人気漫画・アニメ「鬼滅の刃」にも登場することから、作品の世界観を連想させる場所としてファンの間でも注目されました。ただし、作品の公式な舞台として認定された場所というわけではありません。
2022年も進化したあしかがフラワーパークのイルミネーション
あしかがフラワーパークのイルミネーション「光の花の庭」は、花の少ない冬の季節にも光によって花々の美しさを表現しようと始まったイベントで、開催を重ねるごとに規模や演出を充実させてきました。
2011年には「日本夜景遺産」に認定され、翌2012年には千葉県の「東京ドイツ村」、神奈川県の「江の島 湘南の宝石」とともに「関東三大イルミネーション」に選出されています。
その後も電球数を増やし、400万球に達した2017年には「日本三大イルミネーション」に初認定。2022年3月には、全国ランキング第1位で再認定されました。また、夜景観光士が選ぶイルミネーションランキングのイルミネーション部門でも、2016年から2022年まで7年連続で全国第1位を獲得しています。
2022年の「光の花の庭~Flower Fantasy2022~」は、500万球を超えるイルミネーションで園内を彩る大規模なイベントとして開催されました。ほぼすべての電球にLEDが採用され、光の演出を充実させながら環境や節電にも配慮しています。
2022年の大きな見どころとなったのが、全面リニューアルされた「光のバラ園~ハピネスガーデン~」です。
バラの花を表現した色鮮やかなイルミネーションが広がるエリアに、新たに幅120メートルもの光の壁画が登場しました。音楽に合わせて光の色彩や表情が変化する演出も加わり、華やかな光の花々が視界いっぱいに広がります。
あしかがフラワーパークのイルミネーションは、単に大量の電球を設置するだけではなく、花の形や色彩、立体的な配置にまでこだわっているのが大きな魅力です。遠くから全体を眺めても、近くで一つひとつの装飾を観察しても楽しめるように工夫されています。
2017年に初登場した「フラワーキャッスル」は、園内でも人気の高いフォトスポットの一つです。2021年に全面リニューアルされ、以前にも増して華やかなイルミネーションエリアへと生まれ変わりました。
色とりどりの光の花々に囲まれたお城を中心に、音楽に合わせて壁面や周囲のイルミネーションが変化し、虹や花火をイメージした光の演出が繰り広げられます。
広大な光の花畑とお城が一体となった景色は、まるで童話の世界に入り込んだかのような美しさです。特に音楽と光が連動する場面では、写真だけでは伝えきれない演出を楽しむことができます。
あしかがフラワーパークを象徴する大藤は、冬になるとイルミネーションによって美しく再現されます。
「奇蹟の大藤」と呼ばれるこの演出では、春の藤が咲き始めてから満開となり、やがて花が舞い散るまでの様子を光で表現しています。藤棚いっぱいに広がるLEDイルミネーションは、音楽に合わせて4色の光へと移り変わり、実際の藤の花とはまた違った幻想的な景色を生み出します。
2022年には藤棚の下に広がるグランドイルミネーションも一新され、光の変化によって大藤の生命力や季節の移ろいを感じられる演出となりました。
また、水面に映り込む逆さ藤も美しく、イルミネーション撮影を楽しむ写真愛好家にもおすすめしたいスポットです。
園内には水辺を利用したイルミネーションも数多く設けられており、池の水面に光が反射することで、実際の装飾以上に広がりのある夜景を楽しめます。
水辺の遊歩道から眺める光景は特に綺麗ですが、足元には注意が必要です。これまで何度も訪れている中で、池に持ち物を落としてしまった方を見かけたこともあります。
また、冬場は気温が下がると路面が凍結し、滑りやすくなる場合があります。暗い場所での移動や撮影に夢中になっていると足元への注意がおろそかになりやすいため、特に水辺では慎重に歩くことをおすすめします。
「みんなの地球」は、地球を中心に動物や植物などを光で表現したイルミネーションです。
人間も動物も植物も、みんな同じ地球で暮らしているというテーマをもとに制作されており、色鮮やかな光の装飾が水辺に広がります。
大規模なイルミネーションとは異なる温かみのある演出で、子供から大人まで楽しめるエリアです。水面に映し出される光の反射も美しく、写真撮影にも適しています。
あしかがフラワーパークのイルミネーションは、開催期間中に3つのテーマが設定されており、訪れる時期によって異なる景色を楽しめることも特徴です。
2022年は10月15日から11月中旬まで「光と花のコラボレーション」、11月下旬から12月下旬まで「フラワーパークのクリスマス」、元日から2月14日まで「ニューイヤーイルミネーション」が実施されました。
特に開催初期の「光と花のコラボレーション」では、園内に咲くアメジストセージのライトアップとイルミネーションの競演を楽しむことができます。
紫色の花々が光に照らされる景色は、生花とイルミネーションを組み合わせることができるフラワーパークならではの魅力です。
個人的には、アメジストセージが咲いている時期のイルミネーションが特にお気に入りです。クリスマスシーズンや新年の華やかな演出も魅力的ですが、花と光の美しさを同時に楽しみたい方には、10月から11月中旬頃の訪問をおすすめします。
あしかがフラワーパークのイルミネーションの映像
日本三大イルミネーションに再選出!/ あしかがフラワーパーク Flower Fantasy 光の花の庭
2022年に開催された「あしかがフラワーパーク 光の花の庭~Flower Fantasy2022~」の様子を動画でもご紹介します。
写真では紹介しきれなかった光の演出や、音楽に合わせて色彩が変化するイルミネーションなど、園内の様々な見どころを映像に収めました。
栃木県足利市を代表する冬の観光スポットであり、日本三大イルミネーションにも認定された「光の花の庭」。光のバラ園やフラワーキャッスル、奇蹟の大藤など、500万球を超えるイルミネーションが織りなす幻想的な夜景をお楽しみください。
あしかがフラワーパーク イルミネーション 場所・駐車場・日程情報
| 所在地 | 関東地方/〒329-4216 栃木県足利市迫間町607 |
| 時間 | 2022年10月15日から2023年2月14日 夜の部 15:30開園 イルミネーション点灯 16:30頃 閉園 平日20:30、土日祝21:00 2022年11月5日から2023年1月9日までは平日21:00、土日祝21:30まで延長営業 休園日 2022年12月31日 ※昼の部と夜の部は入替制 |
| 料金 | 夜の部 大人1,200円 子供600円(4歳~小学生) |
| 駐車場 | 無料(繁忙期は臨時駐車場あり) |
| 交通アクセス | JR両毛線 あしかがフラワーパーク駅 下車 徒歩約3分 |
| 撮影 | 写真・動画撮影可。三脚や一脚等の撮影補助器具は、通行の妨げにならないように配慮して使用して下さい。 三脚を持って移動する際は脚を畳み、周囲の安全を十分に確認して下さい。 ※撮影に関する園内規則に従って下さい。 |
| マップコード | 64 512 261*48(あしかがフラワーパーク) 64 512 317*20(駐車場) 64 482 872*46(臨時駐車場) |
| 関連ウェブサイト | あしかがフラワーパーク |
イルミネーションの開催期間中は、特に土日祝日やクリスマスシーズンを中心に駐車場や周辺道路が大変混雑します。
これまで何度も訪れていますが、休日にはあしかがフラワーパーク付近で渋滞が発生し、車がほとんど動かなくなることもありました。混雑する時間帯に車で訪れる場合は、臨時駐車場の利用も検討した方がよいでしょう。
公共交通機関を利用する場合は、JR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」から徒歩約3分とアクセスも良好です。混雑を避けてイルミネーションを楽しみたい方には、鉄道の利用もおすすめします。
※本記事は2022年に開催された「あしかがフラワーパーク 光の花の庭~Flower Fantasy2022~」の記録です。掲載している開催期間、料金、営業時間、駐車場、撮影条件等は当時の情報であり、現在の開催内容とは異なる場合があります。最新の情報については公式ホームページ等でご確認下さい。
また、本記事に掲載している写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。













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