2018年、長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス(Huis Ten Bosch)」で、花火師の世界一を決める「第10回世界花火師競技会」が開催されました。国内予選は1月2日、3月21日、4月29日、5月3日の4日間にわたって行われ、全国から選抜された実力派の煙火業者4チームが日本代表の座をかけて技術と演出を競い合いました。
ハウステンボスの世界花火師競技会は、音楽と花火がシンクロする迫力あるミュージックスターマインや、花火師それぞれの個性が光る美しい演出花火が見どころです。国内予選と海外予選を勝ち抜いた代表チームが、9月22日の「第6回九州一花火大会」で決勝戦に臨み、世界一の座を争いました。
この記事では、2018年のハウステンボス「第10回世界花火師競技会」の国内予選を中心に、参加した花火業者、競技内容、審査方法、開催結果、日程、交通アクセスを紹介します。また、2016年に撮影した国内予選の花火動画も掲載しています。
世界花火師競技会の内容
長崎県佐世保市のハウステンボスで開催された「世界花火師競技会」は、日本と海外の花火師が音楽に合わせた演出花火を披露し、技術力や芸術性を競い合う国際的な花火競技大会です。
2018年の第10回大会には、国内予選に株式会社ホソヤエンタープライズ、有限会社伊那火工堀内煙火店、三遠煙火株式会社、株式会社マルゴーの4チームが出場しました。いずれも全国各地の花火大会や競技会で豊富な実績を持つ煙火業者で、それぞれが得意とする色彩表現や打ち上げ技術を生かした演出を披露しました。
国内予選では、1月2日にホソヤエンタープライズ、3月21日に伊那火工堀内煙火店、4月29日に三遠煙火、5月3日にマルゴーが登場。約4か月にわたって日本代表の座を争い、初出場の伊那火工堀内煙火店が国内予選を制しました。
一方、海外予選にはブルガリアのENIGMA FIREWORKS、アメリカのMELROSE PYROTECHNICS、ロシアのSLK FIREWORKS、ギリシャのNANOS FIREWORKSが参戦しました。5月4日から8月25日までの4日間にわたって予選が行われ、ロシアのSLK FIREWORKSが海外代表に決定しました。
日本代表の伊那火工堀内煙火店と海外代表のSLK FIREWORKSによる決勝戦は、2018年9月22日に開催された「第6回九州一花火大会」で実施されました。両チームが音楽と花火を組み合わせた約20分間の演出で競い合い、色彩豊かで美しい花火を披露したSLK FIREWORKSが、3度目の出場で初の世界一に輝きました。
国内予選の内容
2018年の世界花火師競技会国内予選は、ハウステンボスのハーバータウン一帯を会場として開催されました。各チームが約20分間のプログラムで、それぞれの技術や演出力を披露しました。
競技の大きな見どころは、音楽のリズムやメロディーに合わせて花火を打ち上げるミュージックスターマインです。コンピューター制御によって打ち上げのタイミングを細かく調整し、音楽の盛り上がりに合わせて花火の種類や色彩、打ち上げ位置を変化させることで、光と音が一体となった幻想的な演出を生み出します。
広い範囲に花火を展開するワイドスターマインや、夜空いっぱいに広がる大輪の花火、繊細な色の変化を見せる花火など、煙火業者ごとに異なる表現を楽しめることも魅力です。連続して打ち上がる花火の迫力だけでなく、プログラム全体の構成や音楽との調和にも注目したい競技会です。
2018年のハウステンボス世界花火師競技会では、国内予選に参加した4チームの中から最も優れた成績を収めた伊那火工堀内煙火店が日本代表に選ばれ、9月の世界一決定戦へ進出しました。
審査方法
世界花火師競技会では、花火そのものの美しさや技術力に加え、音楽との一体感や演出全体の完成度が重要な評価対象となります。
2018年9月22日に行われた第10回大会の決勝戦では、3名の審査員が「全体的なデザインと芸術性」「音楽と花火のシンクロ性」「音楽のクオリティ」「花火自体のクオリティ」を評価し、採点を行いました。
なお、過去の大会では特別観覧席の購入者が審査に参加し、投票によって順位を決める方式も採用されていました。審査方法は開催年や競技段階によって異なるため、過去大会の観客投票方式と2018年の決勝戦における審査員採点方式は区別する必要があります。
世界花火師競技会 関連動画
2016年 世界花火師競技会 国内予選 ㈱イケブン
2016年3月12日にハウステンボスで開催された「第8回世界花火師競技会」国内予選から、株式会社イケブンが披露した花火作品「IKBレボリューション」の映像です。
音楽に合わせて次々と打ち上がる美しい花火や、色鮮やかなスターマインなど、国内トップクラスの花火師による迫力ある演出をご覧いただけます。なお、動画内で使用されていた一部の楽曲は、著作権の都合により音声を削除しています。
2016年の国内予選は、1日に2チームが対戦し、勝利したチームが次の代表決定戦へ進出するトーナメント方式で行われました。
3月12日には株式会社マルゴーと株式会社イケブン、3月20日には株式会社山﨑煙火製造所と株式会社丸玉屋小勝煙火店が対戦。各対戦を勝ち抜いた2チームが、4月2日に開催された「春の九州一花火大会」で日本代表決定戦に臨みました。
この大会ではイケブンが日本代表に選ばれ、同年9月24日の「第4回九州一花火大会」で行われた世界花火師競技会決勝戦でも優勝。世界一の花火師チームに輝きました。
2016年のハウステンボス世界花火師競技会国内予選を記録した動画として、音楽花火の演出やスターマインの美しさをお楽しみください。
世界花火師競技会 国内予選 日程や交通アクセス情報
2018年の「第10回世界花火師競技会」国内予選は、長崎県佐世保市のハウステンボスで1月2日、3月21日、4月29日、5月3日に開催されました。打ち上げ時間は各日20時40分から21時までの約20分間で、ハーバータウン一帯が観覧エリアとなっていました。
ハウステンボスへのアクセスは、JR博多駅から特急「ハウステンボス」、JR長崎駅からは「シーサイドライナー」を利用できます。最寄りのJRハウステンボス駅から入国口までは徒歩約5分です。
長崎空港からはバスや高速船でもアクセスできます。自動車の場合は西九州自動車道の佐世保大塔ICから国道205号線を経由するルートが利用できます。
花火大会の開催日は周辺道路や駐車場が混雑する場合があるため、交通機関の運行情報や駐車場の利用条件を事前に確認することをおすすめします。
| 日時 | 2018年1月2日・3月21日・4月29日・5月3日 20:40~21:00(当時の予定) |
| 会場 | 長崎県佐世保市 ハウステンボス ハーバータウン一帯 |
| 交通アクセス | JR九州 特急ハウステンボス(博多駅~ハウステンボス駅) JR九州 区間快速シーサイドライナー(長崎駅~ハウステンボス駅) JRハウステンボス駅から入国口まで徒歩約5分 高速バス(福岡空港など) 路線バス 長崎空港~ハウステンボス 高速船 長崎空港~ハウステンボス 西九州自動車道 佐世保大塔ICから国道205号線経由 |
| マップコード | 307 289 255*00 |
| 関連ウェブサイト | ハウステンボス |
この記事は、2018年に開催された「第10回世界花火師競技会」の記録記事です。掲載している開催日程や競技内容は当時の情報に基づいています。現在の花火イベントの開催予定、観覧チケット、交通アクセスなどについては、ハウステンボス公式ホームページで最新情報をご確認ください。






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