ガラス系シリカコーティング剤にセラミック+グラフェンを配合して、次世代の自動車用ボディコーティング剤として話題になっていた、BOLA SOLUTIONのMAXIMIZER-series P27の艶や撥水性能、防汚性能などをレビューしていきます!
記事内の目次
コスパが高くて撥水効果が持続するコーティング剤を追い求めて
3年耐久本格ガラスコーティング剤や中堅クラスのガラス系コーティング剤など、様々なワックスやコーティング剤を使ってきましたが、最近は適度にツヤと撥水が持続するコーティング剤で充分だろうと思うようになりました。
1万円クラスのコーティング剤も使った事があるけど、ノーメンテナンスで長期間のボディ保護効果については半信半疑で、最近はCCウォーターゴールドとCCウォーターゴールドプレミアを使用しています。
艶と撥水は申し分ないけど、ちょっと水垢が残りやすいのが気になるのと、プレミアに関しては量が少ないから、評価が高そうな新たなコーティング剤を探しておりました。
Amazonで見かけたBOLA SOLUTION MAXIMIZER-series P27
低価格帯で撥水効果と輝きを持続させられて、量が多い自動車用ボディコーティング剤を探していた所、BOLA SOLUTIONのMAXIMIZER-series P27をアマゾンで見つけました。
シリカ系コーティング剤にセラミックとグラフェンを配合した次世代のコーティング剤としてSNSやYouTubeでも話題になっていたので、鉛筆の芯と陶磁器の液体じゃないの?と思いながらも物は試しでひとまず購入!
カタログ付きのボトルとスプレーが1日で届きました!
BOLA SOLUTIONは、2006年創業の欧州を中心としたカーディーラーに広く愛されている韓国のブランドで、特にセラミックコーティングに定評があるそう。
その中でも一般ユーザー向けに長年にわたり改良・開発を続けたMAXIMIZERシリーズは人気が高く、2021年10月に日本での販売を開始したそうです。
レビューでそこそこ評価が悪かったボトルのキャップですが、たまに空回りして開かない個体があったらしい。
どうやら欧州で子供が誤って中身を摂取するのを防ぐために取り付けなくてはいけない「チャイルドレジスタンスキャップ(CRキャップ)」を採用していたのが理由だったみたいですが、今回購入をしたBOLA SOLUTION P27は普通に開けられました。
もしかしたら、日本への出荷分はCRキャップから普通のキャップに変えられているのかもしれませんね。
BOLA SOLUTION P27でコーティングを施工
予め洗車は済ませておりましたが、油分や鉄粉を完全に除去してからの方がムラになりにくく、BOLA SOLUTION P27本来の撥水効果や艶を発揮できます。
鉄粉除去剤や脱脂シャンプーなどで丁寧に洗車をして、下地となる塗装面のザラツキや油分を除去しておく事をお勧めします。
付属のスプレーノズルをボトルに取り付けて、コーティングの液剤をボディに吹きかけます。
霧が細かくて風に流されてしまいやすいかと思ったら、粗目の霧と多少固めの液剤のおかげで、少し離し気味に噴霧しても風で飛ばされにくい性質がありましたので、多少風があっても無駄になりにくいです。
BOLA SOLUTION P27はドライ施工なので、吹きかけた液剤を塗り伸ばして、すぐに別の乾いたマイクロファイバークロスで軽く拭き上げます。
CCウォーターゴールドプレミアに付属していたマイクロファイバークロスで塗り伸ばして、2WAYクロスで拭き上げるととても綺麗に仕上げられましたので、塗り用と拭き上げ用の2枚を使った方が仕上がりは美しくなります。
また、施工後12時間は雨に当たったり水で濡れてしまわないようにしないとコーティング成分の性能を発揮しきれず、ボディの保護効果が薄れてしまう事にご注意下さい。
BOLA SOLUTION P27施工後の仕上がり
初めてP27を施工をする時は、一度施工をした後に、少し日数を空けて重ね塗りをした方が輝くような艶や強靭な撥水効果が得られます。
期間を空けて重ね塗りをしていますが、輝きや艶はCCウォーターゴールドプレミアの方が強く、つや消し素材への塗布テストでも、CCウォーターGプレミア>P27という結果でした。
プラスチック部品にも塗る事が出来るため、拭き傷が付いていたテールランプや、リフレクター周りのプラスチック部品もピカピカに!
若干の傷埋め効果もありそうですが、こちらもまだガラス系コート剤の方に軍配が上がりそう。
水垢やウォータースポットが残りやすかったルーフパネルは、超鏡面コンパウンドで固着した汚れを落としてから脱脂をして、P27を施工。
空もくっきりと写り込むぐらい綺麗に仕上がりました。
コーティングをする面積が広いミニバンで、容量が少ないコーティング剤を使用する時には、3~4回の施工でボトル1本を使い切ってしまう事が多いのですが、3ヶ月の耐久性があって1本のボトルにコーティング剤が500mlも入っているからコスパは高め!
艶はCCウォーターゴールドプレミアよりも劣るけど、塗装面の保護と汚れの付着防止を目的とするならば、値段が安くて内容量が多いP27の方がお得に感じます。
BOLA SOLUTION P27施工後の撥水
1日雨が降り続いた日にボンネットの上で、気持ち良いぐらいの強い撥水性を確認できるけど、初回施工時は撥水性能が高いようには感じませんでした。
2回目の施工後にコロコロとした水弾きを確認できたので、初回施工後に1週間ぐらいは時間を空けて、2度目の重ね塗り施工をした方がしっかりとした撥水効果を確認できるかと思います。
ホースなどで水を掛けると、それなりに水が流れ落ちやすい状況を見る事は出来ますが、通常の雨程度であれば、コロコロとした水滴が乗っているような状態。
疎水性とか色々なコーティング剤を使ってきたけど、雨程度の水流であれば何を使ってもこんなもんです。
メッキモールの下に溜まった水滴が流れた時に水垢を残しやすいような感じだったので、ここは重点的にコーティング剤を塗り重ねた方が良さそう。
雨が降った後には黒い水垢の筋が出来ている事が多かったけど、BOLA SOLUTION P27の施工後に雨が降っても、頑固な水垢汚れが残っていない事に気付きました。
セラミックトップのキッチンは汚れにくいって事は良く知られているので、P27に配合されているセラミック成分が水垢を残さなかったと考えると、水垢が残らなかった事にも納得できます。
BOLA SOLUTION P27施工後の防汚効果
雨が降った次の日にボンネットの上を確認しましたが、ウォータースポットや汚れの付着が少なく、防汚効果は高めに感じていました。
特にCCウォーターゴールドプレミア施工後は、水滴の跡や水垢が結構目立っていたので、落としにくい汚れの付きにくさでは、BOLA SOLUTION P27の方が性能が高そう!
雨の中を走行した後ですが、泥跳ねのような汚れの付着もほとんど無かったので、防汚効果やウォータースポットの残りにくさでは、明らかにこちらの方が高性能!
ガラスコーテイングのデメリットである雨染みの付着を軽減できる点が優れていると記載されていたけど、それは一目で分かるぐらいの非常に高い効果は感じられました。
今まではガラス系のコーティング剤を使い続けてきたけど、初めて使ったグラフェンセラミックコーティング剤の防汚性には驚かされたので、しばらくは量が多くて防汚性能も高いBOLA SOLUTIONのMAXIMIZER-series P27を使い続けてみようかと思います!
BOLA SOLUTION MAXIMIZER-series P27は、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングの各ECサイトからお買い求めいただけます。
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