昨年納車になったトヨタの新型ミニバン、90系ヴォクシーハイブリッドで初めて走行した雪道での事、LEDヘッドライトに雪が付着して全く溶けないどころか、センサーやレーダーも機能が全停止してしまった事がありました。まさに新型車の悩みどころになりそうですが、果たして対策はできるのでしょうか?
記事内の目次
冬の雪道で雪が溶けないLEDヘッドライトと機能停止するレーダーとソナーは新型車の悩みどころ
雪が溶けないLEDヘッドライトの事
昨年納車になったトヨタの90系ヴォクシーハイブリッドでE-Fourを選んだのは、豪雪地帯である福島県只見町の只見雪まつりや山形県大蔵村の肘折温泉に行くのが目的だったのですが、滑る感覚がほとんど無くて、車高は高くなってしまったとしても購入して良かったと思いました。
なんちゃって4WDから進化して本物の4WDになったという納得できるフィーリングがなかなか良かったです。
しかし、問題は走りじゃなくてこれ。
省電力化で、HIDからLEDに代わったヘッドライトは、排熱がほとんど無くて雪が全く溶けないのです。
5km走行しては雪を払って、また走行しては雪を払ってと、なかなか前に進めません。
他の車種でも雪は積もっていたかもしれませんが、90系ヴォクシーはヘッドライト周辺に空気溜まりができそうな形状なので、雪が付着しやすく溶けにくいのかもしれません。
設計段階で分かっていたと思うけど、ヒーターを入れるとか解決方法って無かったんですかね?って思ったら、どうやら社外品であるらしいです。
PIAA ヘッド&テールライト用 融雪ヒーター ユニット&外気温センサーハーネス【L型】 12V・24V共用 メーカー保証付き
熱線プリントをしないと、LEDヘッドライトって危ないような気もするのですが、メーカーではそこまで考えていなかったのでしょうかね?
いかにも貼った感が出てしまうのは個人的に好きではないのですが、LEDヘッドライトの雪が溶けない問題は、社外品の融雪ヒーターを貼って溶かすぐらいしか選択肢がないんだと思います。
ちなみにこちらの製品は、ACCやポジションランプから電源を取って、5度以下の気温で自動的にヒーターを作動させる外気温センサーを搭載しているとの事。
今の所は、Amazonで意味が無かったというレビューが付いておりますが、写真を見る限りは熱線の所しか溶けていなくて確かに意味は無さそうな感じです。
雪道はレーダーとソナーも全停止する
LEDヘッドライトだけではなく、レーダーに雪が付着して停止してしまうのも問題です。
ただ停止するだけなら、さほど問題ではないのですが、マルチインフォメーションディスプレイにレーダーの機能停止の表示がされるだけではなく、消してもすぐに表示されてしまうのが目障りなのです。
しばらく走るとソナーも停止してしまい、走行時に必要な情報が入ってこなくなってしまうから困るのです。
90系ヴォクシーに限らず、レーダーやソナーの機能停止は雪が多い地域に住んでいる人にとっては、だいぶ厄介な問題になってしまいそうですが、こちらの解決方法があれば良いんですけどね・・。
特にハイブリッド車はエンジンやラジエターからの排熱が少なくて、特にフロント周りに付着した雪が溶けにくい条件が揃ってしまっている状況になってしまいますが、こちらも何か良い製品があればご紹介したいと思います。
それか、冬の間はセンサー関係を停止してしまうしか無いのかもしれませんね。
トヨタさん・・是非フロント周りの雪が溶けない問題の対策が出来るような設計をお願いします。
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