2022年7月9日に秋田県大仙市協和船岡で開催した、第39回協和七夕花火の紹介です。コロナ禍で中止が続いていた大仙市の初夏を彩る協和七夕花火は、2年のブランクを空けて二尺玉打上や女流花火作家競技大会等の一部の内容を変更して開催となりました。
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2022年 第39回の協和七夕花火
30数年前に復活した天王まつりに地元の有志が花火を10発ずつ持ち寄って打ち上げた事が始まりである協和七夕花火は、ちょうど七夕の日に近い時期である毎年7月第2週土曜日に開催する花火大会です。
例年であれば秋田県内では数少ない二尺玉の打ち揚げや、全国では珍しい女性花火師による全国女流花火作家競技大会が行われている事でも知られております。
2020年の春から続くコロナウィルス感染症の感染拡大の影響で協和七夕花火は2年連続で中止になっていましたが、今年は全国女流花火作家競技大会等を行わず、規模を縮小しての実施となりました。
私自身が協和七夕花火の観覧に訪れたのは、約10年ぶりの事になりますが、今年は開始時間が早かったため、空がまだ明るい時間にオープニング花火が打ち揚げられました。
花火の打ち上げ数は2000発に満たない程度ではありますが、最大幅200メートルのワイドミュージックスターマインや、直径300メートルの大きさに開花する10号玉など、見ごたえのある花火を間近で楽しめます。
花火の打ち揚げを担当するのは秋田県大仙市の響屋大曲煙火株式会社。
この花火大会を担当していた大曲花火化学工業と、実弟が経営していた響屋が合併して2017年に社名を変更して現在の響屋大曲煙火になりました。
それにしても、プログラムが進行してもまだ空が明るい・・。
今年は東北南部の梅雨明けが6月中で、観測史上最も早い夏の訪れとなりましたが、青森、岩手、秋田の3県だけは梅雨明けの発表が無くても空はすっかり夏空でした。
単発の花火打ち上げやワイドスターマインは、観覧席の左手側から打ち揚げられましたが、スターマインはさらに左手奥の位置から打ち揚げられます。
花火打ち上げ場所手前を通る道路は車両の通行を規制していなかったので、自動車の通行は可能ですが、停車したり降りたりしての観覧等は禁止だそうです。
車内から見た打ち上げ場所の様子はどう見えていたのだろう。
特別企画 ワイドスターマインファイナルステージは、打ち上げ幅200メートルのワイドミュージックスターマインでした。
雰囲気的には地域の夏祭りのような感じなので、物量が多いというわけではないですが、ガチな花火大会よりも地域の人たちがゆったり楽しんでいるような花火大会の方が好きかも。
ラストは、たなばたさまの歌をバックミュージックに10号玉が次々と打ち揚げられる迫力のあるプログラムです。
響屋大曲煙火さんが製作した、紫水晶をちりばめたペンダントも見れたので、10年ぶりぐらいに訪れた協和七夕花火を見に来れて良かったです。
2022年 協和七夕花火の映像
この映像では、第39回協和七夕花火の全プログラムを収録しております。
0:00 オープニング 特大スターマイン・10号玉4連打「開幕!希望のファンファーレ」
4:10 4号玉5連打「天空に五輪の生花」
4:46 7号玉「七夕まつりの夜に・・・。」
5:00 特大スターマイン「咲き誇る協和の花」
6:50 10号玉「織姫の夢」
7:04 5号玉10連打「星降る夜に」
8:12 8号玉3連打「麗花」
9:01 特大スターマイン「光の遊園地」
10:53 10号玉「彦星浪漫」
11:10 スターマイン「エナジーグリーン」
11:47 特大スターマイン「煌めくユートピア」
12:45 10号玉「夢花火」
13:01 スターマイン「感謝のエール」
13:52 8号玉2連打「大輪の競い咲き」
14:21 10号玉「天空の大輪」
14:37 5号玉10連打「七夕夢物語」
15:39 4・5・8号玉「天の川に向けて。」
16:14 超特大スターマイン「パッション~情熱の光~」
18:52 特別企画 ワイドスターマインファイナルステージ「DREAM~輝ける未来へ~」
23:52 10号玉10連打「たなばたさま」
26:50 打ち止め
2022年 協和七夕花火 基本情報
開催日時 | 2022年7月9日 19:30~ |
開催場所 | 〒019-2401 秋田県大仙市協和船岡上宇津野 |
主催者 | 協和七夕花火実行委員会 |
担当煙火店 | 響屋大曲煙火株式会社 |
打ち上げ数 | 1,800発(例年実績) |
最大号数 | 10号玉 |
関連ウェブサイト | 大仙市観光物産協会 大仙市 |
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