陸奥の小京都 角館武家屋敷通り 角館桜まつりを2024年4月15日から開催｜秋田県

秋田県仙北市角館町の桜名所である角館武家屋敷通りと桧木内川堤では、2024年4月15日から角館桜まつりを開催予定です。みちのくの小京都と呼ばれた武家屋敷通りではシダレザクラが咲き乱れ、桧木内川堤ではソメイヨシノの桜並木が楽しめると共に、夜には幻想的な夜桜のライトアップも観賞できます。

角館 武家屋敷の桜の見どころ

かつての角館城の城下町となっていた武家屋敷通りは「みちのくの小京都」と呼ばれ、蘆名氏や佐竹氏家臣たちによって造られた侍屋敷が立ち並んでいます。
武家屋敷通りの枝垂桜は1656年から角館を支配していた、角館佐竹家の2代目佐竹義明の妻の生家がある京都三条西家から持ち込んだものであるとされていて、黒板塀の上から薄紅色の花をつけた桜が垂れ下がる美しい風景は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのように思えるほどです。
角館町内全体では約450本ほどのシダレザクラがありますが、そのうちの162本が1974年に国の天然記念物に指定されました。
その中には、樹齢300年以上にもなる枝垂桜の老木が含まれているそうです。

歩道上まで垂れ下がるシダレザクラがとても美しい武家屋敷通りですが、お花見期間中でも平日は通行止めにはならないので、歩道からはみ出して歩かなくてはいけないような時には行き交う車両に充分な注意が必要になります。
写真や動画撮影もできますが、午前9時以降から観光客やツアー客がたくさん来るため、人が映り込まない写真を撮るのはかなり厳しくなります。それまでには混み合いそうな場所から撮影を済ませておくとスムーズな撮影が出来るかもしれません。

国指定名勝 桧木内川堤のソメイヨシノ

もう一つの角館の桜の名所である桧木内川堤(ひのきないがわつつみ)は、1934年に今上天皇誕生記念として植樹されたソメイヨシノの木が桧内川左岸の堤防上 約2kmにわたって咲き誇り、ボリューム感たっぷりの桜並木が続きます。
過去には堤防への植樹を禁止とする河川法の影響で、桧木内川堤のソメイヨシノは伐採の危機となった事もありましたが、町民の努力によりソメイヨシノは守られたとされていて、現在は国の名勝にも指定されるほどの桜の名所となっています。

角館は2017年に訪れた場所で、1日目は大雨の影響でほとんど撮影が出来なかったのですが、2日目には天候が回復してどうにか武家屋敷通りと桧木内川の桜を鑑賞する事が出来ました。スッキリとした青空とまだはならなかったのですが、この日の様子は動画で残していますので、来年以降の参考としてもご視聴頂ければ良いなと思っています。

角館の桜まつり 関連動画

【みちのくの小京都】桜名所 角館武家屋敷と桧木内川堤の桜並木 春の秋田観光 (YouTubeより)

角館の桜まつり イベント

交通規制と駐車場

角館の桜まつり開催期間中は土日を中心に武家屋敷通りと桧木内川右岸で、車両を通行止めにして歩行者天国ととする交通規制を実施します。
過去に筆者が訪れた平日には通常通りに車両の往来がありましたので、平日に観桜をする際は通行する車両に注意するようにしてください。

また、内川橋と落合運動公園の区間では路上・路肩への駐車を禁止する交通規制を連日10時から16時まで行います。

©google map
駐車場は、桜並木駐車場と武家屋敷通り臨時駐車場の2箇所が主な駐車場となります。
桜並木駐車場は桜まつり開催期間中8時30分から16時30分までの営業、武家屋敷通り臨時駐車場は4月12日から5月5日までの7時30分から16時30分までの営業となります。

また、一部期間には夜桜のライトアップに合わせて16時30分から22時までの夜間営業も実施予定になっておりますので、公式ウェブサイトでご確認いただければ幸いです。

料金は自転車とバイクが無料、四輪車については普通車500円、中型車1,000円、大型車2,000円の有料制となり、中型車と大型車については桜並木駐車場のみ駐車可能となっております。

角館の桜まつり 交通アクセス・駐車場情報

過去に観桜をした際の記事はこちらに掲載をしておりますので、訪れる際の参考としてご覧いただければ幸いです。

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