東北地方屈指の豪雪地帯、山形県最上郡大蔵村の肘折温泉では、2025年1月25日から毎週土曜日に3mを超える雪壁を幻想的な灯りで彩る肘折幻想雪回廊を開催します。最終日の2月15日には温泉街の夜空を美しく彩る冬花火の打ち上げも実施されます。
記事内の目次
肘折温泉を彩る冬花火 2024年 肘折幻想雪回廊
肘折温泉とは?
肘折温泉は山形県最上郡大蔵村に位置し、出羽三山の主峰である月山の麓を流れる銅山川沿いに、約20件の旅館が立ち並ぶ温泉街です。
開湯は今から1200年以上前にあたる平安時代の西暦807年頃とされており、肘を折った老僧がこの地のお湯につかったところ、たちまち傷が癒えたとされる説や、また様々な諸説から肘折温泉と名付けられたとされております。
肘折温泉への入り口には、鋼製ラーメン構造桟道橋としては日本一の長さとなる「肘折希望大橋」が架けられており、2012年4月と5月の土砂崩れにより崩落した県道戸沢大蔵線に建設されたループ状の新たな橋です。
肘折温泉には4施設の日帰り温泉があり、そのうちの1施設である肘折いでゆ館は、肘折幻想雪回廊の公式駐車場にもなっております。
泉質はナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉となっており、美肌の湯として知られる肘折温泉の効能を日帰りでもお楽しみいただけます。
【5月~10月】9時30分~17時30分 【11月~4月】9時30分~17時 / 【入浴料】大人 500円 小学生 300円 幼児無料
湯けむりが立ち上がるノスタルジックな雰囲気を感じる温泉街は、昭和レトロな佇まいの温泉宿が立ち並びます。
全ての宿が100%源泉かけ流しの湯で、銅山川のせせらぎを聞きながら、都会の喧騒を離れてゆっったりと過ごす事ができます。
肘折幻想雪回廊 冬花火
3メートル以上も雪が積もる豪雪地帯の肘折でも2024年は雪がとても少なく、暗くなってから蝋燭の火が灯る雪壁は小さめになっておりました。
画像は大蔵村観光協会より
例年通りの積雪量であれば、人の頭上を越えるほどの雪壁に、ほのかな灯りがやさしく照らされる幻想的な光景を見る事が出来ます。
花火の打ち上げは19時45分から約10分間ほどで、小玉の菊や牡丹の花火が次々と打ち上げられます。
温泉街を前景に花火を撮ろうかと思っていたけど、もう一本手前の橋のあたりから観覧をした方が良かったらしく、この場所では少し離れすぎていました。
銅山川沿いであれば、どこからでも花火が見れると思うので、なるべく肘折ダムに近い場所から見た方が迫力のある花火を楽しめると思います。
2024年 肘折幻想雪回廊 冬花火の動画
【4K HDR】開湯1200年の歴史ある秘湯 肘折温泉の夜空を彩る冬花火打ち上げ! 肘折幻想雪回廊 冬花火
Camera : Blackmagic pocket Cinema Camera 6K (BMPCC6K)
Lens : SIGMA 18-35mm Art
Michrophone : MXL CR21
Recorder : ZOOM F3
肘折幻想雪回廊 冬花火 観覧情報
開催場所 | 山形県最上郡大蔵村南山 肘折温泉天狗鼻橋周辺 |
開催日時 | 2024年2月15日 19:45~花火打ち上げ (肘折幻想雪回廊開催日 2024年1月25日、2月1日・2月8日・2月15日(各土曜日)19:00~20:00) |
花火打ち上げ数 | |
担当煙火店 | ㈱佐藤煙火 |
観覧場所 | 肘折温泉 天狗鼻橋付近 |
駐車場 | 無料 肘折いでゆ館駐車場 |
交通アクセス | 東北中央自動車道 舟形ICから車で28分 22km |
関連ウェブサイト | 肘折温泉HP 大蔵村観光協会 |
冬装備について
2024年は雪が少なめでしたが、例年通りであれば3メートルを超える雪が積もる豪雪地帯です。
花火を観覧した日も帰りは所々凍結している場所もありましたので、自動車のスタッドレスタイヤの着用やタイヤチェーンの携行は必要です。
また気温も氷点下まで下がるので防寒着の着用もオススメします。
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