複数のカメラやレンズの他、ノートパソコンまで収納が可能な大容量のカメラバックパックでありながらも、機材の運搬も楽に感じるタイヤ付きでキャリーケースのように扱える、Neewerの2-in-1ローリングカメラバックパックをレビューします!
記事内の目次
タイヤ付きで撮影機材の運搬も楽になるNeewer 大型カメラキャリーバッグのレビュー
機材が増えすぎて持ち運びが大変になった!
カメラやレンズだけではなく、大型Vマウントバッテリーアダプターやフィールドレコーダーなど、常に使用する機材をバックパックに入れていたんですが、バッグ1つで足りないどころか、さらに三脚やポータブル電源などを持ち運んで長距離を歩くとなると、現場についた時には疲弊しきっているなんて事もあります。
特に指定の駐車場から真夏の炎天下を5km以上歩いた時には、身の危険すらも感じるぐらいでした・・。
そんな事で昨年の夏の終わり頃から機材の軽量化と持ち運びの効率化を図ってはいたのですが、常に使う機材をバッグに詰めるとほぼ元通りの量になっちゃったので、機材量を減らす事を諦めて、どうやって機材を効率よく運ぶかについて考えておりました。
まず今までメインで使用していたGitzoの三脚、ジャイアントGT5562GTSは常に使用するわけではないし、マンフロットの大型ビデオ三脚もほぼ使用する機会が無くなったので、マンフロットのビデオ三脚を売って新たにINNORELのカーボン三脚を購入いたしました。
それだけでは、正直1.5kg程度しか軽く出来ないんですよね・・。
バックパックに詰めた機材の総重量は約15kg近く・・、さらに三脚の重さがプラスされるので頸椎ヘルニア持ちの筆者にとっては負担が大きすぎるのです。
だったら転がせばいいじゃないか!という事でキャリーケース状のカメラバッグを探しているうちに見つけたのが、Neewerの2-in-1ローリングカメラバックパックです。
サイズが大きくて安いローリングカメラバックパックを開封
既に梱包箱からは出した状態しか写真に残っておりませんが、外箱は綺麗とは言い切れなくともしっかりした厚みのある袋の中にバッグが入っているのでとても綺麗です。
バッグパックとキャリーケースの両方で使えます
Neewerの2-in-1ローリングカメラバックは、背中に背負うためのショルダーストラップとキャリーケースと同様の使い方をするためのキャリーハンドルが付いております。
このまま転がすとショルダーストラップが邪魔になるようにも思えますが、ローリングカメラバックパック背面に収納スペースがあるので、地面に引きずってしまったりどこかに引っかけてしまう心配もいりません。
ちなみにサイドのポケットは張りが強すぎて、厚みのある物を入れて転がしていると、少しずつ上に上がってきて気付いたらどこかに落としている事もあります。
下部に取り付けられた車輪は少し小さめでバッグ下のクリアランスが少々狭いのが気になる所。地上からキャリーバッグ下面まで2.5cm~3cmぐらいしか余裕がありません。
大体の場所は問題なく転がすことが出来ますが、凹凸が多い道だと気を使いながら走行させなくてはいけないようです。
三脚の固定場所は謎?
正面に1か所と両サイドに2か所の三脚固定場所がありますが、正面は下部に脚を収納する袋があるから大丈夫です。
両サイドについては上の画像のように固定がうまく出来ないので未使用です。
というか、三脚を固定している写真のバッグ違うような気もしますし、実際に三脚下部を固定する場所が一切ありません。
三脚の固定に関しては、重量があるヘッドを取り付けた三脚だとバランスを崩しやすいのと、両サイドへの固定が謎のままなので少々工夫が必要なのかもしれません。
ノートパソコンも収納できる大容量
最低でもカメラ2台と4本のレンズは収納できる大容量で、深さもある事からカメラによってはレンズを付けっぱなしでもそのまま収納をすること事もできます。
また、蓋の背面にはノートパソコンを1台収納をするスペースが設けられているので、ライブ配信などでノートPCを使用する際にはとても便利です。
レンズ4本とシネマカメラ1台、レンズを付けっぱなしのAPS-C一眼レフカメラを収納出来て、VマウントバッテリーアダプターやNP-Fバッテリー、フィールドレコーダーやマイクなど、沢山の機材やレンズを収納する事ができました。
これで全部ではないので、今まで使用していたバックパックも背負わなくてはいけないのですが、重い機材をキャリーバッグに収納する事で肩への負担を減らすことが出来ました。
雨が降っても安心なレインジャケット付き収納スペース
正面の収納スペースは、15mmロッドやレンズサポート、カメラ用レインジャケットなどの小物を中心とした収納スペースとして活用をいたしました。
キャリーバッグ用のレインジャケットも標準で付属してくるので、万が一雨が降った時でも収納している機材を濡らすことなく安心して撮影に集中する事が可能です。
普通は大丈夫かもしれないけど、長物が多い筆者の機材では、少々ポケットが浅めに感じたり狭かったりするけど、普通は問題なく使用できるはず。
10ヶ月使用して不具合は無し
約10ヶ月ぐらい使用を続けておりますが、破れたり車輪が壊れたりファスナーが取れたりなどの不具合は一切発生しておりませんし、キャリーケース下側のクリアランスが若干狭い事と三脚の収納の仕方がイマイチ分かりにくい事以外は特に不満なく使用できています。
つまり悪路走行や大きな段差はめっちゃ苦手!
それを除けば体への負担を軽減できますし、真夏に沢山の機材を持ち運びながら長距離を歩くのもあまり苦ではありませんでした。
Neewerの2-in-1ローリングカメラバックパックは、複数のカメラを使用していて背負うには重すぎると感じる方には特におすすめしたい商品です。
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Neewer 2-in-1ローリングカメラバックパック トロリーケース 耐衝撃性 取り外し可能なパッド入りコンパートメント
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