タイヤホイール通販ショップAUTOWAY(オートウェイ)で購入した、ドバイ発の激安スタッドレスタイヤ ZEETEX(ジーテックス) WH1000を購入して2年目になるので、雪上走行時のレビューや通常走行時の音についてご紹介します。
記事内の目次
はじめに
つい最近の話ですが、国土交通省が定めた保安基準に満たないタイヤホイールを販売したとして、輸入タイヤ・ホイール販売会社「オートウェイ」の社長ら3人が逮捕されたとニュースになっていましたね。
私もずっとオートウェイからタイヤ・ホイールを購入していたので、正直な所驚いてはいたのですが、逮捕された後に不起訴となったようです。
限定使用条件の耐久試験は実施していた上で、一般使用条件を前提としたホイールであるかのような表示がされていた事に問題があったようですが、元々適合車種を限定して販売していたので、該当する車種であれば強度的に問題が無かったのだそうです。
10年以上利用しているショップなので、一時はどうなるか冷や冷やしていましたが、閉店にならなくて良かったです。
何故国産タイヤにしないのか?と気になると思いますが、価格が安い割には安全面でも不安が無く、今まで輸入タイヤやアジアンタイヤを使用していても全くトラブルが無かったからなのです。
ZEETEX WH1000のレビュー
ZEETEXってメーカーを聞いたことが無い人がほとんどだと思いますが、雪とは全く無縁な地域であるドバイにあるタイヤメーカーで、原産国は中国なのだそうです。
それを聞くだけでもとても不安なのですが、ZEETEX WH1000は日本市場向けに開発したスタッドレスタイヤで、保安基準が厳しい欧州にて第三者機関によるドライビングテストで高い評価を記録していたと発表しています。
出典:自動車春秋社
私の場合は年に数回しか雪が降らない地域に住んでいるため、ブリザックなどのトレッド面が柔らかい冬用スタッドレスタイヤを購入しても、乾燥した舗装路面を走行するのがほとんどなのです。
トレッドパターンを見る限りは、スタッドレスタイヤと言うより、オールシーズンタイヤに近いのかと思っていましたが、そのおかげで、スタッドレスタイヤ特有の耳障りな走行音がほとんどなく、サマータイヤとほとんど変わらないか少し大きめであると感じるぐらいの静粛性も兼ね備えているのです。
デメリットとしては明らかにサイドウォールが弱いような印象で、車重にもよりますが積雪の少ない舗装路面を走るのであれば空気圧を高めに設定しておいた方が、ステアリングの切れ角に対する反応が多少は良くなります。
サイドウォールも特に特徴も無く、トレッドパターンも特徴が無く、デザイン的には特に特徴は無いのでかっこよさやスタイルは求めない方が良いのだと思いますが、アジアンタイヤ特有の黄ばみが出る頻度は割と早めです。
回転方向指定が無いアウトサイドかインサイドの指定のみなので、タイヤローテーションもしやすいのが唯一の特徴でしょうか。
雪道走行時のレビュー
積雪路面を走行しましたが、このタイヤは溶け始めて水分を含んだような湿った雪質が苦手なような感じです。
トレッドの見た目からは想像できないほど滑りにくく、カーブを走行する時やブレーキの制動時も、多少不安が残る感じで、走行自体は特に支障なくできておりました。
上の画像のような圧雪路や積雪路などが続く山道を約200kmほど走りましたが、無事に生きて帰ってきているので、冬用スタッドレスタイヤとしては問題なく使用できていたとは思います。
アイスバーンについては昨年も含めて一度も無かったので何とも言えませんが、東京都内や宮城県平野部などみたいにほとんど雪は積もらないけど、積もる時は一気に積もるような積雪の少ない地域で運転をしているドライバーにはオススメしたいタイヤです。
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