宮城県仙台市泉区市名坂で毎年8月16日に開催される「例祭・市名坂夏まつり」は、七北田川の堤防沿いに鎮座する石留神社の例祭に合わせて行われる地域の夏祭りです。町内会や青年会などが中心となって受け継いできた行事で、灯籠流しや盆踊り、夜店などでにぎわい、夜には先祖の霊を見送る盆送り花火が打ち上げられます。七北田川河川敷から打ち上がる迫力あるスターマインが見どころで、今回は2019年の開催情報と2017年に撮影した花火動画をご紹介します。
開催会場になっている石留神社とは?
市名坂夏まつりが開催される石留神社は、宮城県仙台市泉区市名坂を流れる七北田川の堤防沿いに鎮座する神社で、「石止神社」とも表記されています。この神社には、古くから石留明神にまつわる伝説が語り継がれています。
その昔、志波彦神が白馬に乗って冠川(七北田川の古い呼び名)を渡ろうとした際、馬が川底の石につまずいて落馬し、冠を川に流してしまったといわれています。これに怒った志波彦神は、家来の神々に命じて川底の石を両岸に拾い上げさせ、これより下流に石があってはならないとして、見張りの神を置いたそうです。
この見張りの神が石留明神であり、石留神社の名前の由来になったという伝説が残されています。現在も石留神社では例祭が行われ、地域の人々に親しまれています。
町内会が主体となって開催する市名坂夏まつり
毎年8月16日に開催される「市名坂夏まつり」は、石留神社の例祭とともに、先祖を供養する送り盆の行事として受け継がれてきた地域のお祭りです。市名坂町内会や市名坂青年会などが協力して開催しており、町内会が主体となる夏祭りとしては規模の大きな花火大会が行われることでも知られています。
お盆の最終日に花火を打ち上げることには、夏の夜空を美しく彩るだけでなく、ご先祖様の霊を見送るという意味も込められています。2019年は18時から石留神社の例祭が行われ、18時30分からの灯籠流しに続き、20時から盆送り花火が打ち上げられる予定となっています。
市名坂夏まつりの花火大会は、七北田川河川敷から打ち上げられるスターマインや連発花火などが見どころで、過去の開催では約2,000〜3,000発の花火が打ち上げられると紹介されていました。約30分間にわたって次々と花火が打ち上がるテンポの良いプログラムが特徴で、比較的近い距離から観賞できることもあり、花火の光や音を間近で感じられる迫力があります。
また、石留神社周辺や七北田川の河川敷には夜店が並び、盆踊りなども行われるため、地元の方々を中心に多くの人が訪れます。灯籠流しと花火が送り盆の夜を彩る、地域に根付いた夏の風物詩となっています。
市名坂夏まつり 関連動画
2017年 市名坂夏まつり 花火大会|宮城県仙台市泉区
2017年8月16日に宮城県仙台市泉区で開催された、市名坂夏まつりの花火動画です。当日は雨が降っていましたが、花火の打ち上げ直前に雨が上がり、雨に濡れることなく観覧・撮影することができました。
花火の打ち上げは宮城県の㈱芳賀火工が担当し、スターマインを中心とした華やかな花火が次々と夜空に打ち上がりました。途中では煙が滞留して一時的に打ち上げが中断される場面もありましたが、仙台市泉区の市街地で開催される花火大会ならではの、間近に迫るような迫力を感じられる映像となっています。
市名坂夏まつり 交通アクセスや日程情報
| 開催場所 | 宮城県仙台市泉区市名坂字石止 石留神社・七北田川河川敷 |
| 開催日時 | 2019年8月16日(金) 18:00~ 石留神社例祭 18:30~ 灯籠流し 20:00~ 盆送り花火 |
| 担当煙火店 | ㈱芳賀火工 |
| 観覧場所 | 石留神社前 七北田川河川敷 |
| 駐車場 | 会場専用駐車場の案内は未確認。八乙女駅周辺に有料駐車場あり |
| 交通アクセス | 仙台市営地下鉄南北線 八乙女駅から徒歩約8分 |
| マップコード | 21 826 684*85 |
| 関連ウェブサイト | 無し 二柱神社Face Bookページ(参考) |
この記事は、2019年の開催情報と過去の開催実績に基づいて執筆しています。開催内容や時間は天候などによって変更される場合があるため、来場前に現地の案内をご確認ください。
会場周辺は住宅地となっているため、来場の際は仙台市営地下鉄南北線などの公共交通機関の利用をおすすめします。最寄り駅の八乙女駅から石留神社までは徒歩約8分です。






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