岩手県一関市にある観光名所・厳美渓(げんびけい)の美しい風景をご紹介します。栗駒山を源流とし、一関市内を流れる磐井川の侵食によって形成された厳美渓は、奇岩や怪岩が連なるダイナミックな景観が約2kmにわたって続く、国の名勝・天然記念物に指定された景勝地です。エメラルドグリーンやパステルブルーに輝く水流と周囲の木々が織りなす渓谷美が魅力で、新緑や紅葉など、四季折々の美しい絶景を楽しめます。
厳美渓の見どころ
岩手県一関市の厳美渓は、対岸の団子屋さんからワイヤーを伝って、籠に入った団子が空を飛ぶように運ばれてくる「空飛ぶ団子」で一躍有名になった観光名所ですが、古くから美しい渓谷の景勝地としても知られています。
かつて仙台藩主の伊達政宗が、磐井川の侵食によって長い年月をかけて形成された渓谷の美しさを見て、「松島と厳美がわが領地の二大景勝地なり」と称賛し、何度も訪れたと伝えられるほどの景勝地です。
その渓谷美は、奇岩や怪岩、滝や深淵など、姿や形を変えながら約2kmにわたって続き、エメラルドグリーンやパステルブルーに色づいた美しい水流と共に、自然が長い年月をかけて作り上げてきた絶景を観賞することができます。
厳美渓名物の「空飛ぶ団子(かっこうだんご)」は、対岸の団子屋さんから手前の休憩所まで張られたワイヤーを伝って運ばれてきます。
籠の中に料金を入れ、手前にある板をハンマーで叩くと、対岸の「郭公屋(かっこうや)」の店員さんが籠を引っ張り上げ、しばらくすると団子とお茶が入った籠が空を飛ぶように運ばれてきます。
お茶がこぼれないように籠を運ぶ技術は、長年積み重ねてきた経験によって作り上げられたものだそうです。
今回訪れたのは、観光客が一人も来ていない早朝だったため、残念ながら団子が空を飛んでくる様子を見ることはできませんでしたが、一度この目で見てみたいものですね。
厳美渓の中でも一番の絶景ポイントである、天工橋から眺める上流側の風景です。
奇岩や怪岩がほぼ直線的に続き、エメラルドグリーンの美しい水流と共に、厳美渓のダイナミックな渓谷美を最も強く感じられる場所です。橋の上には歩道も整備されているため、通行する車を気にすることなく、眼下に広がる迫力ある渓谷の絶景をゆっくりと眺めることができます。
上流側にはもう一つ橋が架けられているのですが、2019年5月の時点では工事中のため、残念ながら車両・歩行者共に通行止めとなっていました。
道中には歩道がないため、通行する自動車への注意が必要となりますが、さらに上流側へ向かっていくと、岩肌の荒々しさが次第に薄れ、周囲の木々の新緑と共に穏やかさを感じられる美しい景色も眺められます。
奥に見える山は栗駒山でしょうか?残雪が残る山々と新緑に包まれた厳美渓の風景が、とても美しい場所でした。
この先も進もうと思えば行けるのですが、元の場所に戻ることを考えると、ここまでにしておいた方が良いと思いました。この場所は、新しい道路を造る際に残された旧道のような場所が目印となっています。
上流側まで行ったので、今度は下流側に向かってひたすら歩いていくと、「御覧場橋(ごらんばばし)」と名付けられた吊り橋があります。天工橋から約200メートルほど下流に位置しており、橋の上からも厳美渓の美しい風景を眺めることができます。
実際に少し渡ってみましたが、かなり揺れる吊り橋なので、不安定な場所が苦手な人は気をつけた方が良いかもしれません。
今回訪れた場所はすべて動画にまとめましたので、岩手県一関市・厳美渓の新緑やパステルブルーの美しい水流、奇岩が連なる迫力ある渓谷の風景を、ぜひ4K映像でもご覧になってみてください。
厳美渓の風景動画
[4K]Genbikei 厳美渓(岩手県一関市) パステルブルーの水流と新緑が美しい風景 (YouTubeより)
Color Correction: Blackmagic Design DaVinci Resolve (S-Log2 to Rec.709)
Video Edit: Adobe Premiere Pro CC
Camcorder: Sony a7S + ATOMOS NINJA FLAME (4K S-Log2/S-Gamut)
Lens: SAL1635Z + LA-EA4
Stabilizer: Feiyu Tech α2000
厳美渓の所在地や交通アクセス情報
| 所在地 | 東北地方|〒021-0101 岩手県一関市厳美町滝ノ上地内 |
| 時間 | 24時間 |
| 料金 | 無料 |
| 駐車場 | 厳美渓レストハウス周辺に有料駐車場あり(1回300円) 道の駅 厳美渓 |
| 交通アクセス | 東北自動車道 一関ICから車で約10分 JR東北本線 一ノ関駅から岩手県交通バス厳美渓線に乗車、厳美渓バス停下車 徒歩1分 |
| マップコード | 142 066 845*58(厳美渓) 142 096 203*87(道の駅 厳美渓) |
| 関連ウェブサイト | いちのせき観光ナビ |
厳美渓の見どころ
駐車場は、厳美渓レストハウス周辺に有料駐車場があります。時間外の場合は、徒歩10分ほどの場所にある無料の道の駅厳美渓を利用するのが良いでしょう。
一関市内には、猊鼻渓(げいびけい)と呼ばれる観光名所もありますが、厳美渓とは別の場所になりますので、間違えないように気をつけてください。
バリアフリー情報
天工橋からの観賞は可能ですが、その他の場所には未舗装の岩場が多いため、散策する際には注意が必要です。また、国道342号線に向かう道路は途中から歩道がなくなるので、通行する車に気をつけて歩いてください。
国道342号線との合流地点付近には、通行止めとなった旧道もありますので、そちらからも厳美渓の風景を観賞することができます。













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