カーボンブラックを配合したブラックシャインカルナバでタイヤを黒く染めて、テカらないシックな黒艶で長期間ゴムを保護し、愛車のタイヤを鬼のように長く黒々とさせるSOFT99(ソフト99)のディグロス 鬼黒タイヤワックスをレビューしていきます!
SOFT99 鬼黒タイヤワックスの成分
タイヤにはゴムの硬化やひび割れを防ぐ老化防止剤が含まれていますが、価格が安いアジアンタイヤは滲み出した老化防止剤が茶色く変色するサイクルが早く、洗車しただけでは2週間から3週間程度でサイドウォールが汚れてしまう傾向があります。
遅かれ早かれ茶色く汚れてしまうのは老化防止剤を練り合わせているタイヤとしては正常な反応なのですが、ダメージ性が強いクリーナーなどで落としてしまうと、汚れが落ちると同時にタイヤの劣化を早めてしまう原因にもなってしまいます。
この老化防止剤の滲み出しを抑えながら、なるべく洗い落とさない方法として、靴墨も考えたのですが、似たようなタイヤワックスでSOFT99(ソフト99)のディグロス 鬼黒を見つけました。
SOFT99(ソフト99)のディグロス 鬼黒タイヤワックスは、ワックス、ウレタン系合成樹脂 カーボンブラック、カルナバロウ、水溶性溶剤を混合した、自動車タイヤ用のタイヤワックスです。
自然由来のカルナバロウやタイヤの原料や墨汁の成分にもなっているカーボンブラックなどを配合した水溶性溶剤を主原料とし、ダメージ性がある油性成分である石油系溶剤を含まないから、タイヤのゴムを劣化させずひび割れも発生しにくくなっています。
タイヤの艶を出すタイヤワックスと言うよりは、タイヤのサイドウォールを黒く染め上げる着色保護剤に近いイメージしてもらった方が良いのかもしれません。
SOFT99 鬼黒タイヤワックスを塗り込んでみた
SOFT99 ディグロス 鬼黒 タイヤワックスは黒い箱に般若のお面が描かれた、タイヤワックスコーナーの中でも割と悪目立ちしているパッケージデザインです。
逆に胡散臭く見えてしまっていたけど、当製品にも入っているディグロス ピタスポ 鬼ヌリで普通のタイヤワックスを塗ってみたら結果がイマイチだったので、試しに本製品を購入をしていました。
付属のスポンジであるディグロス ピタスポ 鬼ヌリに、ディグロス 鬼黒タイヤワックスの液剤を適量垂らしていきます!
ノズル先端で液剤が固まって出しにくい時に容器を力強く押してしまうと、ノズルと一緒に液剤が吹っ飛んでいってしまうため、よく振って半ペースト状の液剤をしっかりと溶かしてから、適度な力で容器を押してスポンジに垂らしていきます。
タイヤに塗り伸ばした後の乾燥が早いため、サイドウォールの刻印などで塗り残しが発生しないように、少し力を入れながら薄く塗り広げていく必要があります。
厚塗りをしてしまうと、スポンジの拭き後がそのまま残って乾燥してしまうため、素早く薄く塗り広げていくのが綺麗に塗布するコツです!
付属のディグロス ピタスポ 鬼ヌリは、サイドウォールの形状に合わせてカーブを描いているスポンジとなっているため、トレッド面の始まりぐらいまでは塗りやすい形状になっています。
乾き始めた所で塗り広げようとすると拭き後がくっきりと残り、重ね塗りをしようとすると悪化してしまう事がある部分的な失敗例です。
それ以外の箇所は塗り方のコツを覚えて、ムラなく綺麗に塗り込む事が出来ました!
鬼黒タイヤワックスを塗り込んでから春・夏・秋は約10分以上、冬は20分以上放置すると、液剤が乾燥して半艶状態の黒々としたサイドウォールに仕上がりました!
完全に乾燥をするのを待ってから、使い古しや使い捨てマイクロファイバークロスで、サイドウォール表面を馴らすように拭き上げていくと、拭き筋後を滑らかに仕上げて艶を出す事が出来るので、塗布後の拭き馴らし作業はオススメです!
耐久性は2ヶ月以上との事ですが、実際には3ヶ月以上が経過しても黒艶が失われていなかったので、サイドウォールの形状変化が少ない扁平タイヤの方が長持ちしていそう!
特にタイヤの保護成分が溶けだしてサイドウォールが茶色くなりやすいタイヤでは、鬼黒タイヤワックスで老化防止剤の滲み出しを抑え込む事も出来ますので、特にアジアンタイヤを履かせている車種ではオススメのタイヤワックスです。
SOFT99(ソフト99)のディグロス 鬼黒タイヤワックスは、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングの各オンラインショッピングサイトでもお買い求めいただけます。
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