最大9台のUSBとAC機器を接続可能な急速充電器！Anker Charging Station 9 in 1のレビュー

AC100V接続の3台合計1000Wの機器と、USB Type-AとType-Cで接続をするデバイス6台の合計9個の急速充電ポートを備え、他のコンセント差込口を塞がない電源タップ型USB&AC充電器、Anker Charging Station 9 in 1のレビューをします！

最大9台のUSBとAC機器を接続可能な充電器！Anker Charging Station 9 in 1

Anker Charging Station (9-in-1, 100W) 【USBタップ/電源タップ/AC差込口 3口 / USB-C 4ポート / USB-A 2...

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Anker Charging Station 9 in 1のサイズ

Anker Charging Station 9 in 1のサイズは幅80x奥行き80x高さ103mmで、下から上に向けて若干絞られた形状の台形型をしています。
アンカー製らしさを感じる角を丸めたスタイリッシュな仕上がりとなっており、どこに設置していてもインテリアの一部として溶け込みそうなデザインをしています。

入力1ヶ所に対して給電ポートはACとUSBの9か所

前面のUSB給電ポートは、上4ヶ所がUSB Type-Cポート、一番下の段の２箇所がUSB Type-Aポートとなっており、USBハブを使用しなくても最大で6台のUSB接続デバイスに電力を供給する事ができます。
PD(Power Delivery)やQC(Qualcomm Quick Charge)等との互換性があるPower IQ3.0 gen2に対応したポートは上2か所のUSB Type-Cのみで、中段のType-Cポートが5V 3A出力、下段のType-Aポートは5V 2.4Aを出力可能なPower IQ 1.0となっております。

製品のコストダウンや発熱の都合でPower IQ 3.0 gen2が採用されたのは上段2箇所のみになったのだと思いますが、C1/C2ポートはタブレットやノートパソコンのような、大きな電力を必要とする機器の急速充電が可能なUSB PD(Power Delivery)最大100W出力もサポートします。

※USB 出力値は製品の仕様に記載

背面と側面には合計3ヶ所のAC100Vコンセントを備えて、定格消費電力は3ヶ所合計で最大1000Wを出力できる仕様となっており、本体下限を超えるような大きさのACアダプターではない限り、それぞれの受けコンセントに接続した機器の邪魔にならないように配置されています。
ACアダプター型USB充電器の場合は、隣や下段のコンセントを潰して使用しなければいけない場合もありましたが、マルチタップ本体からケーブルを通じてACコンセントに接続する仕様となっているため、接続可能なコンセントが1ヶ所減るどころか、3ヶ所も増えてしまうのがとても有難い。

また、それぞれの出力ポートには過電流・過電圧保護、過負荷保護などの8つの多重安全保護回路も内蔵し、接続した全ての機器を保護しながら安心して長くお使いいただけます。

製品自体はAC100Vで最大1000W、USBで100Wを出力する事が可能ですが、マルチタップを経由してAnker Charging Station 9 in 1を接続した場合は、マルチタップに接続した機器も含めた定格消費電力が大元のコンセントで1500Wを超えないようにご注意下さい。
大元のコンセントやマルチタップ入力側の最大消費電力を超えて発熱し、焼損や火災の恐れがあります。

モバイル端末やカメラとバッテリーの充電もオールインワン

カメラやモバイルバッテリーの他、ポケットWi-Fiにも充電をしてみましたが、7か所のUSBポートと2か所のコンセントを使用しても、2か所のUSBポートが残っているというのは非常に嬉しい。
AC100Vコンセントから電力を供給するのが当たり前だった機器も、USB端子から電力を供給可能になった事で、コンセント不足の時代が終わってUSB端子不足の時代が始まったような気もします。

今までは2つのACアダプター型USB充電器とUSBポートを使用して、ケーブルと機器を入れ替えながら充電を行っておりましたが、タコ足配線をしなくても手持ちの端末のほとんどを１か所にまとめられるようになりました。

特にゲーム機やスマートフォンなどの携帯型端末の充電でコンセントやUSB充電器の取り合いになっていたご家庭でも、これ1台で充電を行えるようになるので、ぐちゃぐちゃだった配線もまとめられてスッキリするかと思います。

USB Type-CのPD急速充電については、LENOVO LOQ 15IRH8にて給電が行われている事を確認。
100Wに対応をしていないSSシンボルのUSB 3.1 gen1ケーブルでは充電が行われている事を確認できませんでしたが、100W以上の入出力に対応をしているSS10シンボルのUSB 3.2  gen2ケーブルを接続した際に、充電が行われている状態を示す表示に切り替わった事が確認できました。

ラップトップなどの大きな電力が必要なハードウェアを接続しても充電が行われなかった場合は、USBケーブルが伝送できる消費電力の仕様が、ハードウェア側で認識できる最低電力に満たなかった際に起こりますので、初期不良を疑う前に100W以上に対応したケーブルへの差し替えや買い替えを試してみる必要もあります。

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Anker Charging Station 9 in 1の仕様

Anker Charging Station 9 in 1

3ヶ所合計で最大1000Wを出力できるAC100Vコンセント、Power IQ対応の合計6つのUSBポートを搭載してC1/C2ポートはタブレットやノートパソコンのような、大きな電力を必要とする機器の急速充電が可能なUSB PD(Power Delivery)最大100W出力もサポートします。

USB出力値一覧