BIUBLEジャンプスターター | 自動車のバッテリー上りに便利な小型カー用品のレビュー

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズを補機バッテリーに接続

旅行先や外出時のバッテリー上りで自動車を動かせなくなった時のエンジン再始動用に使えるBIUBLEのジャンプスターターをレビューします。モバイルバッテリーのように小型で、救援車やJAFを呼ばなくても車載バッテリーに接続をするだけで、エンジンを再始動させる事ができるとても便利なカー用品です。

BIUBLEジャンプスターター | 自動車のバッテリー上りに便利な小型カー用品のレビュー

ハイブリッド車はバッテリーが上がりやすいって本当?

90系ヴォクシーハイブリッドE-Fourを購入してからそろそろ10ヶ月を経過するという所で、ディーラーでバッテリーの電圧を測定してもらっていましたが、通常12.6V以上が正常値である補機バッテリーの電圧としては、低めの12.1Vという測定結果になりました。
YouTubeやX(旧Twitter)を見ると、最近のハイブリッド車はバッテリーが上がりやすいなんて情報をよく目にしていましたが、たしかにガソリンエンジン車のバッテリー電圧としては低いなと感じていたんです。

その後、2週間近く車に乗らなかった期間があって、念のためにと思ってジャンプスターターを購入していたのですが、自分でバッテリーの電圧を測定してから購入すれば良かったかな?って思いました。

ハイブリッド車のバッテリー電圧を測定
2週間も車を放置して、バッテリーの電圧を測定した結果は12V付近で、ディーラーで測定していた時と全く変わっていません。

90系ヴォクシー YOURSのLEDルームランプ点灯チェック

ルームランプとラゲッジランプを社外品の高輝度LEDランプに変えていた影響もあるかと思っていたけど、ほとんど影響が無いとなると何か他に原因があるのではないかと思いました。

もしかしたらと思ったのが、車両のOBD2ポートに差し込むタイプのテレビキャンセラーやレーダー探知機です。
OBDとは、英語でOn Board Diagnosticsと書く車載式故障診断装置の事で、OBD2ポートにスキャンツールを接続して、車両の故障状態をコードで表示させる事が出来るのです。

最近はOBD2ポートから出力された信号を読み取って回転数や水温などをスマホでもモニタリングできる機器なんかも販売されていますが、外部からハッキングできそうな製品をOBD2ポートに接続しようとは思わないですし、ピンの16番がバッテリー常時電源になっていたはず。

バッテリーの電圧低下で電源への接続を物理的に遮断する機能が無ければ、OBD2ポートに接続した機器に常時電気が流れ続けてしまうため、バッテリーが上がる原因として真っ先に疑うべき機器はOBD2ポートに接続した機器と思っておいて良いでしょう。

それ以外にも、スマートキーを車両近くに置いて、電波を送受信し続けていたというのも原因として考えられますが、OBD2ポートに接続した機器が一切無い納車10ヶ月が経過した90系ヴォクシーHVを2週間放置した場合は、バッテリーの電圧にはほとんど変化が無かったという結果になりましたので、ハイブリッド車のバッテリーは上がりやすいという情報が絶対では無かった事も分かりました。

ちなみに、OBD2ポートに機器を接続するのを何故嫌がっているかと言うと、受信機と発信機さえ仕込んでしまえば、外部から信号を送る事も出来るという事ですね。
Amazonや楽天で販売している製品を、多少疑う目も必要かな?って個人的には思います。
OBD接続でドアロックとアンロックも制御できる製品があるぐらいですから・・。

BIUBLEのジャンプスターターを開封

今は持っていても意味が無いかもしれませんが、これから遠征が増える夏に向けた万が一の備えとして、BIUBLEのジャンプスターターMサイズをAmazonで購入をいたしました。
通常価格7,599円に対してAmazonプライムセールで購入した時の販売価格は2,300円も安い5,219円ですが、もしジャンプスターターとして使えなくてもモバイルバッテリー代わりにも使える製品です。
ジャンプスターターを深夜にAmazonで購入をしてから1日半で届きました。

BIUBLEジャンプスターターの外箱

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズの外箱
届いた時に外装フィルムが破れているのは、Amazonで販売している中華製品お決まりなので、あまり気にしない方が良いですね。

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズのケース
ジャンプスターター本体は、撮影機材用の外部ディスプレイでも入っているかのような強度が高いケースの中に入っています。
やたらと外装やケースにこだわって販売しているのは、いかにも中華製って感じもしてしまいましたが、早速ケースのファスナーを開けて中を見てみましょう。

BIUBLEジャンプスターターのセット内容

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズのケース内部
ジャンプスターターのバッテリー部はスポンジ保護材に囲まれて、蓋側にはケーブルや取扱説明書などがセットで入っておりました。

BIUBLEジャンプスターターのセット内容

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズのセット内容
BIUBLEジャンプスターターMサイズのセット内容は、バッテリー本体×1・ワニ口クリップ付きケーブル本体・取扱説明書×1・24か月保証付きの保証書・ここには写っていませんがUSB Type A・Type C充電ケーブルの5つがセットで入ってきます。
PSE認証(証明書番号:WUX202012155200PSC)を取得しているらしいけど、国内海外共に証明書番号検索みたいなウェブサイトがありませんでした。
インボイスの時みたいに検索サービスを作ればいいのにねぇ・・。


BIUBLEジャンプスターターの機能

高輝度ライト

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズの装備 高輝度ライト

上の電源スイッチを長押しすると、バッテリー側面の高輝度ライトを点灯させる事ができますが、その後に電源ボタンを1回ずつ押すたびに光り方や色を変化させる事ができます。
高輝度ライトの点滅パターンの中に、赤青交互点滅機能もあったので、万が一の発煙筒代わりに使用をする事も出来るのかもしれません。

急速充電対応USB入出力端子

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズのUSB入出力端子

バッテリー部の側面にはUSB TypeAの出力端子とUSB TypeC入力端子の合計3つのUSBポートが備えられており、そのうちの1つはQC3.0 (Quick Charge 3.0)の急速充電規格に対応した出力端子になっております。
QC3.0対応USBポートにポケットWi-Fiに接続をした際に、急速充電規格を自動で認識できていたので、USB端子は仕様書通りである事は確認が取れました。

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズのUSB入力端子
USB Type-C端子の急速充電規格が、PDなのかQCなのかは判別する事は出来ませんでしたが、QC3.0出力対応のモバイルバッテリーで給電をした際は、正常に充電ができました。

車載バッテリーに電力を供給するEC5ポート

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズの電圧表示

バッテリーが満充電状態になっている時の電圧表示は15Vになっているので、車載バッテリーに供給が可能な最大電圧は15Vとなっているようです。
電源ボタンは付いているけど、EC5ポートに接続しただけで常時電力を出力している状態になっているので、PSE認証が本当に取得できているかは正直な所疑わしい匂いがプンプンします。

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズの実際の電圧

バッテリーの電圧表示は14.9Vになっているけど、電圧計の表示は12V~13V程度の電圧しか出ていません。
モバイルバッテリーとしての価値しか無い、価格相応のダメな製品を買ってしまったと思ったけど、どうやらカーバッテリーの電圧を認識できている状態になってからじゃないと最大の出力にはならないっぽいです。


実際にハイブリッドシステムを始動してみた

BIUBLE 自動車用ジャンプスターターMサイズを補機バッテリーに接続

BIUBLEのジャンプスターターに限らず、Amazonで販売しているジャンプスターターのケーブルが短く、またクランプもあまり大きくない製品がほとんどになっているため、マイナス側のクランプを接続する場所が、プラス側端子の近くになってしまう事が欠点となってしまいます。

補機バッテリーの電圧を下げるためにACCをONにしても、12Vを下回る事は無かったため、ジャンプスターターを接続しなくても、ハイブリッドシステムの再始動は出来たかもしれませんが、補機バッテリーに接続をして自動認識した後は、電圧計での実測で13V~14Vの間ぐらいの電圧が出力出来ておりました。
Amazonの口コミを見る限りでは、セルモーターを回せたという星5つの評価が大半を占めていたので、ハイブリッドシステムの始動に必要な電力さえ確保できれば大丈夫なハイブリッド車の場合は、問題なく始動できるはずです。

ジャンプスターターは車内に放置して大丈夫なの?

90系ヴォクシーは車内に収納スペースが沢山あるので、ジャンプスターターがぎりぎり入るシート下に約3週間ほど放置して車内に常備しておくことができるのか?テストしてみました。
XなどのSNSでバッテリーの発火問題が時々騒がれていますが、BIUBLEのジャンプスターターに関しては、35℃を超える猛暑日に車内に放置しても、付属ケースの中にジャンプスターターを入れていれば、本体の温度はさほど上がらず、バッテリーの膨れや発熱、焼けなどの異常は見られませんでした。

恐る恐る人柱になってみましたが、直射日光が絶対に当たらない場所であれば、真夏の炎天下に締めきった車内に放置していても、大丈夫です。

BIUBLEジャンプスターターの仕様

商品名 BIUBLE ジャンプスターター
品番 JS003
バッテリー容量 21800mAh
電池 リチウムポリマー 電池
ピーク電流 2000A
EC5ポート出力 15V (表示値) / 13V~14V(バッテリー接続時の実測値)
USB入力 USB Type C 5V2A / 9V2A / 12V1.5A
USB2.0出力 USB Type A 5V2.4A
USB QC3.0出力 USB Type A 5V3A / 9V2A / 12V1.5A
動作/保管温度 -20℃~60℃ / -4°F~140°F
逆流防止 ≥12.6V±0.3V
保護回路 短絡保護、過熱保護、過充電保護、過放電保護、定電流保護、磁場保護、過充電保護、逆方向接続保護
パッケージ内容 ジャンプスターター本体×1・持ち運び用バッグ×1・取扱説明書(6か国語)×1・クランプセット×1・USB充電用ケーブル×1
本体サイズ 175mm×90mm×40mm
ブースターケーブル長 プラス側230mm・マイナス側140mm
本体重量 448g

BIUBLE ジャンプスターターの購入

BIUBLE ジャンプスターターは、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングのインターネット通販サイトでご購入いただけます。

 

YouTubeチャンネルオリジナルロゴ

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