「一生に一度は善光寺詣り」、長野県長野市に行ったら必ず立ち寄りたい国宝や重要文化財など見所多数のパワースポット信州善光寺、そしてグルメスポットやお土産品売り場が立ち並ぶ善光寺仲見世通りに参拝と観光を兼ねて立ち寄りました。
記事内の目次
長野に来たなら善光寺に参拝!食事とお土産は信州善光寺仲見世通りで!
長野市・権堂商店街
JR長野駅から徒歩16分ほどの距離にある長野市・権堂商店街は、善光寺のお膝元に位置し、昭和の時代の歴史を感じるような風情あるアーケードが架けられた商店街です。
様々な説がありますが、かつて善光寺がこの地にあったことが権堂という地名の由来になったとの説があり、飲食店や小売店などが立ち並ぶアーケードは昭和36年に初めて作られ、現在の姿が2代目となります。
善光寺 表参道
長野駅から善光寺までを結ぶ善光寺表参道は中央通りとも呼ばれ、明治21年の長野駅開業の際、阿弥陀如来様が立てた四十八の願の中でも特に重要な「弥陀の十八願」にちなみ、善光寺本堂から十八丁(約2km)の場所に駅舎を建設しております。
善光寺門前のレストラン・結婚式場「THE FUJIYA GOHONJIN」は、江戸時代に大名が参勤交代の際に利用した旅館として開業し、和と洋が融合した時代である1925年(大正14年)にアール・デコ様式への改築をした旧 御本陳藤屋旅館が元になっており、国の登録有形文化財にも指定されています。
善光寺 仁王門
仁王門は、1752年(宝暦2年)に創建されたが、度重なる地震や火災などの災害により何度か焼失し、現在の仁王門は1918年(大正7年)に再建されたものとなります。
高さ13.6メートル、間口13メートル、奥行き7メートルほどの大きさがあり、仁王像の配置は通常とは逆で、左側に阿形像、右に吽形像が置かれています。
信州善光寺仲見世通り
善光寺 仁王門をくぐると、長野名物のおやきや蕎麦を食べる事ができる店舗の他、民芸品や工芸品が並ぶお土産品売り場などの、様々な店舗が立ち並んでおります。
仲見世通りを巡った中で唯一後悔したのが、杉養蜂園というはちみつを専門に販売している店舗に個人情報を渡してしまった事。
一度商品を購入して会員登録をすると、仕事中だろうが休憩中だろうがしつこく電話をかけてきて、商品を売り込んできます。
滅多な事では着信拒否にしたりはしないけど、杉養蜂園だけは着信拒否にしないと本当にしつこくて、Google検索をしてみたら割と同じ被害に遭っている人は多いみたいです。
善光寺山門
二層入母屋造りの山門(三門)は、江戸時代中期の寛延三年(1750年)に建立されたもので、平成の大修理により建檜皮葺(ひわだぶき)屋根から建立当初の栩葺屋根(とちぶき)に復原されました。
間口20.398メートル、高さ20.448メートル、奥行き7.999メートルほどの大きさで、昭和40年に国の重要文化財に指定されています。
善光寺六地蔵
六地蔵は1759年(宝暦9年)に建立し、1942年(昭和17年)に戦争の軍資金や資材収集のために政府に引き渡した後、終戦後となる1954年(昭和29年)に再興されたもので、現在見る事ができる姿は再興後のものとなります。
六体あるのは、仏教の教えによる「六道」から由来しております。
善光寺の紅葉
善光寺全体の紅葉の見ごろは10月中旬から11月上旬頃ですが、長野えびす講煙火大会が実施される11月下旬頃に訪れると、最盛期の終盤を迎えたモミジなどの一部の木々が見頃になっている最中です。
善光寺の背後に広がる山々を含めて、ほとんどの木々は紅葉を終えて、長野県全体でも本格的な冬を迎える時期に入ります。
近年は暖冬傾向の強まりから、11月下旬に雪が降る事も少なくなってきましたが、訪れた翌日は戸隠方面に雪が積もっておりましたので、スタッドレスタイヤなどの冬装備をしてから行くのがオススメです。
重要文化財の経蔵
経蔵の中には八角の輪蔵(りんぞう)と呼ばれる回転式の経典を収める書庫があり、これを押し回すことで、中の総ての経典を読むことと同じ功徳を得るといわれています。
1759年(宝暦9年)建立の歴史的価値が高い建造物で、重要文化財にも指定されています。
善光寺の本堂
皇極天皇3年(644年)頃からの歴史がある善光寺は、仏教に宗派が生まれる以前に創建された事から、宗派を問わずに全ての人に開かれた寺として歴史を積み重ねて、現在でも全国各地や海外からの外国人旅行者などの参拝者が訪れています。
風格あるたたずまいの本堂が建立されたのは1707年(宝永4年)となっていますが、1700年(元禄3年)の火災で焼失し、7年の歳月をかけて高さ約29メートル、間口約24メートル、奥行約54メートルの本堂が、1707年(宝永4年)に再建され、衆生の煩悩の数と言われる百八本の柱で造られています。
また、江戸時代中期を代表する木造の仏教建築として非常に価値の高いものと評価されて、1953年(昭和28年)には国宝・重要文化財にも指定されています。
内部は外陣(げじん)、内陣(ないじん)、内々陣(ないないじん)に分けられており、最奥の瑠璃壇(るりだん)には、御本尊・一光三尊阿弥陀如来をお祀りしています。
階段を降りて真っ暗な闇の回廊を歩くお戒壇巡りは、本堂内陣券を購入して誰でもめぐる事が可能で、暗闇の中にある極楽の鍵前といわれる鍵を触れる事が出来ると、ご本尊と結縁ができて極楽へ行けると伝えられています。
善光寺 観光情報
所在地 | 〒380-0851 長野県長野市長野元善町 491-イ |
時間 | 4:30~16:30(夏期)、6:00~16:00(冬期) |
料金 | 三堂・史料館、お戒壇巡りセット参拝券 | 一般 1,200円・高校生 400円・小中学生 100円 |
駐車場 | 有料 |
交通アクセス | JR長野駅から徒歩31分 上信越自動車道 須坂長野東ICから車で25分 |
関連ウェブサイト | 善光寺ウェブサイト |
最新の情報は公式ホームページ等をご参照ください。
また、善光寺周辺に多数の駐車場がありますが、土日祝を中心に混みやすくなる事と、善光寺表参道を中心に多数のお食事スポットなどがあるので、長野駅周辺の有料駐車場を利用するのもオススメです。
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