正月三が日で宮城県内の初詣参拝者数ランキングで一位二位を争う宮城県塩釜市の鹽竈神社・志波彦神社で初詣をしましたので、交通アクセスや駐車場待ちでの渋滞に関する情報や参拝時の注意点などをご紹介します。
記事内の目次
鹽竈神社・志波彦神社での初詣は渋滞が凄い
宮城県内トップクラスの初詣参拝者数を誇る鹽竈神社・志波彦神社は、JR仙石線の本塩釜駅からもそんなに遠くない距離にあるのですが、マイカーで訪れる方がとても多いのです。
公式サイトに掲載している公共交通機関はJR仙石線の本塩釜駅で降りるルートのみなのですが、東北本線や仙山線、また仙台市地下鉄の沿線に住んでいる人は一度仙台駅で乗り換えなくてはいけない事や、正月三が日は仙台駅周辺で行われる初売りで賑わうので、乗り換えた時にとても混んでしまうようなイメージがありました。
その影響もあるのかどうかはわかりませんが、鹽竈神社・志波彦神社周辺は駐車場待ちをしている乗用車で周辺道路がとても混雑しており、かなり長い待ち時間も発生していたようでしたが、初売り開始当日の1月2日でも割と電車は空いていたようにも感じました。
宮城県内トップクラスの人出を誇る竹駒神社と同様に、電車と徒歩で行った方が良いような感じもしますし、公式サイトではJR仙石線からのルートのみが掲載されていますが、JR東北本線・仙石東北ラインの塩釜駅からも表参道までは約1kmほどの距離なので、行けなくもない距離なのだと思います。
2020年1月2日夕方のJR仙石線本塩釜駅ですが、乗り降りする乗客は思っていたほど多くない印象でした。
塩釜神社の参道
塩釜神社の境内に通じる表参道は別名男坂とも呼ばれ、二百二段の階段を徒歩で登らなくてはいけないルートになっています。
途中までは良いのですが、力尽きそうになった頃から階段の傾斜が急になる部分があるので、自信が無い方や子供連れの人などは比較的安全に登れる東参道に回った方が良いでしょう。
別名裏坂とも呼ばれている東参道は、表参道に比べて距離が長くなりますが、傾斜が緩やかな階段になっておりますので、登り口付近には屋台もあるので特に表参道にこだわりがなければ、こちらの参道で昇り降りした方が良いかもしれません。
塩釜神社の参拝ルート
息切れしながら202段もある心臓破りの坂を上り切ると楼門が見えてきます。
この手前に短い階段がありますが、ここまで来たらほぼ登り切ったと考えても良いでしょう。
本当にきつかったですw
正月2日目の夕方でしたが、さすが県内トップクラスの初詣参拝者数を誇る神社です。
左右宮拝殿には長い行列が出来ていました。
鹽竈神社は創建から約1200年を誇る歴史の長い神社で、現地の人々に製塩を教えた事で伝わる塩土老翁神(シオツチノオジ)を祀っている事で知られていますが、この神様が祀られているのは海に背を向けている別宮の方で、左右宮には塩土老翁神が引き連れてきたと言い伝えられている武甕槌神(たけみかづちのかみ)と経津主神(ふつぬしのかみ)が祀られています。
昔から別宮には海上安全・大漁満足・武運長久・国家安泰の信仰がありましたが、やがて安産守護・延命長寿も加わり、左右宮には交通安全、必勝・成功(商売や営業の繁昌)等への信仰あります。
志波彦大神を祀る志波彦神社
二社が同一境内に鎮座しているのは全国的にも珍しい神社なのですが、鹽竈神社の北東側には志波彦神社が鎮座しています。
志波彦神社は冠川(七北田川)河畔に降臨したと伝えられる志波彦大神を祀る神社で、元々は仙台市宮城野区岩切に鎮座していた志波彦神社を移して、昭和13年に創建しました。
志波彦大神にまつわる伝説は仙台市泉区市名坂の石留神社にも残されていて、志和彦神が白馬に乗って冠川を渡っていた所、馬が川底の石につまずいて落馬してしまったのだとか・・。
それに怒った神が家来の神々に命じて石を拾い上げて、見張りの神を置いたのが石留神社の始まりとなっているのだそうです。
鹽竈神社は海上安全など海にまつわる信仰がありますが、志波彦神社は農耕にまつわる信仰が強いのだそうです。
どちらともパワースポットとしてもよく知られており、春には国の天然記念物にも指定されている鹽竈桜(シオガマザクラ)が咲く花の名所としても知られています。
宮城県に観光で訪れた際などは是非参拝してみるのも良いのではないでしょうか。
交通アクセスや日程情報
所在地 | 東北地方/宮城県塩釜市一森山1-1 |
日程・時間 | 31日午前5時~午前0時 1月2日・3日 午前5時~午後8時 |
駐車場 | 無料 |
交通アクセス | JR 仙石線 本塩釜駅から徒歩15分 |
関連ウェブサイト | 志波彦神社・鹽竈神社 |
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