埼玉県鴻巣市の糠田運動場で開催する「こうのす花火大会」です。日本一のラストスターマイン鳳凰乱舞では尺玉三百連発の他、正三尺玉と重さ元世界一の四尺玉も打ち上げます。
こうのす花火大会の内容
毎年10月の第2週に埼玉県鴻巣市の糠田運動場および荒川河川敷で開催しているこうのす花火大会は、子供たちに夢や希望を与えたいとの願いを込めて、2002年(平成14年)からスタートしたまだ歴史の浅い花火大会です。第7回大会では総打ち上げ数は約15,000発にも及ぶ規模で行われ、正三尺玉の打ち上げを行っています。
東日本大震災が発生した2011年(平成23年)には、正三尺玉二発を含む尺玉300発打ち上げのラストスターマイン「鳳凰乱舞」が初披露されると、その後徐々に規模は大きくなり2013年には関東初の四尺玉の打ち上げに成功し、玉の重さ464.826kgでのギネス世界記録に認定されました。
こうのす花火大会の四尺玉
日本では、正四尺玉の花火を打ち上げる事で有名な片貝まつり 浅原神社秋季例大祭奉納大煙火があり、世界最大の花火として玉の直径114cm・重さが約420kgの大玉を地上から800m打ち上げ、開花した直径は約800mにまで広がる巨大なものでした。
その記録を塗り替える正四尺玉の打ち上げに成功したのが埼玉県鴻巣市で行われるこうのす花火大会です。
世界記録への初挑戦となった2013年に尺玉三百連発のラストスターマイン鳳凰乱舞では、中盤に正三尺玉1発、ラストにはギネス世界記録に認定された正四尺玉の打ち上げに成功しました。
ギネス記録に認定された四尺玉の記録
| 玉の直径 | 玉の重量 |
| 105.5cm | 約464.826kg |
世界一正四尺玉に関する関連記事
現在は、アラブ首長国連邦で打ち上げた直径139.7cm・重さ1087.26kgの花火がギネス世界記録に認定されています。
https://www.guinnessworldrecords.jp/world-records/largest-aerial-firework-shell
こうのす花火大会 関連動画
2013年 こうのす花火大会 日本一のラストスターマイン 鳳凰乱舞
こうのす花火大会の四尺玉が世界一に認定された瞬間の映像です。三尺玉や四尺玉の迫力は当然ですが、尺玉以上の大玉のみで構成するワイドスターマインは全国的にも数が少ないため、迫力のある花火を楽しめます。
2011年 こうのす花火大会 関東一のスターマイン 正三尺玉2発 尺玉300連発 関東一のスターマイン 鳳凰乱舞
現在は打ち上げ場所を移転して開催していますが、2011年は打ち上げ幅1000mでの花火打ち上げを行いました。尺玉の音圧も凄かったですが、形が一切崩れずに真円を描いた正三尺玉の美しさは見事とも言える程の完成度でした。
こうのす花火大会 交通アクセスや日程情報
| 開催場所 | 東北地方/埼玉県鴻巣市糠田 糠田運動場 |
| 開催日時 | 2019年10月12日 18:00~ |
| 花火打ち上げ数 | 20,000発 |
| 担当煙火店 | アルプス煙火工業㈱・本家神田煙火工業㈲ |
| 観覧場所 | 無料観覧会場あり 糠田運動場 有料観覧会場 | 協賛者観覧会場 糠田メイン会場第2観覧会場 |
| 交通アクセス | JR高崎線 鴻巣駅から徒歩28分 首都圏中央連絡自動車道 桶川北本ICから車で20分 関越自動車道 東松山ICから車で25分 |
| マップコード | 14 493 534*67 |
この記事は、昨年までの実績の内容に基づいて執筆しています。駐車場情報や最新の情報は公式ホームページ等をご参照ください。
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鴻巣のは正四尺玉ではありません。
号数で言えば３６号です。
記事中で直径105cmと書いているのに、どうして120cmの正四尺玉として紹介するのでしょうか？
正四尺玉の名称で直径105cmの花火を最初に上げたという皮肉ですよ。
伝わらないのは郷達也君ぐらいだと思っていました。