毎年8月13日に岩手県花巻市の北上川大正橋公園で開催する石鳥谷夢まつりの会場や花火大会の内容を公開しています。
記事内の目次
石鳥谷夢まつり 花火大会
石鳥谷の田んぼアート
石鳥谷の夏と言えば、石鳥谷生涯学習会館前で行われている「八幡田んぼアートプロジェクト」も見ごろとなる時期で、6種類の稲を使用して約30ヘクタールの水田に巨大なアートを描いています。今年は、花巻市出身の童話作家である宮沢賢治の作品、風の又三郎がテーマとなり、歴代の田んぼアートも、銀河鉄道の夜やセロ弾きのゴーシュ・注文の多い料理店など、宮沢賢治の作品を描いている事が多いようです。
観覧できるのは6月上旬から10月中旬までで、毎年6月下旬から8月中旬頃に見頃を迎えます。
石鳥谷夢まつり
石鳥谷夢まつりは子供たちに夢と未来を託す花火大会として毎年8月13日に行われていて、手作りの夢行灯70基の展示や7000発の花火打ち上げを行います。
ゆっくりと観光をしてから夕方に会場へと向かったためか、最前列や後方の高台になっている場所は既に埋まっており、場所取りが出来たのは自由観覧場所の3列目ぐらいとなりました。
全体としては観覧客の出足は遅いようなので、特に場所を選ばなければ夕方でもメイン会場では十分な観覧スペースを確保できます。
2018年の石鳥谷夢まつり
花火は19時30分から開始で、宮城県内でもよく見かける3か所ワイド打ちの開幕スターマインでスタートします。花火の種類にもよりますが、会場正面から打ち上げ場所を見て左斜め側から打ち上がります。
そのためなのか、会場内駐車場は観覧禁止となっているとのこと。
花火の打ち上げを担当するのは宮城県仙台市に本社を置く㈱芳賀火工さん。仙台工場の他に岩手県花巻市の田瀬湖にも工場を持ち、パステルスパンコールと呼ぶ明るい点滅系の星作りを得意としています。上の写真は彩色点滅千輪菊と彩色千輪菊の2発を重ねて撮ってしまいました。
基本的に観覧場所から左斜め方向で花火が打ち上がるのですが、10号玉などの大玉の花火はもっと左に寄ってしまうので、写真的にはあちこちカメラを振らなければいけません。
石鳥谷夢まつりで最大の大きさとなる15号玉ですが、10号玉とほぼ変わらないような位置で打ち上げるため開花した時の音はシビレるような迫力も感じられます。
全国優勝者花火師競演では、全国から選抜された4業者による芯入り割物花火と自由玉の2発の尺玉が楽しめます。上の写真は株式会社齊木煙火本店の虹色のブーケと名付けられた、万華鏡と呼ばれる種類の花火です。
鮮やかな星の色が暗い夜空に映えるような美しい花火でした。
北日本花火興業によるモンスターボールは、観覧している子供たちが一番盛り上がっていた花火で、どう見てもモンスターボールで間違いありませんでした。よく見ると八重芯の染め分けなんですかねこれ?
今回の石鳥谷夢まつりで一番楽しみにしていたのは、上空打ち出し文字花火の「夢」だったのですが、タイミングが合わずに見事な撮り逃しをぶちかましてしまいました。
昨年の楽天花火大会で見た時に衝撃を受けた花火だったのですが、上空で開花する型物ではなく複数の筒から星を発射させる打ち出し物の一種であるようなので仕掛け花火同様の保安距離でも打ち上げ可能な花火のようですね。
今年は石鳥谷夢まつりが30回目の記念大会となり、無事に開催できた事を嬉しく思います。おめでとうございました!
石鳥谷夢まつりの動画
2018年 第30回 石鳥谷夢まつり 花火大会
肝心な夢仕掛けを撮り逃していますが、オープニングからフィナーレまでの約50分間の映像です。
2017年 楽天イーグルス花火大会 夢仕掛け
楽天イーグルス花火大会で打ち上がった、上空打ち出し文字「夢」です。石鳥谷夢まつりでは撮り逃してしまったので参考として掲載いたします。
2019年開催時には、この花火が打ち上がらなかったそうですので、またいつか再開していただきたいものです。
石鳥谷夢まつり 日程や交通アクセス情報
開催場所 | 東北地方/〒028-3101 岩手県花巻市石鳥谷町好地第16地割 北上川大正橋公園 |
日程・時間 | 毎年8月13日 19:30~21:00 |
打ち上げ数 | 7000発 |
駐車場 | 無料 観覧会場隣など |
交通アクセス | JR東北本線 石鳥谷駅から徒歩15分 東北自動車道 花巻ICから車で12分 |
マップコード | 378 874 186*12 |
関連ウェブサイト | 花巻商工会議所 |
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