千葉県千葉市の千葉みなと駅から徒歩で15分ほどの距離にある高さ125メートルのランドマークタワー、千葉ポートタワーの屋上展望台から眺める事が出来る千葉市内の夜景を写真と共にご紹介します。日本夜景遺産や恋人の聖地にも認定されており、市街地の夜景や工場夜景などを観賞する事が出来ます。
記事内の目次
千葉ポートタワー ~夜景遺産と恋人の聖地に認定された観光名所
千葉ポートタワーとは?
千葉県千葉市の千葉みなと駅から徒歩で15分ほどの距離にある大きなランドマークタワーが、千葉ポートタワーです。
1983年(昭和58年)9月に千葉県の人口が500万人を突破した事を記念して建設が始まり、およそ3年近い年月をかけて千葉県民の日にあたる1986年(昭和61年)6月15日に開館をしました。
上空から見た形状は1辺が15.12メートルの菱形で、地上32階建てに相当する125.12メートルほどの高さがあり、1層目がエントランス、第28層目から第30層目が展望フロアやレストランなどがある2階から4階、それ以外は吹き抜けになっている内部構造になっております。
見れないって分かると気になってしまうのが人間の心理ではありますが、逆に2層目から27層目までの吹き抜けを見てみたいと思っていたけど、不定期で屋上オープンデッキが開放されると共に見れる時があるらしいです。
1階はお土産売り場とロビー
正面入り口左側には、千葉県各地の特産品の他、ぽ~とくんやチーバくんなどのご当地グッズを扱っているポートショップがありますので、展望フロアに登った帰りに友人や家族などにお土産を買って帰るのも良いかもしれませんね。
正面にある券売機で展望フロア行きのチケットを購入して、インフォメーションの係員にチケットを渡してから展望エレベーターを使って展望フロアがある4階に向かいます。
勝手に上に向かってくれるのかと思ったら、自分で4階を押さないと動いてくれないのは、普通のエレベーターと同じみたい(笑)
展望エレベーターは、高さ113メートルの地点にある展望フロアまでノンストップで向かいます。
最大15人乗りで毎分90メートルの速度で上昇し、最上階に到着するまでは1分少々です。
千葉ポートタワー4階 展望フロア『ビュープロムナード』
エレベーターを降りてすぐに見る事ができる貨物船の模型は、1934年に進水した高千穂商船・大同海運所属の貨物船「高栄丸」。
名高い貨物船なのかと思って調べてみたら、どうやら太平洋戦争中に日本海軍により機雷敷設艦として徴用された後に、戦後も15年以上商業航路で活躍して同型船・略同型船13隻のうちで唯一太平洋戦争を生き延びた貨物船だったらしいです。
南東側は製鉄所などの工場夜景を見る事が出来て、双眼鏡なども設置されています。
晴れていればもう少し遠くまで見渡せていたと思うけど、この日は残念ながら夕方から雨が降ってきてしまいました。
南側は展示スペースも兼ねていたようで、顔出しパネルと恐竜の模型が展示されていました。
2024年3月20日に千葉ポートパーク内に恐竜王国がオープンしていたようで、千葉ポートタワーでは、タワー入館券と恐竜王国入園券のお得なセット券を販売しております。機会があったら是非立ち寄ってみたいですね。
夜景が見やすいように照明はほとんど点灯していない状態になっているのですが、フロアマップや非常口灯などは点灯しっぱなしの状態になるので、もし夜景をしっかりと撮りたい時は光を遮る暗幕や忍者レフなどを持参して展望フロアに登った方が良いのかもしれませんね。
忍者レフはレンズフードやレンズの隙間から漏れて入り込む光を遮って、映り込みの少ないクリアな夜景を撮るためのカメラ用品ですので、夜景が好きな人には是非オススメしておきたい素晴らしいアイテムです。
いよいよ空が暗くなってきて、夜景が美しく見えるぐらいの時間になってきました。
レフ板を持ってこなかったせいで映り込みがあったせいもあるけど、どんより曇り空で奥の方は少し霞んで見えてしまったのが少々残念ですが、市街地の光が美しく輝く夜景がとても美しく見えました。
こちらも雨降りの影響で工場夜景が霞んで見えてしまいました。
ちなみに三脚の使用はイベントなどが行われていない限り使用はOKとの事ですので、特に工場夜景側を望遠で撮りたい場合は三脚を使用した方が良さそうでした。
千葉ポートタワー2階 恋人の聖地『サンセットプロムナード』
3階の展望レストラン「シーガルキッチン」を挟んで2階は恋人の聖地に認定されたサンセットプロムナードになっており、高さは地上105メートル地点にあります。
「恋人の聖地」認定を記念したモニュメントを挟んで、ここに訪れたカップルたちが二人の愛を誓って南京錠をロックするフェンスが設置されていました。
これはローマで、恋人達が愛を誓い合いミルヴィオ橋に南京錠をかけたことで有名になった、「愛の南京錠」の都市伝説が由来となっているようで、絶対に離れないという意味が込められているそうです。
この南京錠は、3階のレストラン「シーガルキッチン」にて1,000円で販売していました。
夜景を眺めるフロアとカップルが楽しめるフロアを棲み分けさせているのか、4階に比べて明るい電飾が設置されている箇所もあって、こちらはフォトスポットにもなっております。
カップル向けのフロアという事もあってか、おみくじや占いのコーナー、またフォトスポットなどが中心となっているようなので、もしデートなどで千葉市に訪れた時は千葉ポートタワーに訪れてみるのも良いかもしれませんね。
千葉ポートタワー 交通アクセス・詳細情報
所在地 | 〒260-0024 千葉県千葉市中央区中央港1丁目 千葉ポートパーク内 |
時間 | 6月~9月 9:00~21:00 / 10月~5月 9:00~19:00(月~金)9:00~20:00(土日祝) |
駐車場 | 無料 普通車 245台 |
交通アクセス | JR京葉線 千葉みなと駅下車 徒歩15分 東関東自動車道:湾岸習志野IC下車 約20分 京葉道路:幕張IC下車 約20分 |
関連ウェブサイト | 千葉ポートタワーウェブサイト |
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