人間工学に基づいた設計で、頭部、頚椎、肩、腰の4点にフィットする座り心地で、1万円台の格安価格でありながらも155度のリクライニングが可能なHbada(ハバダ)の高機能ゲーミングチェアをレビューしていきます。
記事内の目次
Hbada(ハバダ) ゲーミングチェアのレビュー
メッシュチェアが破損した話
今まで近所のホームセンターで購入したメッシュチェアを繋ぎで使用していて、いつかはまともな椅子を購入しようと思ってから約1年・・あっけなく背もたれが壊れてしまいました。
国産メーカー品ではあったものの、壊れた箇所を見てみたら金属加工を経験している人なら、そうなっても仕方がないよね・って思うような少々残念な設計です。
いわゆる溶接で一度熱が入った事が発端となった座面と背もたれの接合部分の金属疲労です。
Hbada(ハバダ) ゲーミングチェアの組み立て
Amazonで購入後宅急便で届いたのは注文から2日後、想像よりも大きな箱で届きましたが、中身の重さは27kgとの事で、部屋がある2階まで運ぶのも一苦労でした。
梱包は丁寧というわけではなかったのですが、とりあえず中身は傷が無かった事と全ての同梱物が入っている事を確認できたので、組み立てに入ります。
全てのパーツをボルトオンまたは、はめ込み式で組み立てられるHbada(ハバダ)のゲーミングチェアですが、取扱説明書が付属してくるので、その通りに組み上げれれば大丈夫です。
中国製品にありがちなガバガバ日本語の説明書ではないのですが、何となくざっくりな説明なので、分かりにくい人には分かりにくいかもしれません。
ボルトが入る所にしか入らないし、はめ込める所にしかハマらないという部分では救われていますが、せめて説明写真ぐらいは大きくして欲しかったとは感じます。
ベース脚はしっかり重め、接合は少々きついかも?
ゲーミングチェア本体と座った時の体重を支えるためのベース脚はずっしりとした重みと強度があるので、ここから壊れてしまう事は無さそうです。
ベースと5方向に広がる脚はハメ込み式になっているのですが、最後の押し込みの時がきつくてハマりにくかったため、脚の先を床に叩きつけて対処しました。
その後のガスシリンダーやキャスターの取り付けは穴に挿入するだけなので、組み立て自体はとても簡単です。
背もたれと座面はボルトオン
背もたれと座面は、付属するボルトと六角レンチで金属部品を固定するだけなので、ねじ山をつぶさないように落ち着いて取り付けていけば問題なく取り付けられます。
ネジ穴のズレなどもなく全ての場所をボルトで固定をする事が出来たのですが、台座のボルト穴の一か所だけがきつくてねじ山を潰してしまわないか不安でした。
よっぽどの事が無い限りボルトが締まらない事は無いと思われますが、個体差によっては同じような事が起こるかもしれませんので、その際は一度少し締めてから少し戻してを何度か繰り返すと、バリが削れてすんなり入るようになります。
ボルト20本中の1本が少しきつかっただけなので、中華製品の中でも製品としては優秀な方だと思う。
台座に取り付けられているノブで座面のスプリングの強弱を調整して座り心地を変化させる事ができますが、ノブを緩めすぎると、背もたれを倒した時にそのままひっくり返りそうな感覚になるので、適度に締め付けた方が不安定感がありません。
リクライニング用の可動部や座面と背もたれを繋いでるステーを隠す化粧カバーを付属のボルトで取り付けます。
全ての部品を取り付けたら完成
アームレスト等の部品を座面の裏側にボルトで取り付けてから、脚に取り付けたシリンダーに座面下の穴を差し込めばハバダのゲーミングチェアの組み立ては完了です。
廊下で組み立ててから部屋の中に入れようとしたのですが、ドアの開口部が狭くて入りませんでした。
一度シリンダーから座面を外してバラバラにしてから搬入が出来たけど、組み立てる場所は考えた方が良いかも(笑)
座り心地について
リンクや画像クリックで商品ページを閲覧できます。
やわらかいソフトレザー(pu)を全面に使用しているゲーミングチェアではありますが、座り心地は若干固めでも長時間座っていて苦痛に感じるほどではありません。
私自身が頸椎ヘルニア持ちなので、以前使用していたメッシュチェアでは、肩から腕までの痛みを強く感じていた時もありましたが、Hbada(ハバダ)のゲーミングチェアに変えてからは、それが全く無くなりました。
ゲームプレイを中心としたゲーミングチェアとして販売されていますが、ヘッドレストとランバーサポートが背骨や頸椎の負担を和らげてくれるので、ヘルニア持ちなどで長時間のデスクワークやパソコンを使用した作業で体の負担を感じやすい人にもオススメです。
リクライニング機能については、最大で155°まで倒す事が出来ますが、重量感のある脚のおかげで背もたれ側から床に転げ落ちてしまうような不安はありません。
もう少しシートが柔らかければ確実に寝れるかもしれないけど、座り心地がすごく良いという感じではなく、座面と背もたれ共にクッション材の材質が固めなので、仮眠には向かなさそう。
夏場の使用では通気性の悪さも感じますが、猛暑日にエアコンを使用しない部屋で使うのが不快に感じるぐらいで、それ以外の条件であればお尻や背中が蒸れてしまうほどでもありません。
意図的にダメ人間にしない硬さにしているのかもしれませんが、座り心地に関しては価格相応なのだと思いますし、購入してから1年が経過した時点ではだいぶクッションが馴染んで、丸一日パソコンで作業をするような時でも苦痛を感じる事はありません。
1万5000円程度で購入が可能である点とデスクワークをする分には個人的に高評価なゲーミングチェアではありますが、高級車でも使用されるソフトレザーはと言うよりは、一昔前の自動車用レザーシートカバーに近いような気はします。
この価格帯にしてはしっかりとした作りで品質が良い方だとは思いますので、パソコンでの作業やゲームプレイをするために、ゲーミングチェアの購入を検討していて予算が少ない方には特にオススメしたい商品です。
購入してから1年半後のレビュー
2023年2月15日にAmazonで注文して、2024年6月24日に撮影したHbada(ハバダ) ゲーミングチェアW203 光の軌跡の状態です。
高密度ウレタンフォームをクッション材に使用しているためなのか、座面クッションがヘタったような潰れが見られる箇所も見られますが、PUレザーの破れや各部品の折れや割れもみられず、全ての機能が正常に動作できる状態を維持できております。
ヘッドレストとランバーサポートを取り外してから、水拭き後に自動車用内装艶出し剤で手入れを定期的に行っていたため、外見上はとても綺麗な状態を保てています。
脚に取り付けられているタイヤの転がりやリクライニング機能も正常に動作しておりますので、購入した時の操作感は1年半後も全く変わっておりません。
シリンダーの抜けやランバーサポートの固定具合も丸一日かけてチェックをしましたが、こちらも異常が見られませんでした。
気になるのは座面クッションのヘタリ具合だけでしたが、70kgから80kgの健康的な体重であれば、苦に感じないぐらいのクッション性能はどうにか保てているような気はします。
1年以内にどこかは壊れるかと思ったけど、全く異常が無いまま1年半近くが経過しているので、現時点では耐久性に問題は無し!
2年が過ぎたらまたレビューをしてみたいと思います。
ゲーム用途やデスクワーク、パソコンを使用した長時間の作業などに是非ご購入してみてはいかがでしょうか。
Hbada(ハバダ) ゲーミングチェアW203 光の軌跡はAmazon・楽天市場・yahooショッピングのいずれかのショッピングサイトでご購入いただけます。
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