車中泊や日除け・アウトドア・お昼寝、お食事などの目隠に最適で、車種別専用設計でフロントウィンドウから三角窓まで隙間なくカバー!使わない時は超コンパクトに折りたためるCartistのヴォクシー・ノア90系用フロントサンシェードをレビューしました!
猛暑の夏は換気と日除けの両立が難しかった!
今年の夏は暑い日々が続いていますが、夏の車中泊や車内でも待ち時間に悩まされたのが、換気と日除けを両立させて、エアコンの稼働時間を減らしながら、少しでも車内を涼しくする事です。
リアからリアスライドドアまでは、Levolvaのサイドカーテンとリアゲートカーテンセットを使用していますが、フロントウィンドウと運転席と助手席の窓には何も付けていなかったのです。
あまりにも暑すぎた富山では気温40度を経験しましたが、その際に急遽購入をした汎用品のフロントサンシェードは、左右と上下に隙間だらけ・・。
以前購入をしていたCartistのヴォクシー・ノア90系フロントドア用サンシェードのフィッティングと、コンパクトに折りたためる機構があまりにも良すぎたため、フロントウィンドウ用も購入をしたのです。
フロントウィンドウ用サンシェードのセット内容
Cartistのヴォクシー・ノア90系用フロントサンシェードのセット内容は、サンシェード本体と収納袋の2つのみとなっています。
収納袋はハンドルカバーとしても使用できるようですが、サンシェードがあればそもそも使わない・・はず?
折り畳んだ状態ではステアリングハンドルとほぼ同じサイズのサンシェードですが、これが90系ヴォクシーとノアの巨大フロントガラスと同じ大きさまで広がるから、使わない時の収納場所にも困らないんですよね。
特にフル乗車時にラゲッジスペースが狭くなりすぎるノアヴォクでは、蛇腹式サンシェードを折り畳んでもコンパクトにならないというのが死活問題になるのです。
フロントウィンドウ用サンシェードの設置方法
Cartistのサンシェードは、枠に形状記憶型のスプリングワイヤーを採用しているため、一度開くと2つ折りの状態まで一気に広がります。
枠に反発力があるので、乗車したまま広げると顔や体に当たってしまう事がある事に注意が必要!車外の周囲に人や車が無い所で2つ折り状態まで広げてから車内に入れる方がオススメです。
2つ折り状態から広げた後は、銀色のアルミ遮熱シート側を上に向けて、一旦ダッシュボードの上に置くと、次の作業がとても楽になります。
枠がワイヤー式になっているため、バックミラーに当たらないように少し押さえながらミラー背面にサンシェードを潜り込ませて、サンシェードの切れ目をミラーステーに通してマジックテープで止めます。
ミラー周辺に重ならないような形状をしている汎用品よりも光が漏れないような工夫をしているのが、とても好印象です。
最後にサンバイザーでサンシェードを押さえつけて、三角窓や隙間をしっかりと埋めるように伸ばせば、設置作業は完了となります。
フロントウィンドウ用サンシェードの使用感やフィッティング
枠の外側や三角窓部分にノンワイヤーの遮熱シートを広げられる設計となっているため、しっかりと手で伸ばしたり、隙間などに生地を差し込むようにすれば、ほぼ100%に近い光をシャットアウトする事は可能ですが、ワイヤー周辺の穴の光漏れが若干気になる所。
汎用品に比べたら光が漏れる箇所がかなり少なくなっているので、夜間の車中泊時の外灯の光や昼間の太陽光などは、ほとんど気にならないレベルまで抑える事は出来ます。
装着前と後の車内の温度は・・と言うと、35度以上の日が多く、40度を超える事もある今の日本の夏では、あっても無くても体感的にはあまり変わらないけど、体感マイナス10℃ぐらいまでは下がっています。
公式販売ページの装着前後の比較温度、65℃ vs 26℃という表示は絶対に無いと思う・・。
本当に今年の夏は何をやっても無駄で、移動中も待機中もエアコンだけが頼りでしたが、車内のプライバシーを守りながら光を完全に遮られるという点では、購入して間違いなかったと思うぐらい重宝するようになりました。
外側は銀色の遮熱シートが丸見えになるので、スタイリッシュさは皆無ですが、機能性重視で考えると、今年の夏のような酷暑では仕方が無い所です。
ちあみに、ドライブレコーダーは熱の反射と直接光で熱停止をしている事もあるので、熱停止をして駐車中の衝撃検知録画機能がオフにされているのが気になる時は、車から離れる時にサンシェードを取り外しておく事も必要かもしれません。
オートライト装着車はヘッドライトが点灯している事に気をつけて!
Cartistのサンシェードに限らず、結構高い頻度でヘッドライトが点灯している事に気付かず、前方に停車している車両を照らしっぱなしにしながら停車をしている人が増えてきています。
オートライトのセンサーはダッシュボード前方のデフロスター吹き出し口周辺に取り付けられているため、サンシェードを取り付けると、暗くなったと判断して自動でヘッドライトを点灯させてしまいます。
サンシェード取り付け後は、車幅等やヘッドライトが点灯している状態を示すメーターパネル内のヘッドライト表示灯が点灯しているはずなので、必ず消灯にする作業を行って下さい。
オートライトが標準化されている車種でスモール点灯状態(車幅灯のみ点灯)にする場合は、ウィンカーレバーにあるライト点灯スイッチを下側に1段階回し、全消灯にする場合はヘッドライト表示灯が消えるまで下側に長回しして下さいね。
フロントウィンドウ用サンシェードの折り畳み方と収納方法
サイドドア用サンシェードの時もでしたが、公式動画の折り畳み方を見たり、最初に折り畳まれていた形状を覚えようとしても、実際に折り畳んでみると最初はうまく出来ないものです。
形状記憶合金のワイヤーが曲がりやすい方向に捩じってみたら、何となくそれっぽい形になったというのを体で覚えるのが手っ取り早かったです。
Cartistのサンシェードは捩じったら何とかなるwというのが簡単な収納のコツなので、公式動画を参考にして実際にやってみて下さい。
すごくコンパクトに折り畳めるので、シートの間に挟んだり、天井ネットに収納をする事も出来るので、蛇腹式のように長くスペースを占有してしまう事もありません。
キャンプや旅行などで、荷物を沢山積んでいるような方には特にオススメのサンシェードだと思います!
この記事へのコメントはありません。