2020年の春から続くコロナウィルス感染症の影響で、文化芸術等のイベントやスポーツ観戦が自由に出来なかった期間が続きましたが、経済産業省が中心となってチケット販売業者やイベント等の主催者と連携して、イベント需要喚起を目的とした最大2000円相当のチケット代割引やオンラインイベントの視聴券を割引支援するイベントワクワク割を実施する予定らしい。
記事内の目次
イベントワクワク割の内容
イベントに参加する消費者のチケット代割引の他、特典付きチケットの割引支援をして、来場者数の増加と3回目のワクチン接種促進を見込んで実施されるもので、対象者はコロナウィルスワクチンの接種履歴の提示や陰性を証明できる検査結果の提示で利用できるようにする予定となっています。
具体的な内容や実施期間は決定していませんが、対象となるのは音楽コンサート、スポーツ観戦、伝統芸能、演劇、美術館、博物館、映画館、遊園地、テーマパーク等となっており、コロナウィルス感染症の影響で中止が続いていた花火大会の有料観覧チケットも含まれるのではないかと予想しています。
これから開催予定のイベントや、既に開催が決定しているイベントもありますが、高額な有料のチケットに手を出せず行く機会が今まで無かったという人には朗報となる事でしょう。
まだまだコロナウィルス感染症の感染者が高止まりしている傾向が強いので、ある程度落ち着いて来てからの実施となるのかと思いますが、早ければ5月に開始をする予定になっています。
具体的な内容が決定し次第「イベントワクワク割」の専用ウェブサイトで発表を行う予定になっていますので、それまで楽しみに待ってみましょう。
対象者 コロナワクチン3回接種か陰性の検査結果
対象イベント 音楽コンサート、スポーツ観戦、伝統芸能、演劇、美術館、博物館、映画館、遊園地、テーマパーク等またはオンライン視聴イベントのチケットまたは特典付きチケット
開始時期 未定
割引内容 対象チケットを2割引(割引上限2000円/1人)
それにしても「イベントワクワク割」というネーミングはもう少しどうにかする事は出来なかったのでしょうか?「GoToイベント」とする案もあったみたいなのですが、それで良かったような気もします。
そしてこれは私の自論なのですが、コロナワクチンの接種が進まないのは、今まで2回の接種をしても感染者が減っているような状況が見られず、体感で有効性が確認できていないからなのではないでしょうか。
連日感染者数の発表が行われていますが、感染者数の中でワクチン接種回数の割合いを発表すれば、また少し状況が変わるのではないかと私は考えています。
再開を予定しているGoToトラベルを併用すればさらにお得に!
コロナウィルス感染症オミクロン株の感染者急増で再開が見送られていたGoToトラベルは、感染者数の減少を条件に6月以降の再開を予定しているとの事。
初回のGoToトラベルキャンペーンでは割引率35%で割引上限額は1泊あたり14,000円となっておりましたが、今年再開予定のキャンペーンでは割引率30%、宿泊のみで7,000円割引を上限としています。
2020年実施時 | 2022年再開時 | |
割引率 | 35% | 30% |
割引上限額 | 14,000円 | 交通付きプラン上限 10,000円 宿泊のみプラン上限 7,000円 |
地域共通クーポン | 旅行代金の15% 上限6,000円 | 平日3,000円 休日1,000円 |
実施期間 | 2020年7月~感染拡大で終了 | 2022年6月以降を予定 |
利用条件 | ワクチン3回接種または陰性証明 |
イベントワクワク割と同様に、GoToトラベルも3回目のワクチン接種を条件としていますが、PCR検査等で陰性を証明できれば利用をする事も可能になっています。
接種率が伸び悩んでいるワクチン接種の促進を盛り込んだ内容となっていますが、アレルギーなどで接種出来ない人向けに強制はしていないようですね。
実施中の地域ブロック割
4月現在では、コロナウィルス感染症オミクロン株の感染拡大で、移動する地域を限定するブロック割が実施されていますが、感染者が減少傾向にあればGoToトラベルの再開に移行する予定になっております。
対象期間 | 3月31日まで | 4月28日まで |
補助対象 | 隣接都道府県または県内に限定 | 地域ブロック内の都道府県からの旅行が対象 |
条件 | ワクチン接種2回またはPCR検査等の陰性証明 | ワクチン接種3回またはPCR検査等の陰性証明 12歳未満は監護者同伴で条件なし |
地域ブロック割は旅行を予定している地域によって条件が変わりますが、1人あたり最大5000円引きまた1万円以内であれば最大半額となり、最大2,000円分の地域クーポンも付与される事となっています。
いずれにしてもお得に観光や旅行をするためには、感染対策や咳エチケットが必須条件となりますが、さらに感染者が増える状況となれば再度打ち切られる可能性もあるので注意しましょう。
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