世界一の大きさを誇り高さ120メートルのブロンズ立像として知られる茨城県牛久市の牛久大仏では大晦日にカウントダウンで新年を迎える修正会が行われます。
TwitterやinstagramなどのSNSでは毎年話題になるド派手な年越しイベントなのですが、どのように新年の幕開けを祝うのかをご紹介します。
記事内の目次
牛久大仏とは?
茨城県牛久市にある牛久大仏は世界で最も高いとされている全高120メートルの高さを誇る青銅製立像で、その高さはアメリカ・ニューヨークにある自由の女神の約3倍ほどの高さがあり、約4000トンの重さがあるのだそうです。
ラスボスのような存在感を感じる牛久大仏は、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって作られ1986年から約6年の歳月をかけて1992年12月に完成しました。
この仏像の記録はギネスワールドレコーズの公式記録である「世界一の大きさのブロンズ製仏像」にも登録されているのだとか・・。
ちなみに日本国内で2番目の高さを誇る立像は宮城県仙台市にある高さ100メートルもある仙台大観音なので、これを見て育った私はこの高さが普通だと思っていました・・。
牛久大仏 修正会
牛久大仏で毎年大晦日に行われる修正会(しゅうしょうえ)は、「日本一シュールな年越しカウントダウン花火」「牛久大仏の年越しがハッスルしすぎ!!」とSNSで話題になる程の大晦日カウントダウンイベントとしてとても有名になりました。
カラフルなサーチライトと照明で神々しく?ライトアップされる大仏様ですが、このイベントの着地点はよくわからないです(笑)
時には赤紫色だったり・・
緑色だったり・・。
紫色だったり・・。
次々と色を変化させながら、サーチライトによって大仏様が時々照らされている様子を眺めながら新年の幕開けを待ちます。
年越し前の23時頃からは煩悩と同じ数にちなんで108発限定の奉納花火とお経の読み上げも行われます。
この花火は1発3000円で打ち上げる事が出来るのですが、受付を開始してからすぐに予定数が埋まってしまうのだとか。
いよいよ年越し10秒前になるとカウントダウンが行われます。
普通は10から数えて「ハッピーニューイヤー!」でカウントダウンを行うのですが、牛久大仏のカウントダウンは独特なのです。
「10、9、8、7、な、む、あ、み、だ、ぶつ~!!」
シュールな南無阿弥陀仏のカウントダウンと共にスターマインなど、ド派手な花火が次々と打ち上げられます!
近年は除夜の鐘の音がうるさいとか騒がれたりしますが、笑顔で(爆笑で)新たな気持ちを胸に気持ちよく新年を迎えられる国内唯一のぶっ飛んだ年越しイベントなのかもしれませんW
来園する時は徐々に人が集まり出すので特に混雑するのは気にならないのですが、花火終了と同時に一気に人が帰り出すので境内で参拝してからゆっくりと帰る方が良いかもしれません。
牛久大仏 修正会の動画
日本一シュールなカウントダウン花火 2016年 牛久大仏カウントダウン花火 修正会
2016年に撮影した動画ですが、シュールな南無阿弥陀仏のカウントダウンと共に豪快に花火が打ち上がる様子を収録しています。
人間の心身につきまとい心をかきみだす煩悩を蹴散らしたい方にはオススメのイベントです!
牛久大仏 修正会 日程や交通アクセス情報
開催場所 | 関東地方|〒300-1288 茨城県牛久市久野町2083 |
開催日時 | 2019年12月31日 23:00~ |
観覧場所 | 牛久阿弥陀仏 周辺 |
駐車場 | 無料 |
交通アクセス | 圏央道 阿見東I.C.から車で約5分 牛久阿見I.C.から車で約10分 |
マップコード | 65 521 474*45 |
関連ウェブサイト | 牛久大仏 |
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