宮城県富谷市東向陽台1丁目と2丁目の間に位置する、約500mのグリーンベルトに植樹されている桜並木は、地域の住民によって大切にされてきた町のシンボル的存在で、春には一直線に続く美しい桜の花々を楽しめる桜観賞スポットになっています。
記事内の目次
富谷市東向陽台グリーンベルトの桜
富谷市とは?
宮城県富谷市は仙台市北側のベッドタウンとして栄えてきた町で、平成の大合併期にも仙台市や黒川郡内での合併を行わずに単独町制を維持してきた街でしたが、1970年から急速に人口が増え続けてきた町として知られ、2016年10月10日には日本で最も新しく単独市制施行をする事になり、宮城県下では14番目の市となりました。
また、富谷市は「スイーツの街」などのアピールポイントも多く、毎年10月には「とみや国際スイーツ博覧会」が開催され、期間限定の「とみやスイーツ」が味わえたり、全国からもスイーツ店が出店するイベントが行われ、「音楽の街」としてもマーチングバンド強豪の「とみやマーチングエコーズ」や市内の学校からもマーチングバンドの大会に出場するほどの実力を持った強豪校が勢揃いです。
東向陽台の桜並木
地元の人達に愛され続けたグリーンベルトの桜並木が一直線に約500mもの区間で続き、春には美しい花々を咲かせます。
この地に桜が植えられてから50年ほどで、当時の子供が親になって、未来の富谷市を支える子や孫にこの風景は受け継がれております。
散った後は花びらの吹き溜まりが出来て掃除が大変との事で、それも恒例行事として受け継がれておりますが。
グリーンベルトの両脇は、地域の生活道路になっていて、地元の人々の車両やバスが頻繁に通行いたします。また、通学路にもなっているために子供たちが飛び出してくる事もよくあり、この周辺は普段から最徐行で走行する必要があります。
約500m区間は鉄塔を挟んで桜並木が続いておりますが、道幅の狭い生活道路とバス路線にもなっています。またグリーンベルトの西側は高さがありますので、桜を見ながら歩いているとウッカリ転落してしまう事もありますので、特にお子様連れの場合はお気をつけ下さい。
桜が満開になると町内の住民の方たちが集まるお花見スポットとなります。
また、映画ゴールデンスランバーのロケ地にもなっており、青柳さんが逃げた先にある場所がこちらのグリーンベルトになっています。
注意事項
県内の桜の名所に劣らないほどの見事な桜の花を咲かせるお花見スポットですが、近隣に駐車場が無く、バス路線にもなっているため、路上駐車も出来ません。
また、地域住民の安全を考慮して警察が巡回する事になっておりますので、車で来たとしても最短で30分以内に移動させられます。
お花見を予定している方は、タクシーやバスなどの公共の交通機関を利用するのがオススメです。
町内住民からの要請により詳細な地図は公表をしておりませんが、バスは仙台市営地下鉄泉中央駅から宮城交通 向陽台循環線か東向陽台線に乗車、東向陽台1丁目のバス停で下車となります。
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