2013年12月3日に初就航してからわずか4ヶ月という短い期間に運休したタイ国際航空が、令和元年10月からバンコクと仙台を結ぶ国際線定期便として再び就航します。東北地方唯一のタイ直行便として再就航するタイ国際航空の機材、スケジュール等をまとめました。
記事内の目次
なぜタイ国際航空は仙台-バンコク線を運休にしてしまったのか?
仙台空港からの新規就航路線として2013年12月3日から運航して順調かと思われたタイ国際航空ですが、就航時と同時期に発生した2013年タイ反政府デモの影響を受けて乗客が激減し、わずか4ヶ月という短い期間で運休が決定してしまいました。
当時は、仙台空港で発着している旅客機の中でも大型な2クラス計299席のエアバスA330-300型機で、仙台空港とスワンナブーム国際空港間を週に3往復で運航し、2014年3月28日の運航を最後に運休していました。
Thai Airways International 仙台空港 タイ国際航空就航! エアバスA330-300 HS-TEN 旅客機離着陸 Airbus A330-300 First flight
2013年12月3日に就航した当時の映像です。
タイ国際航空の再就航時のスケジュールや機材について
2019年10月から再就航するタイ国際航空ですが、2クラス309席のボーイング777-200型機で週に3往復の運航が決定しているようです。
運航スケジュール
バンコク発仙台行き TG626便 午後11時50分発 翌日午前7時30分着 (バンコク発 火曜・木曜・土曜日)
仙台発バンコク行き TG627便 午前11時15分発 午後4時5分着 (仙台発 水曜・金曜・日曜日)
[HD]ANA Boeing 777-200 JA706A 仙台空港 飛行機離着陸 全日本空輸 ボーイング777-200 Sendai Airport
タイ国際航空の機材ではないですが、今回再就航する時に使用する機材と同型の機体です。
2013年反政府デモの影響は収束しているのか気になる所ですが、まだ完全に収束しているわけではない模様ですので、最新の渡航情報は、在タイ日本国大使館のホームページでご確認下さい。
在タイ日本国大使館HP
私個人的にはタイ国際航空の塗装がすごく好きなので、いつまでも運航していてくれたらとても有難いと思うんですけどね。
機材の小型化が進む仙台空港ですが、国内線で一番大きな機材でもボーイング767が就航しているのみ(ごく稀に777や787)なので、大型機が次々と就航してくれたら航空ファンとしてはとても嬉しいです。
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