自動車のボディーに洗車傷が入りにくいきめ細やかな泡立ちと、少量を水で薄めるだけで充分な洗浄力で、洗浄成分を残しにくい泡切れの良さがオススメの中性洗車用洗浄液、Surluster(シュアラスター) カーシャンプー1000のレビューです。
記事内の目次
車を綺麗に保つカーシャンプー選びのポイント
洗車に使用するカーシャンプー選びのポイントとして、泡立ちの良さや泡の持続性などが注目されがちですが、筆者の場合は後に塗装面のダメージとなる洗車傷や落ちない水シミを極力残さない事を重要視しています。
汚れなどはまた洗車をすれば落とせますが、細かい洗車傷や固着したシミなどは、バフ掛けなどの塗装面研磨作業をしないと、艶のあるボディ状態に戻らないなんて事もあります。
そのため、極力洗浄成分を残さない泡切れの良さや、ボディに傷が入りにくい滑りの良さ、一回の洗車で使用するカーシャンプーの量で選んでおりますが、実際に使用してみないと分からない事が多いと思います。
泡切れの良さと洗浄成分の残りにくさで言えばホームセンターの激安カーシャンプーでも良いのですが、泡立ちの良さと洗浄力の強さも含めた総合性能では、ワンランク上の性能が欲しい所です。
もし激安シャンプーでワンランク上の強い洗浄力や泡立ちの良さを求めるのであれば、一回で使用する原液の量も増えてしまうので、総合的にはコスパも悪くなってしまいます。
11年25万キロ乗ったアベンシスの10年目ぐらいの塗装面の状態ですが、同年式の中でも洗車傷が少なく綺麗な状態を維持できていたとは思います。
洗車をする度に蓄積していた洗車傷は、数年おきのメンテナンスで実施していた塗装面のバフ掛けで除去していたのはありますが、ボディになるべく傷を入れずに汚れだけを落とすための泡洗車はとても大切な工程です。
今まで様々なメーカーの洗車用洗剤を使用してきましたが、汚れ落とし効果や滑り、1回に使用する量と価格を総合的に判断して、ヴォクシーに乗り換えた際にシュアラスターのカーシャンプー1000をリピート購入いたしました。
Surluster(シュアラスター) カーシャンプー1000のレビュー
日常の洗車では、バケツでカーシャンプーを希釈してから使用する洗車方法から、最近は泡噴霧器(フォームスプレー)のボトルでカーシャンプーの原液を薄めて噴霧する洗車方法に切り替えています。
ホームセンターの激安品では、指定された希釈率よりも、少し濃い目の洗浄液を作らないと泡立ちが良くならない事が多かったのですが、濃縮タイプのシュアラスターのカーシャンプーは、4リットルの水に対してキャップ4杯分50ccを入れて薄めるのが指定の希釈率になりますので、フォームスプレーを使用した時には2リットルに対してキャップ2杯から3杯の使用量で済むのです。
1回の洗車で使用する量が約25ccとなるので、ミニバンの洗車約40回分、25円から27円分しかカーシャンプーの原液を使わないため、一回の泡洗車にかかるコストも非常に安く抑える事ができます。
洗浄液2リットルでミニバン1台分のボディ全体を洗車する事が可能ですが、2リットルでキャップ2杯分だと、少々シャバシャバした感じの洗浄液になって、キャップ3杯分を入れると少し泡切れが悪いような感じになりました。
泡立ちが悪く感じてしまうのはフォームスプレーのノズルの構造の問題なのだと思いますが、規定量の洗浄液を作って洗車をした方が、すすぎ洗いの段階でカーシャンプーの成分がいつまでもボディに残らなくて済みます。
フォームスプレーから泡を噴射した後は、泡がボディに定着をして残り続けてくれる感じにはなりませんでしたが、洗車傷が入りにくい滑りと汚れを浮かして洗いやすい濃度の洗浄液となって、ボディを優しく包み込んでくれています。
すすぎ洗い後の水シミの原因になってしまうカーシャンプーの残留成分を固着させないコツとしては、炎天下を避けて洗浄液を焼き付かせないように心がける事、パネルごとに上から素早く洗車をして、たっぷりの水で素早く洗い流す事が重要になります。
気温が高い場所や青空洗車の場合は、拭き上げまでの間に乾燥させてしまわないように、ボディ全体に時々水をかけながらパネルごとに泡洗車をしていくのもオススメの作業となります。
これを行っておくと、後の作業で洗車傷がついたり水シミが固着してしまう事も少なくなりますので、純水器のような高価な物を使用しなくても、自動車ボディの塗装面をいつまでも綺麗な状態に保つ事ができます。
激安シャンプーとシュアラスターのカーシャンプーの違いを感じるのは、雨天走行後の泥汚れや黒い雨シミなどを残さず、ムートングローブやスポンジを使用して汚れを掻き出す時の滑りや、クリーミーな泡が汚れを包み込んでボディに傷をつける原因物質を包み込んでくれる感覚だと思います。
Surluster(シュアラスター) カーシャンプー1000は、ホームセンターの激安品よりは使用量が少なく、ワックスやコーティング成分を残したまま汚れのみを優しく除去できる中性濃縮タイプですので、洗車グッズ選びに迷っている方には特にオススメしたい洗車用カーシャンプーです。
1リッタータイプと2リッタータイプがあるので、長く使う予定がある方は2リッタータイプの方がお得になります！
この記事でご紹介したEnergy Gearのフォームスプレーについては、こちらの記事でご紹介しております。
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