宮城県柴田郡柴田町の船岡城址公園では、2025年6月20日から7月6日まで5000株を超えるアジサイの花々を見る事が出来る、第12回しばた紫陽花まつりが開催される予定です。
記事内の目次
日本さくら名所100選にも選ばれている 船岡城址公園とは?
船岡城址公園は、標高135メートルの四保山の頂上に西暦1200年頃に芝田氏が築城した船岡城が過去に存在していた場所で、別名船岡要害や四保館とも呼ばれておりました。
時は過ぎて現代に入ってからは、この地で失われた城跡の跡目を継ぐ形で、1970年頃に船岡城址公園の山頂に船岡平和観音を建立し、今や柴田町を代表とするシンボル的な存在にもなっております。
江戸時代前期に仙台藩で起こった伊達騒動を題材としたNHK大河ドラマ『樅ノ木は残った』の放送で注目を浴びると同時に、樅ノ木がある船岡城址公園には全国からも観光客が訪れるようになりました。
その後に桜の名所としても広く知られるようになり、約1000本以上のソメイヨシノやシダレザクラなどが咲く船岡城址公園は、大河原町の白石川堤一目千本桜と共に宮城県内で唯一となる「日本さくら名所100選」に選ばれ、毎年4月に桜の花が見頃となった時期には全国から訪れる多くの花見客で賑わいます。
しばた紫陽花まつりの見どころ紹介
春の桜の他に秋の曼珠沙華(彼岸花)、コスモスなどの「花の町しばた」の名にふさわしい花々が季節に応じて次々と花を咲かせ、6月から7月の初夏には遊歩道に埋め尽くすように咲き誇る20種類以上約5,000株の紫陽花の花々が見事な花を咲かせます。
駐車場付近にある三ノ丸広場から頂上にある船岡平和観音像付近まで、船岡城址公園内全体で紫陽花の花を見る事ができますが、特に本数が多くて見ごたえがあるのが、観光物産交流館前駐車場付近から見下ろすことができる「アジサイ谷」です。その本数はここだけで約1,500株以上もあるのだとか・・。
また、頂上にある船岡平和観音像付近には、カラフルな色合いが幻想的な花手水も用意されています。
スロープカーは往復と片道の料金が設定されていますが、上りはスロープカーに乗って、下りは徒歩で降りるようなルートを選択すると、遊歩道に咲く紫陽花の花を全て見る事が出来るので、健康な方は片道料金でのスロープカーの利用をオススメします。
しばた紫陽花まつりの映像
【宮城初夏の花の名所7選】宮城県の初夏を彩る美しい百合やあやめ、あじさいが咲く花風景7選
船岡城址公園の紫陽花以外にも、既に閉鎖となっている南くりこま高原一迫ゆり園、やくらいガーデン、多賀城跡あやめ園、資福寺の紫陽花、愛宕山公園あじさい園、一迫山王史跡公園あやめ祭りの合計7か所の花の名所を撮影しております。
船岡城址公園の紫陽花は、動画の17:41から収録しておりますので、お越しになる際の参考としてご視聴いただければ幸いです。
しばた紫陽花まつり 交通アクセス・時間・駐車場情報
所在地 | 〒989-1606 宮城県柴田郡柴田町船岡舘山95−1 |
開催期間 | 2025年6月20日~7月6日 |
時間 | 観覧自由 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料 |
交通アクセス | JR船岡駅から徒歩15分 東北自動車道村田ICから約15分 |
関連ウェブサイト | 柴田町観光物産協会 |
しばた紫陽花まつり 駐車場の詳細情報
@Google Map
しばた紫陽花まつりの駐車場は、観光物産交流館前か、桜まつりの臨時駐車場になっていた船岡城址公園入り口前の駐車場になります。
全体を一通り見たい方は下の駐車場、あじさい谷から頂上までだけ見たい方は、観光物産交流館前駐車場がオススメですが、混み具合によっては船岡城址公園入り口前の駐車場の方が手っ取り早いかもしれません。
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