至近距離で飛行機の離着陸を楽しめる仙台空港臨空公園は、東日本大震災以前まであった空港東側の公園の名称を引き継いで、2012年4月にリニューアルオープンした公園です。
週末を中心に航空ファンや子連れの家族など大勢の人々で賑わう公園で、すべり台やブランコ・トイレなどが整備されています。
記事内の目次
飛行機が間近で楽しめる仙台空港臨空公園
東日本大震災と仙台空港臨空公園
2011年3月11日に発生した東日本大震災以前は、滑走路を挟んで仙台空港旅客ターミナルの向かい側にあった公園で、飛行機観賞用の見晴らし台や遊具などが整備され週末ともなると大勢の家族連れや航空ファンで賑わっていました。
この公園も海岸から数百メートル程の距離であった事から津波による被害を受け、残念ながら再興させる事もなく解体されてしまいました。
2012年4月にリニューアルオープンした仙台空港臨空公園
遊戯ひろば
東日本大震災以前にも公園であったと記憶していますが仙台空港ターミナルの西側滑走路端にある公園で、仙台東部道路 仙台空港ICからも近く、自動車であれば比較的アクセスの良い公園です。
2012年4月にリニューアルオープンし「展望ひろば」「芝生ひろば」「遊戯ひろば」の3つのエリアに分かれていますが、上の写真が「遊戯ひろば」となっていて「ブランコ」や「アスレチック遊具」「すべり台」などが設置されていて、週末ともなれば観光客や大勢の子供達で賑わいます。
また、仙台空港臨空公園の遊具周りにはマットのような物が敷かれていて、雨が降っていても水溜まりが出来ないようになっている上に、柔らかい素材を使用しているため少々転んだくらいでは怪我をしにくいように配慮されています。
芝生ひろば
臨空公園の遊戯ひろば周辺には広大な芝生が広がっていて、子供たちが走り回ったり花を摘んだりキャッチボールをしたりなど、様々な遊びを楽しめます。
広大と言っても凄く広いというわけでもないので譲り合って遊ぶ必要もありますが、ボール遊びなどの場合は空港の敷地内に入ってしまうと離着陸の妨げとなってしまう可能性もあるため、あまりオススメできません・・・。
展望ひろば
仙台空港臨空公園には高台となっている場所があり、そこから飛行機の離着陸を楽しむ事ができます。
特に初夏から初秋にかけては仙台空港周辺が東風となる事が多く、上の写真のように離陸前の飛行機を間近で見る事が出来ますが、一つ手前の誘導路から滑走路に進入したり、風向きが変わって反対側から離着陸する場合もあります。
また騒音対策のために、原則東側からの進入となる事も多いため、必ずタキシング中の航空機を間近で見れるというわけではございませんが、とても楽しい公園ですので家族連れでぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
動画:Nikon D7500 Picture Control Flat×ATOMOS NINJA FLAME
仙台空港臨空公園で撮影した映像で、真冬の寒い時に震えながら撮影しました。
西風の強い真冬にRWY09となるのは珍しい事で、臨空公園らしい動画が撮影できたのではないかと思います。
飛行機の発着時間を調べるには、無料スマートフォンアプリのFlightStatsが便利です。全て英語なので使い慣れるまで大変ですが、割と重宝します!
ダウンロードリンク App Store Google Play
仙台空港臨空公園 交通アクセスや所在地情報
住所 | 宮城県岩沼市本郷下道清 |
期間 | 年中無休 |
時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 96台 |
交通アクセス | 仙台東部道路「仙台空港I.C.」から車で約5分 |
関連ウェブサイト | 宮城県公式ウェブサイト |
仙台空港臨空公園の駐車場は、県道20号線から仙台空港臨空公園入り口前の交差点を曲がり、宮城県防災航空隊 宮城県防災ヘリコプター管理事務所と東邦航空㈱ 東北事業所の前の道路を通った先にあります。
また、最も近いバス停が公園から2kmほどある館腰駅東口と海上保安学校前になるので、タクシーを利用するか自家用車で向かうかのどちらかになるかと思います。
また、96台が駐車できる駐車場と、男女別に分けられたトイレとバリアフリー対応の多機能トイレもありますので、時間を気にせずにどなたでも安心して遊ぶ事が出来ます。
仙台空港旅客ターミナル東側にて、新たに北釜防災公園が完成しました。
そちらの様子を記事にしています。
子供達が遊べるアスレチック遊具と共に津波発生時の緊急避難先となる高台を備え、空港の滑走路に向かって着陸をする飛行機も見る事が出来きる防災機能を備えた公園、宮城県名取市の仙台空港東側に完成した、北釜防災公園をご紹介します。 北釜防災公園の概要 2019年4月26日にオープンした宮城県名取市の北...
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