2022年5月28日に岩手県和賀郡西和賀町で開催した錦秋湖マラソンの前夜祭として実施される錦秋湖湖水まつりの花火大会の様子をご紹介します。例年よりも規模は縮小されたものの限られた制限の中で、錦秋湖の湖上を鮮やかに彩る花火の数々が綺麗でした。
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3年ぶりに開催した錦秋湖湖水まつり花火大会
岩手県山間部の新緑がまだ色鮮やかな5月最終日曜日に行われる河北新報錦秋湖マラソンの前夜祭として行われる錦秋湖湖水まつり花火大会。
2020年の春から続くコロナウィルス感染症の感染拡大の影響で、2年続けて中止となっていましたが、ワクチン接種が進んでいる事に加えてコロナウィルス感染症が収束状態である事から、今年は規模を縮小しての実施となりました。
錦秋湖は、岩手県和賀郡西和賀町を流れる一級河川・北上川水系和賀川に建設された湯田ダムが貯水した事によって発生した人造湖で、水没林や新緑が美しい山々など、自然豊かな風景を楽しむ事が出来る絶景ポイントも豊富にある湖です。
また、湯田ダムは、全国に十二基しか存在しない重力式アーチダムで、建設後に水没する住民の保障問題が全国的にクローズアップされて、住民との補償交渉も難航した事例ともなったそうです。
錦秋湖上には、岩手県北上市の北上駅を起点に秋田県横手市の横手駅までを結ぶJR東日本の北上線の鉄道も通行しており、錦秋湖周辺には2つの停車駅が建設されております。
錦秋湖湖水まつり花火大会は、西和賀町の川尻地区にある川尻小公園を会場に行われますが、今年は新たに協賛者観覧会場を新設しての実施となりました。
この花火の打ち揚げを担当するのは、大曲の花火で知られる秋田県大仙市の株式会社北日本花火興業。
時折小雨が降る中、予定通りの午後7時30分に花火の打ち揚げが開始されました。
例年であれば船上から湖上に投げ込む水上花火も見れるのですが、令和3年の地震等の影響による国道107号線の地すべり災害の復旧工事を行う都合で、湯田ダムの貯水量を減らしているとの事。
そのため、今年は湖上に向けて斜めに花火を打ち揚げる水上花火をプログラムに組み込んでいました。
地滑りの復旧工事の影響による保安距離や安全対策の他、2年続いたコロナ禍の打ち上げ数でも制約がある中でも、迫力のある花火を楽しめるようにと随所に工夫を凝らした打上花火の数々を楽しめた花火大会であったと感じられました。
2022年 錦秋湖湖水まつり花火大会の映像
この映像では、2022年錦秋湖湖水まつりの全プログラムを収録しております。
約30分間にまとめていますので、時間がある時にでもゆっくりとお楽しみください。
今まで使用していたカメラでは、途中で一度バッテリーの交換をしなくてはいけなかったのですが、2020年に購入したBlackMagic Pocket Cinema Camera 6Kは通しで撮影が出来るようになって良かった。
錦秋湖湖水まつり花火大会 基本情報
開催日時 | 2022年5月28日 19:30~20:00(花火打ち上げ時間) |
開催場所 | 岩手県和賀郡西和賀町川尻地区 |
主催者 | 錦秋湖まつり実行委員会 |
担当煙火店 | 株式会社北日本花火興業 |
打ち上げ数 | |
最大号数 | 7号玉 |
関連ウェブサイト | 西和賀町観光協会公式サイト |
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