秋田県仙北市角館町の桜名所 角館武家屋敷通りのシダレザクラと桧木内川堤のソメイヨシノです。かつての侍町であった角館は「みちのくの小京都」とも呼ばれ、旧家が立ち並ぶ武家屋敷群があります。春になるとシダレザクラが垂れ下がる美しい風景を見ようと全国から花見客が訪れる人気のお花見スポットとなっています。桧木内川堤には約2kmの桜並木が続き、見渡す限り続く桜の絶景にはとても圧倒されます。
記事内の目次
角館さくらまつり 武家屋敷通りのシダレザクラ
角館 武家屋敷の桜の見どころ
かつての角館城の城下町となっていた武家屋敷通りは「みちのくの小京都」と呼ばれ、蘆名氏や佐竹氏家臣たちによって造られた侍屋敷が立ち並んでいます。
武家屋敷通りの枝垂桜は1656年から角館を支配していた、角館佐竹家の2代目佐竹義明の妻の生家がある京都三条西家から持ち込んだものであるとされていて、黒板塀の上から薄紅色の花をつけた桜が垂れ下がる美しい風景は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのように思えるほどです。
角館町内全体では約450本ほどのシダレザクラがありますが、そのうちの162本が1974年に国の天然記念物に指定されました。
その中には、樹齢300年以上にもなる枝垂桜の老木が含まれているそうです。
歩道上まで垂れ下がるシダレザクラがとても美しい武家屋敷通りですが、お花見期間中も通行止めにはならないので、歩道からはみ出して歩かなくてはいけない時には行き交う車両に充分な注意が必要になります。
写真や動画撮影もできますが、午前9時以降から観光客やツアー客がたくさん来るため、人が映り込まない写真を撮るのはかなり厳しくなります。それまでには混み合いそうな場所から撮影を済ませておくとスムーズな撮影が出来るかもしれません。
国指定名勝 桧木内川堤のソメイヨシノ
もう一つの角館の桜の名所である桧木内川堤(ひのきないがわつつみ)は、1934年に今上天皇誕生記念として植樹されたソメイヨシノの木が桧内川左岸の堤防上 約2kmにわたって咲き誇り、ボリューム感たっぷりの桜並木が続きます。
過去には堤防への植樹を禁止とする河川法の影響で、桧木内川堤のソメイヨシノは伐採の危機となった事もありましたが、町民の努力によりソメイヨシノは守られたとされていて、現在は国の名勝にも指定されるほどの桜の名所となっています。
角館は2017年に訪れた場所で、1日目は大雨の影響でほとんど撮影が出来なかったのですが、2日目には天候が回復してどうにか武家屋敷通りと桧木内川の桜を鑑賞する事が出来ました。スッキリとした青空とまだはならなかったのですが、この日の様子は動画で残していますので、来年以降の参考としてもご視聴頂ければ良いなと思っています。
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角館の桜まつり 交通アクセス・駐車場情報
所在地 | 東北地方/秋田県仙北市角館町 |
時間 | 24時間 |
イベント | 角館さくらまつり(2018年4月20日~5月5日) |
駐車場 | 有料 普通車500円/マイクロバス1000円(8:00~17:00) 夜桜が見れる状況になれば、22:00まで延長 |
交通アクセス | 秋田新幹線,田沢湖線,秋田内陸線 角館駅 下車 徒歩20分 秋田自動車道 大曲ICから国道105号線を角館方面 高速バス レイク&ポート号 藤沢駅南口⇒東京⇒角館 路線バス 羽後交通 伝承館入口 下車 |
マップコード | 280 337 475*68 |
関連ウェブサイト | 田沢湖角館観光協会 |
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