茨城県久慈郡大子町の袋田の滝は日本の滝百選に選ばれ、華厳の滝・那智滝と共に日本三大名瀑の一つにも挙げられる滝で、茨城県が誇る観光名所となっています。
四季を通して別々の表情を見せる事から別名「四度の滝」とも呼ばれ、秋の紅葉や冬の氷瀑などの美しい四季の風景を楽しめる絶景スポットとなっています。
記事内の目次
四季を通して美しい日本三名瀑 袋田の滝
日本三名瀑の一つに数えられる袋田の滝とは?
茨城県の県北にある久慈郡大子町にある袋田の滝は、長さが120メートル幅が73メートルもある壮大な滝です。 この滝は栃木県の華厳滝や和歌山県の那智滝と共に日本三名瀑の一つに挙げられる程で、日本の名勝や日本の滝百選にも選定されています。
この滝は別名「四度の滝」とも呼ばれ、四段になった岩壁を滝が流れ落ちる様子から名付けられたとされる説と、平安時代後期の歌人である西行法師が袋田の滝を訪れた際に「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したとされる二通りの説がありますが、絹糸を垂らしたように流れ落ちる姿や地面を叩きつけるような荒々しさを見せる姿など、「四度の滝」の名にふさわしいと思える程に姿形を変えて流れ落ちる様は圧巻の一言に尽きます。
四季折々の姿を見せる袋田の滝は紅葉が美しい
滝そのものの美しさだけではなく周辺の植物と共に織りなす四季の風景も見どころで、冬に滝全体が凍り付く「氷瀑」が有名ですが、秋には木々の葉が赤や黄色に色付く紅葉と共に、その中を滝の水が音を立てて流れ落ちる風景を見るのも素晴らしいと感じます。
2014年に撮影した袋田の滝と紅葉のライトアップですが、照明は光を操るアーティスト集団「HIKARI ASOBI CLUB」が担当して、雰囲気を盛り上げる音楽はサウンドプロデューサーの「HIROSHI WATANABE」が担当していました。
カラフルでド派手なライティングでとても好きだったのですが、今後の予定は未定との事です。
2016年以降は引き続き松下進建築・照明設計室が担当して、2019年~2020年のイベントでも水墨画のようにも見える白一色の照明で幻想的にライトアップを行っています。
どちらの写真も滝が正面に見える「第一観瀑台」で、迫力のある袋田の滝の姿と眼下に見える滝つぼまでを鑑賞できます。もう一方の「第二観瀑台」は上から見下ろす形で滝全体の姿を楽しむ事ができ、さらに最上階の「第三観瀑台」まで全て同じ料金でお楽しみいただけます。入場料は、大人300円 小人150円。
袋田の滝全体の写真を撮影する場合は35mm換算で16mmぐらいの広角レンズは必要で、APS-Cでは10mm~12mmぐらいのレンズ、フルサイズでは16mm程度の広角レンズは必須です。
現在は特に言及されてはいませんが、沢山の来場者が訪れる観光名所でもあるので、長時間三脚を立てての撮影は控えるようにした方が良さそうな状況でした。
お互いに譲り合って、今後三脚禁止にならないように気を付けながら袋田の滝の幻想的な景色を楽しみましょう。
袋田の滝の動画を2本ご紹介
日本の美しい風景 紅葉と日本三名爆・袋田の滝ライトアップ2014
2014年11月3日に撮影の袋田の滝は、レインボーカラーの照明でライトアップを行い滝周辺の紅葉もこれ以上ないと思えるぐらいに見頃となっていました。レインボーカラーのライトアップはこの年を最後に姿を消してしまいましたので、紅葉の参考程度に見ていただいた方がよろしいかと思います。
日本の美しい秋の風景 茨城・奥久慈 紅葉の袋田の滝と竜神大吊橋
2016年撮影の袋田の滝は、白一色の照明に変わり袋田の滝本来の美しさが楽しめる色でライトアップされるようになりました。
今回の映像は、茨城県常陸太田市の竜神大吊橋もセットでご覧いただけます。
袋田の滝 所在地や日程情報
所在地 | 関東地方/茨城県久慈郡大子町袋田 |
実施期間 | 8:00~18:00(11月~4月は9:00~17:00)
2019年11月1日(金)~2020年1月31日(金)(ライトアップ開催) |
駐車場 | 町営無料駐車場を利用 |
交通アクセス | JR水郡線 袋田駅からバスで約10分 常磐自動車道 那珂ICから車で約40分 |
マップコード | 379 634 337*51 |
関連ウェブサイト | 大子来人 – ダイゴライト – (Daigo Light) |
この記事へのコメントはありません。