2024年4月20日に秋田県大仙市の余目公園(あまりめこうえん)で開催した、内小友余目さくら花火鑑賞会を写真や動画と共にご紹介します。200本余りの桜の木が立ち並ぶ余目公園を会場に、地元の小松煙火工業が製作した1000発の美しい花火が、桜の花びらが舞い落ちる春の夜空を美しく彩りました。
記事内の目次
花見と花火が観賞できる内小友余目さくら花火鑑賞会 2024
余目公園とは?
余目公園は、秋田自動車道大曲インターチェンジからおよそ1.2kmの距離にある秋田県大仙市の内小友地域に位置する小高い丘の上に作られた公園です。
築城年数は不明ではあるが、かつて秋田県南地域を支配していたと伝えられる大友五郎義景が城主となった出羽 前崎山城が丘陵に築かれており、かつて本丸があったとされる場所に、現在は稲荷神社が建てられています。
また、春には桜の花が観賞できる桜の名所である事が知られており、樹齢100年を超える桜と共に公園内全体で200本の沢山の桜の木が美しい花を咲かせます。
内小友余目さくら花火鑑賞会
毎年4月第3土曜日には、桜の花と共に地元の煙火製造業者である小松煙火工業が製作した美しい花火を観賞する事が出来る「内小友余目さくら花火鑑賞会」が実施されます。
近年の温暖化の影響により、桜の花が咲くと同時に花火大会が実施されるという事も少なくなりましたが、今年は桜吹雪が舞う中、日当たりが悪い場所が一部満開に近い状態での開催となりました。
日当たりの良い所は、既に葉桜になりかけている場所もありましたが、ぎりぎりお花見が楽しめるぐらいの桜の咲き具合です。
花火は立ち入り制限エリアにさえ入らなければ、近隣からでも観賞する事が可能ですが、広い公園内では地元の食を味わえる屋台の出店も行われておりました。
花火の打ち上げは、午後7時から約45分間を予定し、花火打ち上げ10分前から主催者の挨拶が始まり、午後7時ちょうどからスターマインの打ち上げで余目さくら花火鑑賞会が開幕しました。
単発の花火では、4号玉や5号玉の連発の打ち上げが行われますが、5号玉では10号玉でも綺麗に開かない時もあるはずの、三重芯変化菊や八重芯変化菊も綺麗な形で内小友地域の春の夜空を美しく彩りました。
その他にも4号玉と5号玉は、普通の牡丹や菊が少なくて小松煙火さん拘りの芸術性が高い花火が多かったのですが、パステルカラーの星を使った色鮮やかな花火も多く打ち上げられていました。
中盤には、大曲の花火を支える年間スポンサー提供のミュージックスターマインの打ち上げも!
最後に余目さくら花火鑑賞会を見たのは8年前の事ですが、こんなプログラムがあったかな?と思える程に盛大に花火を打ち上げていたので、桜が咲かなくても是非行くべきだと思わせられる楽しさです。
フィナーレも音楽に合わせて花火を打ち上げるミュージックスターマインです。
1箇所からの花火打ち上げではありますが、音楽に合わせて盛大に花火が打ち上げられる様子は、次週に雄物川河川敷で開催する大曲の花火春の章への気持ちを高ぶらせてくれるような思いにさせられました。
内小友余目さくら花火鑑賞会の動画
【4K HDR】花見と花火大会が観賞できる内小友余目さくら花火鑑賞会 2024 (秋田県大仙市 / 2024年4月20日)
0:00 オープニングスターマイン
1:26 5号玉4連発
2:01 4号玉6連発
2:51 スターマイン
3:32 5号玉4連発
4:12 4号玉6連発
4:40 スターマイン
5:15 5号玉4連発
5:53 4号玉6連発
6:45 特大スターマイン
9:11 5号玉4連発
9:47 4号玉6連発
10:36 5号玉4連発
11:12 大スターマイン
11:56 5号玉4連発
12:32 大スターマイン
14:03 フィナーレスターマイン
【ライブ配信】内小友余目さくら花火鑑賞会 2024
内小友余目さくら花火鑑賞会の開催当日はライブ配信も行いました。
動画の15:10付近からのスタートですので、花火大会観覧の参考としてご視聴いただければ幸いです。
Camera : Blackmagic pocket Cinema Camera 6K (BMPCC6K)
Lens : SIGMA 10-20mm
Michrophone : MXL CR21
Recorder : ZOOM F3
内小友余目さくら花火鑑賞会 観覧情報
開催場所 | 〒014-0073 秋田県大仙市内小友七頭25 |
開催日時 | 2024年4月20日 19時から |
花火打ち上げ数 | 1,000発 |
担当煙火店 | 小松煙火工業㈱ |
観覧場所 | 余目公園 |
駐車場 | 無料 余目公園臨時駐車場 |
交通アクセス | 秋田自動車道 大曲ICから車で約2分 |
関連ウェブサイト | 花火伝統文化継承資料館 はなび・アム |
余目公園内の駐車場は観覧場所になってしまうため、関係者以外は駐車ができませんが、一般観覧者はこちらの駐車場が利用可能です。
入り口が狭く、深い用水路も通っているため、脱輪に注意をして駐車をするようにして下さい。
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