宮城県柴田郡川崎町の青根温泉じゃっぽの湯と青根児童公園で毎年2月2週に開催する青根温泉雪あかりの見どころを写真や動画と共に紹介します。雪あかりは、地元住民や子供たちが手造りで製作した雪灯籠の中に2000本のろうそくの温かい光を灯す雪まつりです。
2020年2月9日に開催を予定していましたが、記録的な雪不足の影響でゆきあかり自体は中止となり、16:30からの豚汁・ココアの振る舞い、17:30からは冬花火の打ち上げを予定しているようです。
詳しい内容は記事下の川崎町観光ポータルサイト かわさきあそびのリンクを参照して下さい。
記事内の目次
2000本のロウソクが灯す雪と光のイベント「雪あかり」とは
宮城県柴田郡川崎町の青根温泉は、蔵王のお釜などの有名観光スポットが点在する蔵王連峰の麓にある温泉街であり、開湯から450年にもなる仙台・伊達藩ゆかりの名湯としても知られています。
蔵王観光やウィンタースポーツの宿泊先としても人気がありますが、この青根温泉では毎年2月の第2週に雪上のライトアップイベント「青根温泉 雪あかり」が、日帰り入浴施設「じゃっぽの湯」と「青根児童公園」周辺を会場に行われます。
このイベントは青根温泉の冬の風物詩として近年注目されるようになり、公園の敷地内全面を使用して地元住民や子供たちが手造りで製作した約2000個の祠の中にロウソクの火を灯す、とても心温まるような雰囲気を感じられる雪まつりとして毎年開催されています。
点灯式は太陽が完全に沈み切る前の16時30分からで、夜になると真っ白な雪原の上に造られた小さなかまくらの中に、ロウソクの柔らかく温かな光が灯り、公園内がオレンジ色の温かい光で幻想的に照らし出されます。
駐車場について
駐車可能台数は100台程度で、点灯式前に到着していれば駐車場に空きがある可能性もありますが、点灯直後は駐車場に空きが無く長い待ち時間が出ていました。
それと共に会場周辺は道幅がとても狭く駐車場の空き待ちは出来るような状態ではないため、駐車場誘導係の警備員に移動させられてしまっていた方もいたようなので、一度会場周辺から出てからもう一度戻り、駐車場の空いたスキを狙うか落ち着くまで道幅の広い場所や道路脇にある待避所で待った方が無難かもしれません。
路上駐車も可能な場所はあるのですが、数に限りがあるのとカーブ周辺に駐車すると前方が見えなくなった後続車が詰まり、長い大渋滞となってしまったという事もありますのでご注意下さい。
凍結とスリップに注意。
毎年恒例と言ってもいいのですが、会場内の地面に降り積もった雪が踏み固められてとても滑りやすくなり、訪れた観光客の多くの人が転倒しているのも見受けられます。
今年もかなりの方が転倒していましたので、念のために滑り止めのある靴を履いておいた方が良いでしょう。
青根温泉雪あかりの会場は蔵王山の麓にありますので、夜になると気温も氷点下となる上に冷たい風が吹き込みかなり冷え込みます。スキーやスノーボード並の防寒対策はしっかりとして行った方が長時間の雪あかり観賞も楽しめると思います。
宮城県内では雪まつりが行われる場所も少ない上に、たった1日だけ行われる貴重な冬のお祭りです。
近年人気となってきているため駐車場の問題や寒さの問題がありますが、それでも訪れて実際に見て欲しいと感じるとても素敵なイベントでした。
青根温泉 雪あかりの動画
青根温泉雪あかり
2017年撮影の4K動画です。風が強くてロウソクの火が消えてしまった箇所も多かったのですが、LED電球に入れ替えたりなど主催者の皆様に奮闘していただいて、楽しく思い出の残るイベントとなりました。
青根温泉 雪あかり 交通アクセス・イベント情報
開催場所 | 東北地方/宮城県柴田郡川崎町 青根温泉じゃっぽの湯・青根児童公園 |
開催日時 | [中止]2020年2月9日 15:00~21:00(点灯式は16:30) |
駐車場 | 無料 (約100台) |
交通アクセス | 東北自動車道 白石ICから約30分 山形自動車道 宮城川崎ICから約20分 |
マップコード | 464 214 109*30 |
関連ウェブサイト | 川崎町観光ポータルサイト かわさきあそび |
点灯前後は大変混み合いますので、警備員の誘導に従ってください。
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