宮城県柴田郡川崎町の青根温泉で例年2月上旬に開催される「青根温泉雪あかり」は、日帰り温泉施設「じゃっぽの湯」と青根児童公園周辺を会場に、地元住民や子どもたちが手作りした約2,000個の雪灯籠にろうそくの明かりを灯す冬のイベントです。蔵王の麓に広がる雪景色を柔らかな光が照らす幻想的な光景を、写真と2017年に撮影した4K動画とともに紹介します。
なお、2020年2月9日に開催を予定していた青根温泉雪あかりは、記録的な雪不足の影響で雪灯籠の催しが中止となりました。ただし、16時30分からの豚汁・ココアの振る舞いと、17時30分からの冬花火の打ち上げについては、予定どおり実施すると案内されています。詳しい内容は、記事下部に掲載している川崎町観光ポータルサイト「かわさきあそび」をご確認ください。
2000本のロウソクが灯す雪と光のイベント「雪あかり」とは
宮城県柴田郡川崎町の青根温泉は、蔵王のお釜などの観光名所が点在する蔵王連峰の麓に位置する歴史ある温泉地で、1528年に開湯したと伝えられています。仙台藩伊達家ゆかりの名湯としても知られ、蔵王観光やウィンタースポーツを楽しむ際の宿泊先としても親しまれています。
そんな青根温泉で例年2月上旬に開催される「青根温泉雪あかり」は、日帰り入浴施設「じゃっぽの湯」と「青根児童公園」周辺を会場に行われる、地域の人々による手作りの雪まつりです。
会場となる青根児童公園には、地元住民や子どもたちが一つひとつ丁寧に作った約2,000個の雪灯籠が並びます。小さな祠やかまくらのような形をした雪灯籠の中にろうそくを置き、夕暮れとともに明かりを灯すことで、雪に覆われた公園が温かな光に包まれます。
例年の点灯式は16時30分から行われ、まだ空に明るさが残る時間帯から、少しずつ雪灯籠にろうそくの火が灯されていきます。日が沈んで周囲が暗くなるにつれて、一面の雪景色にオレンジ色の光が浮かび上がり、昼間とはまったく異なる幻想的な風景が広がります。
特に美しいのは、真っ白な雪とろうそくの柔らかな光が織りなす光景です。雪灯籠の内部で揺らめく炎が周囲の雪を優しく照らし、静かな温泉街に冬ならではの温もりを感じさせてくれます。
宮城県の雪まつりや冬のライトアップイベントの中でも、青根温泉の雪灯籠は地域の人々による手作りならではの素朴な美しさが魅力で、冬の蔵王観光と合わせて訪れたいイベントの一つです。
駐車場について
青根温泉雪あかりの会場周辺には無料駐車場が用意されており、当時の観光案内では普通車約80台が駐車可能とされていました。ただし、開催日は多くの観光客が訪れるため、点灯式が始まる16時30分前後から駐車場が混雑し、満車になることもあります。
実際に訪れた際も、点灯直後には駐車場の空きを待つ車が見られましたが、会場周辺は道幅の狭い道路が多く、その場で待機できずに警備員から移動を促されている車もありました。
特に注意したいのが路上駐車です。周辺道路にはカーブも多く、見通しの悪い場所に車を停めると後続車の通行を妨げ、大きな渋滞を引き起こす原因になります。実際に駐車車両の影響で交通が滞ってしまったこともあるため、無理な駐車や道路上での空き待ちは避け、現地の警備員や誘導係の指示に従ってください。
混雑を避けたい場合は、点灯式よりも早めに会場へ到着するなど、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
凍結とスリップに注意。
冬の青根温泉を訪れる際に注意したいのが、会場内の積雪や路面の凍結です。雪あかりの会場では、多くの観光客が歩くことで雪が踏み固められ、場所によっては氷のように滑りやすくなっていることがあります。
私が訪れた際も、足を滑らせて転倒する観光客を何人も見かけました。雪灯籠の撮影や観賞に夢中になっていると足元への注意が薄れがちになるため、滑り止めの付いた冬用の靴を履くなど、十分な対策をしておいた方が安心です。
また、青根温泉は蔵王連峰の麓に位置する標高の高い温泉地で、夜間は気温が氷点下まで下がることもあり、冷たい風が吹くと体感温度はさらに低くなります。長時間にわたって雪あかりの写真や動画を撮影する場合は、スキーやスノーボードに出かけるときと同じように、防寒着や手袋、帽子などを準備しておくことをおすすめします。
青根温泉雪あかりは、普段は静かな温泉街が一年に一度、手作りの雪灯籠と温かな光に包まれる特別な冬のイベントです。
駐車場の混雑や厳しい寒さには注意が必要ですが、雪の中に並ぶ無数のろうそくが作り出す美しい光景には、実際に足を運んだからこそ感じられる魅力があります。大規模なイルミネーションとは異なる、素朴で心温まる冬の景色を楽しむことができました。
青根温泉 雪あかりの動画
青根温泉雪あかり
こちらは2017年に撮影した「青根温泉雪あかり」の4K動画です。約2,000個の雪灯籠が並ぶ会場の様子や、ろうそくの光に照らされた幻想的な雪景色を、高画質な4K映像でご覧いただけます。
この日は風が非常に強く、せっかく灯したろうそくの火が消えてしまう場所も多かったのですが、主催者の皆さんがLED電球への交換などを行いながら、懸命に対応されていました。
厳しい寒さと強風の中での撮影となりましたが、地域の人々が協力して作り上げる雪あかりの温かな雰囲気が印象的で、今でも思い出に残っているイベントです。
青根温泉 雪あかり 交通アクセス・イベント情報
| 開催場所 | 東北地方/宮城県柴田郡川崎町 青根温泉じゃっぽの湯・青根児童公園 |
| 開催日時 | 2020年2月9日(日) 雪あかりは雪不足により中止 豚汁・ココアの振る舞い 16:30~ 冬花火の打ち上げ 17:30~(実施予定) |
| 駐車場 | 無料(普通車約80台・当時の観光案内による) |
| 交通アクセス | 東北自動車道 白石ICから約30分 山形自動車道 宮城川崎ICから約20分 |
| マップコード | 464 214 109*30 |
| 関連ウェブサイト | 川崎町観光ポータルサイト かわさきあそび |
点灯式の前後は駐車場や会場周辺の道路が大変混雑するため、時間に余裕を持って来場し、現地の警備員や誘導係の指示に従ってください。また、冬季は積雪や路面凍結のおそれがあるため、車で訪れる際は十分にご注意ください。









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