宮城県登米市米山にある道の駅米山の西側では、ゴールデンウィークの前後にあたる4月下旬から5月上旬にかけて、60種類10万株のチューリップが咲き誇る風景が楽しめる米山チューリップまつりが開催されます。
記事内の目次
道の駅米山チューリップまつり
宮城県登米市にある道の駅
宮城県登米市は、宮城県の中心市街地である仙台市から約60km北上した、県北地域に位ある自治体です。
A5ランクしか流通しない仙台牛の生産や農薬や化学肥料の使用量を半分以下に減らした環境保全米の生産などの畜産や農産が盛んな地域で、国内最大級の野鳥の飛来地である伊豆沼・内沼などの自然豊かな名所がある事でも知られています。
登米市内には、それぞれの風土や生産品の特色を生かした産直品を販売している直売所を併設した道の駅が5つもあり、そのうちの一つが米山町内でチューリップ祭りを開催する道の駅米山となっております。
道の駅米山では、登米市内で収穫された野菜や果物を中心に、特産のいちごや肉類、生花、地元の加工品(お餅、油揚など)が並べられ、農家の方々が毎日直接陳列をしております。
また、レストラン「わいわい」では、地場産の新鮮野菜をメインに、地元産「喜粋純米豚」を使用した横綱純米豚みそ焼定食、横綱スープカレーがおすすめなのだそう。
米山チューリップまつり
米山チューリップまつりは、道の駅米山の西側にある約100a(100アール)の圃場(ほじょう)を会場に、ゴールデンウィークの前後にあたる毎年4月下旬から5月上旬までの期間に実施されます。
※圃場(ほじょう)とは、農作物を栽培するための場所のことで、水田や畑(普通畑・樹園地・牧草地)などを包括する言葉。チューリップ畑は転作用地でもある。
この敷地内では合計で60種類10万株のチューリップが咲き誇り、先に早咲き品種のチューリップが咲いた後に、少し遅れて遅咲き品種のチューリップが次々と花を咲かせます。
その年の天候にもよりますが、2022年の春は気温が高い日が続いたのもあり、チューリップまつりが始まった頃には、一部の早咲き品種が見頃を迎えていました。
4月23日頃に最も早く咲いた品種は既に散り始めていましたが、ゴールデンウィーク中には遅咲き品種の大部分が花を咲かせており、ゴールデンウィーク期間中に宮城県内を訪れていた観光客や県内在住者などの多くの人々で賑わっていました。
チューリップまつり開催期間中は、会場内でチューリップの球根販売も行っておりますが、1株200円・3株500円で咲いている株を掘って購入をする即売会のようなシステムとなっております。
こんなに種類が沢山あるのにオフシーズンに分からなくならないのが凄いですよね。どうやって見分けているのかは分かりませんが、チューリップまつりでは品種の名称が分かるように品種名が書かれた札が建てられています。
道の駅米山チューリップまつり 交通アクセスや料金情報
所在地 | 〒987-0321 宮城県登米市米山町西野新遠田67 |
開催期間 | 毎年4月下旬から5月上旬 |
時間 | 24時間 (球根販売は9:00~16:00) |
料金 | 無料 |
駐車場 | 道の駅米山内の無料駐車場を利用 |
交通アクセス | 三陸沿岸道路 桃生津山インターチェンジから車で17分 三陸沿岸道路 登米インターチェンジから車で17分 東北自動車道 築館インターチェンジから車で28分 |
関連ウェブサイト | 登米市ウェブサイト |
ゴールデンウィーク期間中は、道の駅米山利用者とチューリップ観覧者で駐車場内が大変混雑しますので、時間に余裕を持って行動をする事をオススメいたします。
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