「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の日本の絶景編2017ベスト絶景に選ばれ、あじさい寺として全国的に有名になった秋田県男鹿市北浦の雲昌寺では、2025年6月14日から7月21日まで「あじさい観覧」を開催します。今年は昨年実施できなかった夜間ライトアップ特別観覧も復活する予定です。
あじさい寺として有名な雲昌寺とは?
秋田県の日本海側に突き出した男鹿半島は、鬼のようなお面をかぶって練り歩く来訪神「なまはげ」や、日本の夕陽百選にも選出された入道崎などが有名な地域です。
また、自然豊かな風景や日本海を一望できる絶景スポットが多く、日本海で獲れた新鮮な海の幸も味わえることから、宿泊を兼ねて県内外から多くの観光客が訪れることでも知られています。
そんな男鹿半島の北側に位置する男鹿温泉郷から車で約7分の場所にあるのが、あじさい寺として有名になった曹洞宗の寺院、北浦の雲昌寺(うんしょうじ)です。
青い日本海を背景に咲き誇る雲昌寺のあじさい
雲昌寺の紫陽花は、副住職の古仲宗雲さんがたった1株の紫陽花を20年以上の歳月をかけて2,000株以上にまで増やしたもので、ほぼ青一色にこだわり、たくさんの花を密集させて咲かせる独自の育成方法によって、美しい景観が生み出されています。
まるで青い絨毯を敷き詰めたかのような紫陽花の群生地の先には、この地域の港である北浦港と男鹿半島北側の海岸線が広がり、青い花々と日本海が織りなす絶景を楽しめます。
雲昌寺の紫陽花は例年6月中旬から7月上旬にかけて見頃を迎えますが、その年の気候によって開花時期や花の咲き揃い方、色づき具合などに差があるため、訪問する際は公式サイトや副住職のFacebookなどで案内される開花状況を確認しておくとよいでしょう。
2024年は花芽が少なく、例年のように咲き誇る紫陽花を観賞することができませんでしたが、2025年は夜間のライトアップも含め、例年通りのあじさい観覧を実施する予定となっています。
紫陽花の花を背景に、笑顔で参拝客を出迎えてくれる「ほほえみ地蔵」。
「人生辛く苦しい時もありますが微笑みを忘れずにあなたの笑顔が自分を誰かを幸せにするから」という言葉が彫られていますが、これを見ていると、笑顔を忘れると確かに悪いものを呼び寄せてしまうのかもしれないな、とふと思います。
どこを見渡しても青い紫陽花の花で埋め尽くされている光景は、圧巻という言葉以外に表現が見つからないほどの美しさです。
雲昌寺の境内は比較的コンパクトですが、紫陽花の群生地や山門、参道など見どころが多いため、ゆっくりと観覧する場合は1~2時間ほどかかります。さらに、写真や動画を撮影する際には、周囲に人がいなくなるタイミングを見計らいながら撮影することもあるため、それ以上に時間がかかることもあります。
境内には飲食物を販売している場所もありますが、境内の外にも秋田名物のババヘラアイスや地域の海産物を販売している屋台などがありました。
日中の拝観を済ませた後、そのまま夜間拝観の時間まで待つのもよいですが、男鹿半島には男鹿水族館GAOや入道崎などの観光名所もあるので、各地を巡ってから戻ってくるのもおすすめです。
私が訪れた際は、夜間拝観が始まる1時間ほど前に戻ってきても駐車場には余裕がありましたが、それ以降は時間帯によって駐車場に入るまで少し待ち時間が発生することもあるようです。
こだわり抜いた青い光が美しい雲昌寺の夜間ライトアップ
雲昌寺の夜間ライトアップ特別観覧は18:45から始まりますが、太陽が沈んで空の暗さが増してくる19:30以降が、特に幻想的な光景を楽しめる時間帯となります。
夜間のライトアップで使用する照明にも副住職の青色へのこだわりがあるらしく、暗闇の中で青い紫陽花の花だけを際立たせるような、独特の青い光がとても幻想的なのです。
ライトアップを行っている場所は全国各地にたくさんありますが、私が知っている限りでは、これほど特徴的な青い光を見たことがありません!
日本国内でも唯一無二の「雲昌寺ブルー」と言っても過言ではないでしょう。
きらびやかに輝く紫陽花と山門
夜間拝観でも、一直線に続く参道と山門の周辺は特に人気の撮影スポットとなります。
紫陽花を照らす雲昌寺ブルーと、参道に沿って一直線に並ぶ電球色の明かりとのコントラストがとても美しく、多くの人がここで写真を撮っていました。
竹林のライトアップは昔話の世界のよう
まるで昔話の世界に迷い込んだかのような雰囲気を感じられる、竹林のライトアップも幻想的です。
こちらは入場口からご本尊の方向を見て、山門の左側に入り口がありました。
青い照明を減光する演出も
青い照明は時折明るさを落とし、参道に置かれた竹ろうそく状のライトだけを際立たせる演出にもこだわっているそうなので、紫陽花を照らす青い光だけでなく、周囲の照明や光の変化にも注目しながら観覧すると、新たな発見がありそうです。
男鹿のあじさい寺・雲昌寺の映像
男鹿のあじさい寺・雲昌寺 (YouTubeより)
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の日本の絶景編2017ベスト絶景にも選ばれた雲昌寺の、昼間の青い紫陽花と夜間ライトアップ特別観覧の様子を撮影した映像も公開しています。
2024年は例年とは異なる形でのあじさい観覧となりましたが、あじさい寺として全国的に知られるようになった本来の雲昌寺の美しい風景を、映像でも楽しんでいただければ幸いです。
雲昌寺の交通アクセス・拝観時間・料金・駐車場情報
| 所在地 | 〒010-0683 秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57 |
| 開催期間 | 2025年6月14日から7月21日 |
| 時間 | 日中:9:00~17:00(最終入場16:30)
夜間:18:45~21:30(最終入場21:00) |
| 拝観料(日中) | 6/14(土)~6/20(金) / 7/14(月)~7/21(月・祝) 一般:600円 団体:800円 6/21(土)~24(火) / 7/7(月)~13(日) 一般:800円 団体:1000円 6/25(水)~27(金) / 6/30(月)~7/4(金) 一般:1000円 団体:1200円 6/28(土)・29(日) / 7/5(土)・6(日) 一般:1200円 団体:1400円 ※中学生以下無料 |
| 拝観料(夜間ライトアップ特別観覧) | 6/14(土)~6/20(金) / 7/14(月)~7/21(月・祝) 一般:1000円 団体:1200円 6/21(土)~26(木) / 6/30(月)~7/3(木) / 7/7(月)~13(日) 一般:1200円 団体:1400円 6/27(金)~29(日) / 7/4(金)~7/6(日) 一般:1400円 団体:1600円 ※中学生以下無料 |
| 駐車場 | 県道55号線沿いの一般車用臨時駐車場:約100台(1台500円)
北浦うきた商店向かい:団体バス専用駐車場(事前予約制・1台3000円) |
| 交通アクセス | あいのりタクシー「なまはげシャトル」雲昌寺下車 路線バス:JR羽立駅前またはJR男鹿駅前から「男鹿北線」に乗車し、「北浦」バス停で下車、徒歩約5分 |
| 関連ウェブサイト | 男鹿ナビ 雲昌寺のあじさい 雲昌寺 FaceBookページ |
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2025年のあじさい観覧期間中は、県道55号線沿いに一般車用の臨時駐車場が設けられ、北浦うきた商店向かいには事前予約制の団体バス専用駐車場も用意されています。
また、境内付近にはお体が不自由な方などのためのハートフル駐車場が設けられていますが、一般車両は境内の駐車場へ進入できないため、指定された駐車場を利用する必要があります。
境内には階段や段差が多く、車椅子での観覧には介助者の同伴が必要となります。ハートフル駐車場を利用する場合も含め、あらかじめ境内の移動経路を確認しておくとよいでしょう。

















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