毎年3月中旬~4月中旬に見頃を迎える東京都足立区の舎人公園の桜の見どころを紹介します。約63平方メートルの敷地に約1100本のソメイヨシノを中心とした桜の木や、レーガン元大統領夫人が日米友好の証として植樹したレーガン桜が見る事ができる人気の桜名所です。日暮里・舎人ライナー舎人公園駅が目の前にあるので、交通アクセスが非常に良く、春には大勢のお花見客で賑わいます。
記事内の目次
花見情報|東京都 舎人公園の桜
舎人公園の概要
東京都足立区の都立舎人公園は、約63平方メートルの広大な敷地面積を持つ東京都立の総合公園で、東京都道・埼玉県道58号台東川口線(尾久橋通り)を境に東西に分けられていて、西側には陸上競技場やテニスコート、野球場などのスポーツ施設があり、東側には大池や親水広場など、都会のオアシスと思えるような程に自然と親しめるスペースとなっています。
公園の側には日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」がありますので、交通アクセスの良さも人気の一つとなっています。
植樹されている桜の種類と本数
舎人公園の桜は約1100本ものソメイヨシノやレーガン桜が有名です。レーガン桜には日米友好の歴史があり、元々は1912年に荒川五色桜の苗木をアメリカ合衆国ワシントンD.C.ポトマック河畔に送り植樹されました。その後日本では、戦後の荒廃や荒川放水路の建設・環境の悪化などが要因となって荒川五色桜は衰退後、一時消滅してしまった事を受けて、1952年と1982年に荒川の「里帰り桜」としてアメリカから持ち帰り、再び荒川に植樹したそうです。同じ里帰り桜のうちの1本を、ナンシー・レーガン アメリカ合衆国大統領夫人から「日米友好の証」として舎人公園に植樹されたものが「レーガン桜」と呼ばれ、舎人公園サービスセンター近くに植えられています。現在はレーガン桜は樹勢が弱まっているとの事で治療中との事ですが、再び元気な姿で戻ってきて欲しいものですね。
他にも舎人公園の園内には、ソメイヨシノ、カンザン、フゲンソウなどの桜が咲き、見頃となった時期の週末にはシートを敷いた大勢の花見客などで賑わいます。
また、桜が開花している期間中には毎日午後5時30分から午後8時までの時間で、舎人公園東側の駅前エントランスのイルミネーションやお花見広場の夜桜ライトアップも行われ幻想的な景色も楽しむ事ができます。
舎人公園の桜 関連動画
日本の美しい春の風景・東京都 舎人公園の桜
2012年に撮影した舎人公園の桜の映像です。
2012年 舎人公園・千本桜まつり 春の花火
4月の第1週目の土曜日と日曜日には、千本桜まつりが開催されます。
2018年は4月7日(土)~8日(日)を予定していますが、花火大会は諸般の事情により中止しているとの事で、少し寂しいような気もしますが、お祭り自体は開催されるそうです。
舎人公園の桜 日程や交通アクセス情報
所在地 | 関東地方/東京都足立区舎人公園 |
開園日 | 常時開園 |
入園料 | 無料 |
駐車場 24時間営業 96台 |
普通車 1時間まで200円 以後30分毎100円 7時間以上24時間まで1,400円 バス 2時間まで1,000円 以後30分毎500円 7時間以上24時間まで6,000円 |
交通アクセス | 日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」下車 |
マップコード | 3 167 328*42 |
関連ホームページ | 舎人公園(とねりこうえん) |
舎人公園千本桜まつり
開催日 | 2018年4月7日~8日 |
時間 | 10:00~16:00 |
舎人公園 桜ライトアップ
開催日 | 2018年3月24日~4月8日 |
時間 | 17:30~20:00 |
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