長野県長野市に聳える霊山戸隠山のふもとにあり、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる戸隠神社は、天照大神が岩戸にお隠れになったとする「天岩戸開き神話」にゆかりのある神々を祀っています。蕎麦も味わい1日で運気も上昇出来そうなパワースポット、戸隠神社五社巡りをご紹介します。
記事内の目次
日本屈指のパワースポット! 戸隠神社五社巡り
この記事では、戸隠神社の五社についてご紹介しています。
関連記事カードリンクの先で、それぞれの場所をご紹介していますので、観光をする際は是非そちらを参考にしていただければ幸いです。
戸隠神社の五社巡りでオススメのルートは、戸隠そばの名店であるうずら家に記名してから、空いた時間に中社、宝光社、火之御子社の3社を巡るのが良いかと思います。
火之御子社は、駐車場に2台しか駐車できないので、中社を参拝してから車で移動し、宝光社前に駐車をしてから神道を徒歩で進んで火之御子社も参拝するのがオススメです。
ざっくりと朝一での行動パターンとなりますので、うずら家に何時に入店できるかを計算しながら、旅行の計画を何パターンか考えて行動する方が良いとは思いますが、時間帯によっては駐車台数が少ない宝光社を先に巡り、100台は駐車できる中社を後にするのも良いと思います。
上記3社から離れている奥社と九頭龍社は最後の締めとしての参拝と考えて、後回しにしても大丈夫です。
戸隠神社とは?
戸隠神社(とがくしじんじゃ)は、長野県長野市北西部の戸隠山周辺に、宝光社(ほうこうしゃ)・火之御子社(ひのみこしゃ)・中社(ちゅうしゃ)・九頭龍社(くずりゅうしゃ)・奥社(おくしゃ)の五社を配する神社で、建速須佐之男命の乱行に怒った天照大御神が岩戸にお隠れになったとする「天岩戸開き神話」にゆかりのある神々を祀っております。
また、天照大御神が籠っていた天の岩戸を天手力雄命が力まかせに投げ飛ばしたとき、その一部が飛んできて御神体である戸隠山になったという伝説があります。
天岩戸開き神話
神代の昔、空の上に高天原という神々の世界があり、太陽神の天照大御神や須佐之男命、その他多くの神々が暮らしていました。
須佐之男命は、田んぼの畔を壊したり、天照大御神が神に奉げる衣を織っていた機屋の屋根から皮を剥いだ馬を投げ入れたりと乱行を繰り返しました。
それに怒った天照大御神は、天岩戸(あまのいわと)と呼ばれる洞窟にお隠れになると共に、たちまち世の中が暗くなってしまい、食べ物が育たなくなったり、病気になったりと大変な事が起こります。
それに困った八百万の神々が天安河原に集まり、天岩戸の前で様々な事を試してみる事にしました。
まず長鳴鳥(鶏)を鳴かせてみせますが、天岩戸は開きません。
次に、天鈿女命が招霊の木の枝を手に持ち舞をされ其の回りでほかの神々で騒ぎ立てます。
それを不思議に思った天照大御神は、天岩戸を少し開いて外を覗き、「自分が岩戸に篭って闇になっているのに、なぜ、天宇受賣命は楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのか」と問います。
天宇受賣命が「貴方様より貴い神が表れたので、喜んでいるのです」というと、天児屋命と布刀玉命が天照大御神に鏡を差し出しますと、自分の顔だと分からなかった天照大御神はもう少し外を見てみようと扉を開いて身を乗り出します。
その時、思兼神が天照大御神の手を引き、手力男命が力いっぱいに岩の扉を開いて、外に連れ出すことができました。
真っ暗だった世の中もたちまち明るくなり、天岩戸に注連縄を張って、二度と天照大御神が入れないようにしました。
戸隠神社・宝光社
宝光社(ほうこうしゃ)がこの地に鎮座したのは康平元年(1058年)、天暦3年(949年)に奥社の相殿として創建されました。
御祭神は中社の祭神である天八意思兼命の子である天表春命(あめのうわはるのみこと)で、学問や技芸、裁縫、安産や婦女子の守護神として信仰されています。
所在地 | 〒381-4101 長野県長野市戸隠3506 |
時間 | 9時00分~17時00分 |
駐車場 | 無料 20台 |
交通アクセス | 上信越自動車道 信濃町ICから車で31分 |
関連ウェブサイト | 戸隠神社・宝光社 |
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戸隠神社・火之御子社
火之御子社は、承徳二年(1098)頃に創建し、明治17年に再建と修復を終えた舞楽・芸能・結縁・火防にご利益がある神社です。
御祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)で、「天岩戸開き神話」では、天の岩屋に隠れた天照大御神を誘い出すために岩戸の前で踊ったとされる神様です。
他に高皇産霊命(たかむすびのみこと)、その娘である栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)、栲幡千々姫命の夫である天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)を祀り、他の4社が神仏混淆であった時代も火之御子社だけは一貫して神社のままでした。
所在地 | 〒381-4101 長野県長野市戸隠2412 |
時間 | 9時00分~17時00分 |
駐車場 | 無料 3台 |
交通アクセス | 上信越自動車道 信濃町ICから車で28分 |
関連ウェブサイト | 戸隠神社・火之御子社 |
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戸隠神社・中社
戸隠神社・中社は、奥院と宝光社より後の寛治元年(1087)に創建し、時の別当が「三院そろうのが良い」という夢を見たことから創られたと言われております。
また、本殿は昭和17年(1942)に火災に遭い、昭和30年に再建されており、学業成就、商売繁盛、開運、家内安全にご利益があります。
御祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)で、天岩戸開き神話では、天照大御神を岩戸の外に出すための知恵を八百万の神に授け、また岩戸神楽(太々神楽)を創案したとされる知恵の神、学問・受験の神として信仰されております。
所在地 | 〒381-4101 長野県長野市戸隠中社3506 |
時間 | 9時00分~17時00分 |
駐車場 | 無料 西参道大鳥居前20台・中社駐車場100台 / 有料・戸隠観光情報センター |
交通アクセス | 上信越自動車道 信濃町ICから車で25分 |
関連ウェブサイト | 戸隠神社 |
長野県長野市に聳える霊山戸隠山のふもとにあり、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる戸隠神社は、天照大神が岩戸にお隠れになったとする「天岩戸開き神話」にゆかりのある神々を祀っています。そのうちの一社である天八意思兼命を祀る戸隠神社・中社をご紹介します。 戸隠神社五社巡り 中社 戸...
戸隠神社・奥社と九頭龍社
孝元天皇5年(紀元前210年)には創建されていたと伝えられている奥社は、戸隠神社の御本社になります。
「天岩戸開き神話」において天照大御神が隠れた岩戸を、無双の神力をもって開き、外に導き出した天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)を戸隠山の麓に奉斎した事に始まり、開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などにご利益があります。
九頭龍社が鎮座した時期は不明ですが、奥社に天手力雄命が奉斎される以前に地主神として九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)が奉斎されたのが始まりと伝えられています。
古くから水の神や雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神として信仰されています。
所在地 | 〒381-4101 長野県長野市戸隠3690 |
時間 | 24時間 |
駐車場 | 有料 400円~3時間600円 |
交通アクセス | 上信越自動車道 信濃町ICから車で26分 |
関連ウェブサイト | 戸隠神社 |
長野県長野市に聳える霊山戸隠山のふもとにあり、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる戸隠神社は、天照大神が岩戸にお隠れになったとする「天岩戸開き神話」にゆかりのある神々を祀っています。そのうちのニ社である戸隠神社・九頭龍社と奥社をご紹介します。 戸隠神社五社巡り 奥社と九頭龍社 ...
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