みなと塩竈ゆめ博 しおがまさま 神々の月灯りは、志波彦神社・鹽竈神社の境内で2019年10月26日に開催するナイトイベントで、竹ろうそくやLEDライトを灯す幻想的なライトアップと共に日本古来の楽器による演奏も行われます。
今年も開催される事が決まったようなので、撮影した写真や動画と共に昨年の様子を紹介します。
記事内の目次
しおがまさま神々の月灯り イベント内容
東北有数のパワースポットとして知られている志波彦神社・鹽竈神社は、宮城県塩釜市に位置する二社が同一境内に鎮座した神社で、全国にある鹽竈神社の総本社となっています。
春になると国の天然記念物にも指定されている塩竈桜(シオガマザクラ)が咲く桜の名所としても知られ、境内全体では約40品種300本の桜が美しく咲き誇ります。
志波彦神社・鹽竈神社では、塩竈市青年四団体が主催となって境内をライトアップする事業を春と秋の年2回に分けて開催しており、桜の花が咲く4月には「しおがまさま 神々の花あかり」、秋の9月下旬~10月上旬には「しおがまさま 神々の月灯り」が行われます。
今回ご紹介する、秋の「しおがまさま 神々の月灯り」は、塩竈市一帯で行われている「みなと塩竈・ゆめ博」の一環として開催、竹を短く切って中にロウソクの火を灯す「竹ろうそく」やLEDライトなどで境内の参道や拝殿をライトアップします。
鹽竈神社舞殿では古代笛や琵琶などの日本古来からある楽器による演奏も同時に行われ、美しい音色と幻想的な光が競演する幽玄な世界観を楽しむ事ができます。
神社の表参道でもある男坂のライトアップ
鹽竈神社の境内まで登る長い男坂が表参道となっていて、階段の一段ずつに竹ろうそくを設置して訪れる人々を幻想的な光で迎え入れます。 長い階段の手前では「月見」の文字をLEDライトで描いておりましたが、階段の途中ならどこからでもこの文字を眺める事が可能でした。
男坂の名の通りに角度がとても急である上に全部で202段もある長い階段ですので、少々登るのがきつく感じるかもしれませんので、竹ろうそくの美しい光を眺めながらゆっくりと登るのが良いでしょう。
足腰の弱い方は裏坂となっている東参道の方が階段も緩やかですので、そちらを登った方が良いと思います。
表参道のシンボルでもある随身門も美しくライトアップ
鹽竈神社の表参道を登りきると目前に見える随身門(ずいしんもん)も美しくライトアップされており、ここの階段にも竹ろうそくの温かい光が灯ります。 こちらは春になると階段の両側に植えられているシダレザクラがとても美しく咲く人気の撮影スポットにもなっている場所です。
随身門から東神門まで続く竹ロウソク
2018年の開催2日目は生憎の天気となってしまいましたが、雨で濡れた参道に反射して輝く竹ろうそくの光がとても幻想的でした。 屋外イベントは天候に左右されやすいものですが、雨の日にしか見れない景色を楽しめるのも屋外ならではです。
イベント期間中は拝殿もライトアップ
鹽竈神社と志波彦神社の拝殿もLED照明によって美しくライトアップされます。こちらも雨で濡れた路面に拝殿が映り込む姿がとても幻想的でした。
しおがまさま 神々の月灯り 2017年の動画
2017年 しおがまさま 神々の月灯り
2017年10月7日~8日に志波彦神社・鹽竈神社で行われた「しおがまさま 神々の月灯り」の4K映像です。
今年は写真のみを撮影していたので、昨年撮影した動画を公開させていただきます。
撮影機材:Sony α7S+ATOMOS NINJA FLAME
使用レンズ:SAL1635Z(f2.8 16mm-35mm)+LA-EA4
三軸ジンバル:Feiyutech α2000
交通アクセスや日程情報
所在地 | 東北地方/宮城県塩釜市一森山1-1 |
開催日時 | 2019年10月12日(土)・13日(日)18:00~20:30 台風の影響で中止となりましたが、10月26日に実施予定です。 |
駐車場 | 無料 |
交通アクセス | JR 仙石線 本塩釜駅から徒歩15分 |
撮影 | 撮影可 三脚や一脚等の撮影補助器具の使用可 来場者や歩行者に配慮して使用するように心がけて下さい。 |
関連ウェブサイト | 志波彦神社・鹽竈神社 |
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