青森県十和田市の自然の風景、奥入瀬渓流です。日本一の渓流美とも呼ばれる奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園に属する奥入瀬川の十和田湖 子ノ口から焼山までの約14kmの区間に位置する観光名所で、新緑や紅葉が美しい季節には全国から大勢の観光客が訪れる自然散策スポットになっています。
記事内の目次
日本一の渓流美 奥入瀬渓流の美しい風景
奥入瀬渓流とは?
青森県十和田市の十和田湖 子ノ口(ねのくち)から焼山までの14キロメートル区間に位置する奥入瀬渓流(おいらせ けいりゅう)は、十和田湖八幡平公園に属する国指定の特別名勝・天然記念物に指定された川で、総延長67kmもある奥入瀬川の一部区間に位置します。
奥入瀬渓流沿いには高低差が少なくとても歩きやすい遊歩道が整備されていて、奥入瀬川の水源となっている十和田湖と共に全国から沢山の観光客が訪れる人気の観光名所にもなっています。
とても美しい景色を楽しめる奥入瀬渓流ですが、さすがに徒歩で全ての区間を見るのは無理があるようにも思えるような距離でしたので、撮影した写真も一部の区間のみとなっている事はご了承下さい。
川沿いに続く遊歩道の一部には清らかに流れる奥入瀬渓流の景色を真上から眺めながら散策できる木製の橋が架けられていますが、手すりなど体を支えられるようなものは設置されていませんので、転落しないように注意しながら渡る必要があります。
ツアー客など大勢の観光客が訪れている時などは特に注意した方が良いかもしれません・・。
奥入瀬渓流 最大の滝 銚子大滝
奥入瀬川には横幅15メートル、落差が7メートルもある銚子大滝があり、水量の多い6月頃は大きく水しぶきを上げながらダイナミックに流れる姿がとても美しい奥入瀬渓流最大の滝です。
銚子大滝は別名魚止めの滝とも呼ばれ、この滝がある事で魚が一切遡上できず、十和田湖にヒメマス等の魚を放流するまでは、十和田湖には魚が生息していなかったそうです。
渓流沿いには大小14の滝 その中から九段の滝
奥入瀬渓流には大小14個の滝がありますが、上の写真はその中の一つである九段の滝です。
撮影当日は水量が少なかった事もあって本来の姿より細い水流となっていましたが、普段は横に広がるように水が流れているとの事で、段差のある約15mの岩肌を滑り落ちるように水が流れている事から名付けられた滝なのだそうです。
奥入瀬渓流の美しい絶景
日本一の渓流美とも呼ばれる奥入瀬渓流の穏やかな水流と共に、自然豊かな風景がひと時の癒しの時間を与えてくれているような気がします。
初夏に見られる新緑も美しいですが、秋にはカツラ、ブナ、トチ、イタヤカエデ、ハウチワカエデ等の木々が黄金色に色づく紅葉もとても美しく、四季折々違った絶景が楽しめます。
この美しさは、言葉や写真では伝わりきらないと思いますので、是非現地に足を運んで実際に見て頂ければわかるかもしれません。
奥入瀬渓流 関連動画
Youtube動画:日本の美しい初夏の風景 新緑の奥入瀬渓流
Sony α7Sのピクチャープロファイル S-Log2/S-gamutを使用し撮影。新緑が主張しすぎないように低彩度・低コントラストな映像に仕上げています。
奥入瀬渓流 所在地や交通アクセス情報
所在地 | 東北地方/青森県十和田市奥瀬 |
観賞時間 | 24時間 |
駐車場 | 休屋北駐車場・休屋南駐車場(合計640台) 十和田湖温泉スキー場1・十和田湖温泉スキー場2(合計250台) 有料シャトルバスの運行あり(マイカー交通規制期間) |
交通アクセス | 東北自動車道 小坂ICから車で40分 東北自動車道 黒石ICから車で70分 |
マップコード | 612 610 859*07 |
関連ウェブサイト | 十和田湖国立公園協会 |
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