秋田県男鹿市の男鹿半島北端にある入道崎と入道埼灯台の見どころを紹介します。
男鹿半島は、なまはげがとても有名な観光名所として知られていますが、青々とした芝生の上から日本海を一望できる入道崎の風景がとても綺麗な事でも有名なのです。
記事内の目次
全国わずか16基の登れる灯台 入道埼灯台
秋田県男鹿市の入道崎にある入道埼灯台は、全国3000基を超える灯台の中でもわずか16基しかない登れる灯台なのだそうです。
明治31年に初点灯してから5つの時代を跨いだ入道埼灯台ですが、北緯40度線の入道崎先端から日本海に向けて53万カンデラの光を放つ今も現役の灯台として活躍しており、この地域近海を航行している船舶の安全を陸上から見守っています。
53万カンデラという数値ではイマイチわかりにくいかもしれませんが、自動車のヘッドライトで約2万5000~4万カンデラと言われているので、入道埼灯台およそ13倍以上の明るさで光を放ち、その光の到達距離は37kmに達します。
入道埼灯台から眺める景色
夏に訪れてみると27メートルの高さがある灯台の上から眺める入道崎の緑色と、青々とした日本海の景色、そして青空がとても美しいのです。
入道﨑は男鹿国定公園の一角にあり、一見すると平坦なように見える海岸線は日本海の荒々しい波によって削り取られております。近くに行かないと気付かないかもしれませんが落差が30メートルもある断崖絶壁の海岸線となっていますので、海に向かってダッシュすると転げ落ちてしまうかも? 特に子供を連れて旅行中の人は子供の動きに注意をする必要があるかもしれません。
入道崎に立ち並ぶ店舗
男鹿半島を代表する景勝地である入道崎の広大な無料駐車場周辺には、お土産売り場や飲食店が8件ほど並んでおりますので、絶景を楽しんだ後は男鹿名物の海鮮料理や石焼料理などここでしか味わう事のできない絶品グルメも楽しむ事ができます!
世界各国を通る北緯40度線のモニュメント
灯台から降りると広大な芝生の中には北緯40度線のモニュメントがありますが、北緯40度線は赤道上から北に40度の角度を通る緯線で、スペインのバレンシア州やアメリカのカリフォルニア州、中国の首都である北京などを通り、日本の太平洋側では岩手県の普代村にも北緯40度線のシンボル塔があります。
このモニュメントが日時計にもなっている事に気づかなかったのですが、写真を撮影した時間と日時計の時間がピッタリ合っていました。
お土産売り場前のなまはげ像
男鹿半島には巨大ななまはげ立像がありますが、入道崎にあるのは人間サイズのなまはげ像、それよりも小型のミニなまはげも一緒にいます。
妙にリアルと言うか、生々しいと言うか・・・男鹿のなまはげって返り血とか付いてましたっけ?
他にも入道崎には、船底から海底の様子を覗ける男鹿遊覧海底透視船も楽しめるので、男鹿半島に訪れた時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
入道崎の関連動画
秋田県男鹿半島 入道崎の風景 日本の夕陽百選 Oga Nyudouzaki in Akita Japan
2012年に撮影した男鹿半島の景色と、日本海に沈む夕陽の様子です。入道崎は日本の夕陽百選にも選ばれ、日本海に沈むとても美しい夕日が見る事ができます。
男鹿入道崎の所在地や交通アクセス情報
所在地 | 東北地方|〒010-0675 秋田県男鹿市北浦入道崎昆布浦 |
期間 | 通年 入道埼灯台:4月中旬から11月上旬まで |
時間 | 24時間 入道埼灯台:9:00~16:00 |
料金 | 無料 入道埼灯台:大人200円 |
駐車場 | 無料 |
交通アクセス | 秋田自動車道 昭和男鹿ICからなまはげライン経由、車で42分 |
マップコード | 873 609 287*54 |
関連ウェブサイト | 男鹿ナビ |
最新の情報は公式ホームページ等をご参照ください。
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