大阪府吹田市の万博記念公園内にある複合商業施設EXPOCITYで2015年11月にオープンしたテーマパーク「NIFREL」です。海遊館プロデュースによる水族館×動物園×美術館が融合したテーマパークで、8つのゾーンで人が感じる感性に触れる事ができます。
記事内の目次
NIFRELの概要
NIFREL(ニフレル)は大阪府吹田市の万博記念公園内にあるエキスポランド跡地を再開発した複合商業施設「EXPOCITY」の観光名所として2015年11月付けでオープンしたテーマパークです。
NIFRELは、大阪府大阪市港区にある世界最大級の水族館として知られる海遊館がプロデュースして、「感性にふれる」をコンセプトにした「生きているミュージアム」の呼び名の元で、水族館に動物園や美術館を融合した施設として運営されています。
ロゴマークは、進化する生物とEXPOCITYのゲートとしての役割をイメージして、頭文字のnを図案化したものを使用しているみたいですね。
水族館の魅力と言えば、地域によって生息する水生生物が違うので、地元の水族館では見慣れた魚でも、他の地域にある水族館に行けば展示しているものも違う所ではないでしょうか?
私自身も東北地方から関東地方までの水族館にしか行った事が無いので、NIFRELで展示している水生生物のほとんどが関西・近畿地方でしか見れないようなものばかりでしたし、動物園や美術館を融合してしまった水族館は人生初経験となります。
感性にふれる8つのゾーン
「いろ」にふれる
カクレクマノミ、ルリスズメダイ、モンガラカワハギ、ハタタテハゼ、バイカラードッティバック、シロボシアカモエビなどの色鮮やかな魚を展示しています。
アケボノハゼはハタタテハゼとよく似たクロユリハゼ科の魚ですが、平成の天皇陛下と共にハゼ類のご研究を長年にわたって行ってきた皇后陛下美智子様が命名を提案したそうです。
「わざ」にふれる
メガネモチノウオ、テッポウウオ、オオテンジクザメ、コバンザメ、トラフザメ、カラスエイ、オジサン、ヨツメウオ、ゴンズイ、アメリカカブトガニ、ヒオウギガイ、モンハナシャコ、マダコ、キンチャクガニ、メガネカラッパなどを展示して、他の種類ではやらないような特殊な技を使う魚たちを展示しています。
目を出して動く姿が可愛いヨツメウオですが、2つの目の中に水中用と水面上用を区切る仕切りがあるため、目が4つあるように見える事から名づけられているそうです。
「すがた」にふれる
チンアナゴ、ネッタイミノカサゴ、ボロカサゴ、ハリセンボン、コンゴウフグ、マツカサウオ、ヘコアユ、ヒゲハギ、ダイオウグソクムシ、オウムガイ、ゾウリエビ、ウチワエビなどを展示しています。
通常は砂の中に潜るチンアナゴですが、ここでは砂の代わりに透明な玉のようなもので飼育しているので、潜っている姿までも可視化しています。
「みずべ」にふれる
イリエワニ、ミニカバ、ホワイトタイガー、ピラルクーなどを展示しています。
水生生物以外も展示しているので、動物が好きな人でも楽しめますね。ここでは、ホワイトタイガーが目線より上の高さで歩く姿も楽しめます!
「かくれる」にふれる
エボシカメレオン、ハナカマキリ、フトアゴヒゲトカゲなどを展示しているコーナーです。
写真を撮影したのは2016年なので、今と当時では変わっているかもしれませんが、自分の姿を背景そっくりにして姿を隠す生物を展示しています。
「うごき」にふれる
ワオキツネザル、カピバラ、ビーバー、コツメカワウソ、オニオオハシ、ケープペンギン、アナホリフクロウ、オウギバト、モモイロペリカン、シロムネオオハシ、シャローエボシドリ、アカガシラエボシドリ、ケヅメリクガメなどを展示しています。
WONDER MOMENTS
アーティスト・松尾高弘さんによる宇宙から星を眺めたような神秘的な空間を演出しているコーナーです。
大人から子供までとても人気のあるコーナーでしたね!
あと、もう一つ「つながり」にふれるというコーナーがあるようです。 壁と床の二面スクリーンで立体的な映像が楽しめるコーナーらしいのですが、見落としたのか当時は無かったのか気になる所ではありますね。
ここへ行ったのは3年も前の話なので、今は変わっているかもしれませんが、内装もすごくお洒落なデザインをしててすごく楽しめました。
また機会があれば観光ついでに行ってみたいものです。
NIFRELのアクセス・料金・開園時間情報
住所 | 近畿地方/〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園2−1 |
時間 | 10:00~20:00(年中無休) |
料金 | 大人 2,000円 小人1,000円 幼児600円 障がい者手帳の提示で本人と介護者1名が半額 |
駐車場 | 入館でEXPOCITY駐車場 2時間無料(平日・土曜は4時間まで無料) |
交通アクセス | 名神高速道路・近畿自動車道の吹田IC・中国自動車道の中国吹田ICからすぐ 大阪モノレール「万博記念公園」駅からすぐ |
撮影 | 撮影可 三脚や一脚等の撮影補助器具は使用不可 ストロボやライト等の使用は禁止 |
マップコード | 1 799 282*72 |
関連ウェブサイト | 生きているミュージアム ニフレル |
この記事へのコメントはありません。