日本三大花火 2023年 長岡まつり大花火大会の開催決定！プログラムの発表も！ | 新潟県長岡市

2023年8月2日と3日に日本三大花火大会の一つ、長岡まつり大花火大会が開催されます。既に会場内有料観覧席は売り切れて、公式チケット販売のリセールに出てくるのを待つのみとなっていますが、昨年までの観覧分の情報と今年のプログラムと併せてご紹介いたします。

2023年 長岡まつり大花火大会
開催場所：新潟県長岡市 信濃川河川敷
開催日程：2023年8月2日～3日
開催時間：各日 19:20～21:30
公式ウェブサイト：長岡花火・Twitter・Facebook・Instagram

1945年8月1日(昭和20年)に発生した長岡空襲では、アメリカ軍によって焼夷弾(しょういだん)が大量投下され、市街地を中心に約8割が焼け野原となり罹災戸数は11,986にも達し、当時の長岡市長を含む約1,488名の尊い命が失われました。
その惨状から立ち上がろうと長岡市民が手を取り合い、翌年の1946年8月1日から始められたのが現在の「長岡まつり」の前身である「長岡復興祭」であると言われておりますが、花火大会自体の歴史はもっと古く、明治時代の1879年9月14日と15日(明治12年)の2日間で開催した、千手町八幡神社のお祭りに長岡遊郭の関係者がお金を出し合って四寸、五寸、七寸の花火を350発上げたのが始まりであるとも言われています。

現在の「長岡まつり大花火大会」は毎年8月2日と3日共に19:20から21:20まで行われ、2日間の打ち上げ数は約20,000発、来場する観覧客数は約100万人を超える人出となっています。
また、山の片貝・海の柏崎・川の長岡と呼ばれる「越後三大花火」のひとつとされ、土浦と大曲の全国花火競技大会と共に長岡まつり大花火大会は、日本三大花火大会の一つにも数えられています。

会場内は長岡市内を流れる信濃川を挟んで右岸と左岸に分けられており、その全ての観覧席は自由席を含む全面有料制の観覧席となっておりますが、2023年開催分の観覧券は既に完売し、7月14日17時までの期限となっている公式再販売でのリセールを残すのみです。

2017年 長岡まつり大花火大会 2日間の総集編 右岸有料観覧席
映像は右岸ベンチ席で撮影いたしました。長岡花火はスマホ・三脚での撮影共に頭を超えない高さであれば、基本的に撮影は可能です。
例年は右岸から左岸方向に風が吹く方が多く、また下流に向かって信濃川が若干カーブしている事から復興祈願花火フェニックスもワイド感を感じられるため、観覧するのであれば右岸の方が見やすい環境となる確率は高めです。
ただし、席の場所はある程度指定されていても、どこに割り当てられるかは、チケットが届くまでのお楽しみとなりますが、全プログラムを通して外れ席というものは経験上ありません。

4K UHD | 2022年8月2日 長岡まつり大花火大会 全プログラム 左岸有料自由席
左岸有料自由席は元々無料の観覧場所でしたが、コロナ禍明けと同時に有料の自由席となった観覧場所です。
有料の指定席と違って無造作にシートを敷かれる事が多く、花火打ち上げ開始2時間前を過ぎたあたりから、身動きが取りにくくなる事が多い席です。
右岸と比較すると風向きの影響と煙で花火が見にくくなる確率が少々高めな方向となってしまいますが、逆風が吹いて左岸が神席となるような事も時々起こりますので、当日の気象条件次第と言った所でしょう。
川の形状の都合でフェニックスの下流側の花火玉が若干重なってしまうのと、三尺玉が観覧場所左後方から上がってしまう事はありますが、それ以外のプログラムは右岸よりも近く感じられて、特に左岸河川敷のマス席やイス席からは、とても迫力のある花火が楽しめます。

2023年開催分のプログラムが発表になったので、こちらに2日分のプログラムを掲載しておきます。

2023年8月2日のプログラム

2023年8月3日のプログラム

駐車場は観覧覧チケットをお持ちの方のみが予約できる事前予約制となっておりますが、その一部は残念ながら転売ヤーが権利を握っている状態となっておりますので、何かしらの混乱はあるのではないかと考えられます。
転売ヤーから購入したチケットについては駐車場を予約する権利がついてきませんので、車で来場する予定の方はご注意下さい。
リセールチケットの期限も近づいておりますので、チケットの入手と併せて駐車場の確保についても考えておきましょう。